メンタルが強い人がやめた13の習慣

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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192088

作品紹介・あらすじ

全米で話題のセルフヘルプ決定版、邦訳!

あなたの一番悪い習慣が、あなたの価値を決めている。
メンタルが強くなれば、最高の自分でいられる。
主婦から兵士、教師からCEОまで役立つ、新しい心の鍛え方。

01「自分を哀れむ習慣」をやめる
02「自分の力を手放す習慣」をやめる
03「現状維持の習慣」をやめる
04「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
05「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
06「リスクを撮らない習慣」をやめる
07「過去を引きずる習慣」をやめる
08「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
09「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
10「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
11「孤独を恐れる習慣」をやめる
12「自分は特別だと思う習慣」をやめる
13「すぐに結果を求める習慣」をやめる

***

この本は、著者のメンタルが極限まで弱った時に誕生した。
23歳で母をくも膜下出血のために亡くし、26歳のときに夫が心臓発作で突然逝ってしまうという不幸に見舞われたエイミー。
愛する人を失って泣き、怒り、仕事を休んでひきこもり、心に決めた。
泣きながら残りの人生を過ごすなんて、まっぴらだと。
だからこそ、打ちのめされそうな自分を支えるために、いつのまにか染みついた13の習慣をやめることを。
名もなきセラピストが綴ったブログ「メンタルの強い人がしない13のこと」は投稿5日後にウェブ版Forbesに転載され、その2日後には1日100万以上に読まれる人気記事に。書籍化が決定した。

***

人は誰でも、13の習慣をやめることで、メンタルを強くできる。
メンタルが強い人は、それが最悪の状況だろうと人生最大の危機だろうと、なんとかうまくやる方法を知っているタフな人たちだ。
誰もがもっている13の思考習慣をやめれば、折れずにしなるレジリエンスな生き方ができる。
複雑なあれこれに振り回されていようが、とんでもなく不安だろうが、自信がまるでなかろうが、トラウマを抱えていようが、大丈夫!

感想・レビュー・書評

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  • 自分の力を手放す習慣をやめることの大切さ。

    自分の人生の舵取りを自分でする。

    自分の感情を自分で管理する。

    これに尽きる

  • 努力に水を差す事柄をほったらかしにしている。

    自己憐憫をやめる=別の視点でみる(コップの中の水)、他の人だったらどうアドバイスするか考える、感謝日記(毎日感謝する事柄を書く)をつける

    何をし、何を考え、何を感じるのか、すべては自分で選べる。他人に左右されない。他人に決めさせない。

    今の不満より未来への不安、が大きい=現状維持をやめる。

    LOC(ローカス・オブ・コントロール)=統制の所在。
    自分の内外にうまく配置する。自分で支配できるものと、なるようにしかならない事柄を分ける。すべてをコントロールしようとしない。自分で何とかできる、ことだけで悩む。人を支配するのではなく影響を及ぼすことだけが自分でできること。

    みんなを喜ばせていると人間関係がだめになる。
    一番大事なこと5つのリスト=自分の価値観を知る。

    過ちから学ぶ=メイシーズ百貨店のように。

    自制心は訓練で鍛えられる。
    子供がマシュマロを我慢する実験。ダイエットを台無しにする食欲が出たら、自制心を鍛える訓練だと考える。
    夕食後の散歩。ラジオ体操。縄跳びなど。

    嫉妬しない習慣=自分が求めているものをはっきりさせる=他人の持ち物に嫉妬しない。自分の進歩だけに目を向ける。人の成功を祝福する=自分の成功の糧にする=いつかは自分も成功する(求めているものを手に入れる)ことを確信する。成功への道は短距離走ではなくマラソン。失敗は学習するプロセス。

    望み通りの人生を歩むための一歩はどんな未来を望むのか明らかにすること。
    日記をつけて、ストレスに免疫をつける。

    すぐに結果を求める習慣をやめる=近道をしようとしない。将来に備える。
    喜びを先送りする訓練をする=マシュマロを我慢する。


    自分を哀れまない=別のことを考える。
    大切な人がこの問題を抱えていたらなんとアドバイスする?
    この状況を別の視点で見るとどうなる?
    感謝日記をつける。
    被害者ぶらない。
    現状維持は人生が好転しない。
    先延ばしにすればするほど難しくなる。
    どうにもならないことで悩まない=自分で何とかできることで悩む。
    みんなにいい顔をしようとしない=周りの囚人にならない。本当に喜ばせたい人は誰?
    リスクを取る=強くなれる。
    過去を受け入れて前に進む=今後に目を向ける。
    自分が辛い時こそ妬まない。
    失敗は成功というプロセスの一部。失敗を避けることは成功も避けること。
    孤独を恐れない。日記をつけて自分を理解する時間をつくる。
    時間をかける=じっくり待つことを覚える。

  • 親としての自分の日々の行動を少し見直したくなる一冊
    図書館の返却期限前日にざっと読みしようと思ったら、詳しい内容が気になって途中からできませんでした。気づきの多い本。本書はセラピストである著者の業務や里親としての実体験から親を悩ます行動をしてしまう子は、根本のところは親の問題行動や考え方に影響されているという気付きを得ます。その気付きから親自身の行動改善の仕方が書かれています。子供にメンタルが強くなってほしいと思いつつ、いろいろな脅威から先回りして子供を守ってしまっていませんか?

    ●ピザの呼吸とシャボン玉の呼吸は知ったほうがよい
    鬼滅の刃ではありません笑 
    こちら、本書で紹介されている子供を落ち着かせるための深呼吸の声掛けの仕方です。
     
    ●13個って多いけど
    タイトルから「13個も気をつける習慣があって多いな」となりませんか?流行りの図解やYouTuberで13個もなかなか紹介しませんもんね。実際読んでみても「長いな」という印象を受けました。わたしは13個の習慣を貫くところ「我が子のメンタルを強くするのはすべての分野で1番にすることとは違う」という親の認識かなと思います。それを13個の視点から見ていると思えば興味ある事例だけ読んでも大丈夫と思いませんか?

    ●アメリカっていいですね
    メンタル不調者がアメリカには多いからかもしれませんが、著者のような子育てに悩んだ親が相談できる専門家がいることにうらやましさを感じました。確かに、日本にもあるんですが、相談窓口って最終的には「病院へ(療育へ)」となりがちでは?そもそもウチ文化が強い日本では子供の問題は「一家の恥」としてなかなか外部に相談する文化ではないし(むしろ隠しがち)、まして専門家でも子どものことで親の行動を指摘するなんてかなり勇気がいるのではないでしょうか。アメリカは名著「人を動かす」始め「人間」の行動や心理にまつわる研究がとても発達しているのでこの手の本はアメリカで話題の本が割と信頼できるのではと勝手に思っています。
    (日本人著者のものでわたしが好きなこの手の本はアメリカでの研究が参考にされています)

    ●じゃあどうする?(わが家の場合)
    「とりあえずの解決に走る習慣」について夫に改善依頼をだし笑、わたしは「被害者意識をもたせる習慣」は明るい面を探すよう意識していきます。

  • ・今後の目標を立てる
    ・学んだ教訓に目を向ける
    ・とびきり辛い経験が人生最高の教訓をもたらすことも
    ・過去を引きずらないということは、経験として受け入れて今を生きること
    ・前向きなアファメーション
    ・人生は公平ではない
    ・うぬぼれを捨てて謙虚になる
    ・長期にわたってモチベを保てる現実的な期待を持つ
    ・節目節目にお祝いをする
    ・喜びを先送りにする

  • 著者のバックグラウンドを知った上だとこんなにも前向きな本が書けるのかと勇気をもらえる。胸に留めておきたい言葉のオンパレード。

  • <まとめ>
    ★メンタルの力を育むには3方向からのアプローチ
    1.思考
    →根拠のない思い込みを特定し、より現実的な思考に置き換える。
    2.行動
    →どんな状況でも、前向きな行動をとる。
    3.感情
    →感情に支配されないよう、自分が感情の手綱を握る。
    ★メンタルの力にまつわる8つの真実
    1.メンタルが強いことと、タフに振る舞うこととは違う
    2.メンタルを強くするために、感情を無視する必要はない
    3.メンタルを強くするために、体をマシンのように扱う必要は無い。
    4.メンタルがつよいからといって、すべてを自分でやる必要は無い。
    5.メンタルがつよいことと、ポジティブ思考とは違う。
    6.メンタルの力を育むのは、幸せを追い求めることとは違う。
    7.「メンタルの力」は、ウケ狙いの心理学の最新トレンドではない。
    8.メンタルの力は、心の健康とイコールではない。
    ★メンタルを強める思考習慣
    →自分がなんとかできる問題の解決に心を注ぐこと
    →人を支配するのではなく、影響を及ぼすことに重点を置くこと。
    ★孤独の力を最大限に利用する
    →職場での1人時間は、生産性を高める
    → 1人の時間は、共感を育む
    → 1人の時間は、想像力を育む
    → 1人で過ごすスキルが、心の健康を助ける
    → 1人の時間は、回復に役立つ
    →少なくとも月に1回、自分とデートの約束をすること
    →感情を整理するために、日記をつけること
    →毎日自分の進歩と目標を振り返ること
    ★喜びを先送りする訓練をする
    →ゲームは宿題が終わってからなど…
    →常に目標に目を向ける
    →節目節目にお祝いをする
    →誘惑に負けない計画を立てる
    →焦りは苛立ちには、健康的に対処する
    →マイペースで行く

    ※感想とやること
    ・ 1人の時間を大切にする
    ・喜びを先送りにする
    (ゲームはしない、ダラダラしない)

  • 「メンタルの強い人」はどのように人生に降りかかる危機を乗り越えているのか? 最愛の母、夫を亡くしたセラピストが、誰もが持っている13の思考習慣の“やめ方”、を紹介。困難な問題や危機的な状況に遭遇しても、すぐに立ち直ることができるレジリエンスな生き方ができるヒントを示す。

    01「自分を哀れむ習慣」をやめる
    02「自分の力を手放す習慣」をやめる
    03「現状維持の習慣」をやめる
    04「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
    05「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
    06「リスクを撮らない習慣」をやめる
    07「過去を引きずる習慣」をやめる
    08「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
    09「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
    10「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
    11「孤独を恐れる習慣」をやめる
    12「自分は特別だと思う習慣」をやめる
    13「すぐに結果を求める習慣」をやめる

  • <「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる>という項に興味があって読み進んだのだけれども、該当項項目は平均プラスくらいだった。
    ズバ抜けてチェック項目が多かったのは<「人の成功に嫉妬すっとする習慣」をやめる>だった。まぁ、思い当たるものの、こんなに!と思って、もしかして周りにヒヤヒヤさせたり、残念がられたりしてたのかも。ああ〜 ^_^
    ここだけスコアがとんがっている。

  • なるようにしかならない、その時々で自分なりにやること。と受け取った。

  • 立て続けに大事な身内の人をなくしてしまった著者が書く本。著者の経験だけではなく様々な有名人がどのように困難を乗り越えてきたのか、話がたくさん挟んであり、それが大変興味深かった。
    いい言葉もたくさん書いてある

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著者プロフィール

メイン州のニューイングランド大学でソーシャルワークの修士号取得。ハーバード大学のジャッジベーカーチルドレンセンターをはじめ、学校、コミュニティ、病院などでサイコセラピストとしてキャリアを積む。現在も子どもから大人までを対象にセラピーを行うと同時に、ノースイースタン大学の講師、複数の大学のサイコセラピストを務める。デビュー作『メンタルが強い人がやめた13の習慣』はベストセラーとなり、30ヵ国で出版された。

「2019年 『メンタルが強い子どもに育てる13の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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