掟上今日子の備忘録

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192026

感想・レビュー・書評

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  • 有名なので、年末年始の読書用に借りました。それなりに面白かったので、他著者の新作も挟みつつ、のんびりこのシリーズを読んで行こうと思います。

  • 読みやすいラノベ。
    寝たら記憶がリセットされる設定は、ラノベということで分かりやすい。
    それぞれの話の結末がわかっている状態で、ストーリーを思い返してみると、そこまで凝った内容では無いなと思う。結末というかストーリーのオチを考えられる作者はすごいと思う。
    話も読みやすく、登場人物のキャラも良いので普段読書しない人も読みやすいと思う。
    ただ自分はもっとコッテリした内容の作品を読みたかったので、評価は低めの二つ星。

  • 面白いけどまだちょっと分からんので次も読んでみる

  • 忘却探偵。
    抜群の推理力を持ちながら、
    一度眠ればその日すべての記憶がなくなってしまう謎多き探偵。
    特殊スキルをもった掟上探偵と、あらゆる厄を引き寄せる隠館氏の事件簿。
    西尾維新らしい特殊設定で書き連ねられる短編連作。

    1冊で一話完結の物語が全5話。
    短い文書のなかで手がかりを見つけ事件を解決しなければならない故の軽快さは、
    そのまま読みやすさへ繋がっている。

    言葉遊びとキャラクター造作の名手である西尾維新氏。
    その過去作に違わず、
    年齢不詳、経歴不明な掟上今日子がどこか怪しくも独特な魅力に満ちている。
    眠れば一日の記憶が無くなるということは、
    何をしても進歩がなく、進めず、いつまでも停滞したままということ。
    そして、忘却探偵として与えられる日数は常に一日のみ。
    そんな不利で不幸な制約を背負った彼女は、その設定によらず相当に前向き。
    そこが、彼女に感じる最大の魅力なのかもしれない。

    彼女と隠館氏の行く末が気になり、次の物語へと進みたくなる。

  • 図書館で書籍版を借りる。読みやすい。空き時間でどんどん読んでしまう。

    眠ると記憶がリセットする、パソコンみたいな探偵の話。
    説明してくれる人、隠館厄介(かくしだてやくすけ)。なぜかわからないけど名前が非常に覚えにくい。

    この初刊の備忘録で、探偵の長所短所すべて入れてきた感がある。続きがあるのが不思議なくらい。
    2014年の本ではあるが、まだ古くない。
    西尾維新は外さない。

  • 物語が依頼人目線で進むので少し読みにくいところはありました。それでも、続きが読みたくなる本でした。

  • 今日子さんの魅力にぞっこん!

    いつかの「今日の今日子さん」
    忘却探偵だけに、設定がややこしくもありシンプルでもある。

    「記憶」にまつわるセリフが、度々、心にささる!

    とにかく、今日子さんのファションセンス、テキパキさとお茶目さ、がめつさ!?が好き!

  • ドラマの登場人物で、しっかり読み進めることができました。無難に面白い。機会があれば次作も読みます。

  • 1話
    更科研究所から機密情報が入ったSDカードがなくなった。
    犯人は誰か?
    トラブル巻き込まれメーカーの隠館厄介が犯人と目されてしまうが、寝ると記憶を無くす掟上今日子という探偵に真相追求を依頼する。

    2話
    冷蔵庫に保存していた100万が盗まれた、その100万を取り返したい、1億払ってでも。それはなぜか?

    3話
    著名なミステリ作家が新作を書き上げたが、毎回謎解きをして原稿を渡す。そこに掟上今日子が乗り込む。
    しかしその作家は前日に亡くなっていた。内緒にしていたのだが、バレてしまう。

    4話
    亡くなった作家の死因を探るべく、100冊ほどの著作を寝ずに読み続ける。4徹目にて、、、ついに倒れてしまう。

    5話
    作家の死因をついに解明。
    厄介は今日子が倒れている間に、そこにいたという形跡をなくし、依頼自体をないものにしたかに思えたが、倒れて記憶がなくなったはずの今日子が出版社に現れた。
    そして見事に死因を特定してしまう。
    厄介の行いも許す。記憶はなくなっても雰囲気は受け継がれるのか。

    毎日今日子の人格も少しずつ違うのか?
    設定はありえないとは思いつつも楽しめた

  • 分かりやすくて読みやすかった。
    会話の部分だけ古臭いのが気になった。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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