- Amazon.co.jp ・本 (666ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062188692
感想・レビュー・書評
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最初、登場人物紹介を見て彼らが出ていないことにショックを受けた 笑
前作『図書館の魔女』から続けて読んだので、キリヒトやマツリカ、衛兵たちに愛着が湧いてたので。
けど、そんなことすぐ忘れて今回の登場人物たちに惹かれて、物語にのめり込んでしまった。
本当に登場人物たちが魅力的なんだよねー。
感情移入してドキドキして泣いたり、笑ったりしながら読んだ。
私も剛力に担いで貰いたいなぁって思ったり(♡︎´艸`)
そして、今作も伏線が回収されていくのが気持ち良かった〜✨
ネタバレになるのが嫌だからあんまり書かないけど、前作に引き続き出てる人もいて、そこがたまらんっ!
今後も続いていく終わり方だったので、今から続きが楽しみすぎるな〜!
早く続きが読みたいー! -
タイトルに図書館とあると つい手にとってしまった
そして 高田大介 ファンになりました
発想が ちょっと違う感じ 意外な印象から 引き込まれた 話は少し長いのに 飽きさせない裏切らない 緻密に組み立てられている
物語は 続きそうなんですけど 次が 出てないですね -
図書館の魔女シリーズの第2弾。前作は3つの国をまたぐ物語だったのに対して今作は一つの地域の物語。だいぶ範囲が狭まったけれど、面白さは変わらず。登場人物達も大幅に変わるので寂しいなと思いながら読んでいたのですが今作もなかなか魅力的な人ばかりだし、前作の登場人物達もちらほら。相変わらず私には難しい言葉が沢山出てくるのですが、内容はちゃんと分かりました。
次作たのしみだな〜いつ出るのかな〜♪ -
前作、マツリカ等により政変が急変した二ザマ国内でのお話。
都落ちした姫君を無事に逃がそうとする近衛兵たち、雇われ手を貸す山に生きる剛力たち、逃す手はずを整えているはずの厨の連中、港街の溝に暮らす鼠たち、街で出会った謎の隻腕の男・・・多くの登場人物がそれぞれの思惑に従って物語をすすめていく。
とってもおもしろかった。
前作同様、最初は登場人物が多くておぼえるのが大変だったけれど、中盤からはひとりひとりの個性が際立ってきて、それぞれに魅力を感じる。高い塔のマツリカ主体の前作に比べて、言語学論議などは少なく、最初から緊迫した冒険ファンタジーという感じ。最初は全体像がまるでつかめず、なにが起こっているのかよくわからないけれど、カロイ登場あたりからまた急速に物語はころがっていく。
前作が大好きだった身としては、隻腕の男の登場やマツリカや一ノ谷の存在を示唆するような描写が増えてくるにつれて、わくわくが止まらなくなってくる。それまでも「言葉」はもちろん大事なのだが、マツリカが登場するとやはり「言葉」が大きな意味を持ってきて、この物語の醍醐味がきたとうれしくなる。「言葉」に重きを置いている点では前作の方がおもしろいけど、こちらでは緊迫感が増え、続編としてもとてもおもしろいと思う。キリヒトやキリンが出てこないのがさみしいけど、さらなる続編が楽しみ。 -
やはり序章は気持ちが入り込むまでに時間がかかる展開で、なかなか読み進めなかったです。登場人物も馴染みがなかったので、少々退屈でした。
ですが、中盤からは一気読みでした。
カロイの正体は「賢い」と「あの方」で前作に繋がり、そこからグッと興味も湧きました。
今回、キリヒトが登場しなかったのは残念でしたが、弱い者、裏切られた者が手を組んで義を貫く、仲間を助けるという今作も、面白かったです。特に、マツリカとワカンのやりとりは笑ってしまいました。いいコンビかもしれません。
あぁ、この次の物語が読みたいです!