勉強がしたくてたまらなくなる本

著者 :
  • 講談社
3.55
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本棚登録 : 301
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062188067

作品紹介・あらすじ

どんな愚図の人でも、無理なく勉強が継続できる! 2万人を指導した元超人気予備校講師による大人のためのモチベーションアップ法。

感想・レビュー・書評

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  • ☆3.5

    『自分を「愚図」だと認める。「愚図」は一生直らない』というスタンスで書かれていて、なるほど勉強する「仕掛け」づくりが大切なんだなと気付かされました。

    ○勉強したくなる環境づくり(物を捨てシンプルに)
    ○勉強道具にこだわる(鉛筆はオススメ)
    ○勉強合宿
    ◎今まであった習慣と入れたい習慣を交換する
    (今までの習慣の何かを捨てないと新しい習慣を取り入れられない)
    ○本当に必要な勉強か見極める
    ◎帰宅したらそのまま勉強道具を出し30秒机に向かう
    ◎具体的な目標、すぐに動けるような具体的な計画を立てる
    ○(大原則)勉強した分だけ伸びる
    →努力の成果は一定ラインを超えるとある日急にスッと現れる
    ○今やっている勉強とリンクするご褒美を設定する(無関係なものは逆効果)
    ◎「〜しなきゃ」と捉えた瞬間すぐに「〜したい」に転換する
    ◎残された期間、人生の視覚化。48年カレンダー。

    ◎は特に気になったポイント。

    2014.9

  • もう初っ端から「ダメな大人用」「愚図のための本」とネガティバーの心をくすぐる。「まず鉛筆を30分持て」はなるほどなあ、と思った。思った、が、今感想を打ち込みながら「絵描きはそのまま絵を描く方向に走ってしまうのでは……」と気づいてしまったので、やっぱり最低限の意志の強さは前提条件だった。とはいえ挫折ではなく充電だ、サボってしまったらもう一日サボれ! などというさりげない前向き思考は参考になります。

  • 元予備校人気講師の廣政愁一氏が勉強量をこなすための「やる気」と「継続力」を身につけ楽しく続けられる方法をやさしく教えてくれています。

    私も30才を過ぎてから難関資格と呼ばれる資格試験に挑戦し、大変苦労した思い出があります。

    学生であれば自由に使える十分すぎるほどの時間がありので学習時間の確保に悩むことはありません。

    ですけど、社会人ならそうはいきませんよね。ましてや結婚している、子供もいるとなれば時間の使い方を相当工夫していかないと勉強どころではなくなってしまいます。

    ですから、どこかで無理をしないと勉強時間はつくれません。

    “今の習慣を捨てなければ、新しい習慣は絶対に入らない”

    人間というものは怖いもので、毎日の習慣の中に新しいものを入れようとすると、必ず習慣の方が勝ってしまうのです。

    ですので、足し算の発想ではなく習慣の中でどれを捨てるか選別してから、そこに勉強を入れるのが良いようです。

    http://businessbook-no-susume.com/

  • 勉強のモチベーションアップのために読みました。
    参考になることが多く、1つ1つやっていきたいと思いました。

    1.勉強する前に物を捨て、お気に入りの文房具を揃える
    2.ホテルやカフェなどで「一人合宿」をする
    3.既にある習慣を捨てて勉強をねじ込む
    4.「勉強する」ではなく「鉛筆を30秒握る」と考えて、とにかく机に向かってみる
    5.理想の計画の半分にする
    6.「勉強した分だけ伸びる」「成果はある日急に出る」と信じる
    7.止まってしまったら「充電中」だと考える
    8.「〜しなきゃ」を「〜したい」に転換する
    9.自分の一番強い欲求を知り、モチベーションアップに繋げる(私の場合、「楽しみ」でした)
    10.残り時間を意識する

  • グズは治らないが、グズでもできる仕掛けづくりをすれば勉強するようになるという。

    印象に残ったのは、

    脳が快と感じる環境作り
    シンプルな文房具類、
    旅勉、プチ合宿
    理想の計画の半分をする
    1日サボったらあえて次の日もサボる
    (3日目から再スタート)
    自分へのご褒美は、勉強と関連づけたものにする。

    勉強をしたくてたまらなくなるテクニックというより、
    本文にあるように勉強をしなくてはならないという考え方ではなく、勉強をしたい!という発想の転換を促すタイトルだと理解した。

  • 一章の環境の話は納得感がなく、ニ章の習慣化はよく言われる内容で、三章の計画も参考にならなかったが、四章の考え方は使えるかもしれない。マストの考え方は他書でもあるがノットの考え方は新鮮だ。どちも日常に取り入れて前向きな人生としていきたい。

  • 計画を立てる際、いつも3日坊主になってしまっていたので計画はその半分くらいにする。
    勉強したことは無駄にはならないが勉強の仕方を間違えると成果がなかなか出ない
    鉛筆で勉強試してみようと思った
    受験カレンダーは教員になったら使ってみたい

  • 寿命が極端に延びて、時代が急加速するなかで一番大切なことは、いつまでも「若い」ことです。資産価値としての「勉強の意欲=勉強し続ける力」はどの年齢においても、どんな時代においても目減りすることはないのです。

  • honto父

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著者プロフィール

ひろまさ・しゅういち
元予備校講師(東進ハイスクール・河合塾)。担当科目は英語。その後、放課後の高校校舎を借り、そこの生徒に勉強を教えるという教育ビジネス(学校内予備校)を立ち上げ、そのパイオニアとなったベンチャー企業(RGBサリヴァン)を全国に展開。同時に、教師育成事業、家庭教師派遣、予備校講師派遣、幼児教育を行う株式会社スキップも経営。40代半ばに上記の2つの会社を後進に事業継承し、現在は株式会社AAA(トリプルエー)の代表として、「2025年の教育を作るプロジェクト」を立ち上げて活動。著書に『勉強がしたくてたまらなくなる本』(講談社)ほか。

「2015年 『進撃の英語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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