ABC! 曙第二中学校放送部

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著者 : 市川朔久子
  • 講談社 (2015年1月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062193221

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ABC! 曙第二中学校放送部の感想・レビュー・書評

  • まあ、全て予想通りの内容なんだけど、どうしても感想文強要しないといけないなら、妙に教育的なやつでなくて、こういうとっつきやすい本を指定するのはありだと思う。

  • 放送部をめぐる部活成長物語。

  • 楽しさも、大変さも。
    いいですね。

  • 2016/10/24

    913.6||イチ (3階日本の小説類)

    みさとが所属するのは、機材オタク・古場とたった2人の零細クラブの放送部。廃部の危機に加え、学校一厳しい先生からも目をつけられ・・・。そこに転校生・葉月が関わり、状況は複雑化して…!?
    同級生との人間関係、生徒指導教諭の指導に悩みながら大きく成長していく中学生の姿が描かれている。

  • いや、これは名作なんじゃないかな。

    あまりに予定調和的なラストとか、あまりに一面的な敵役とか、ひょっとしたらそういう不満を持つ人がいるかもしれないけど、いいのである。中学生向けの本なんだから。

    で、エンタテイメントとして秀逸。
    特にキャラが立っているし、そういったキャラの特徴を物語の最前半でちゃんと提示するのがすごい。
    ストーリーも奇をてらわないけどありきたりでもなく、一切のたるみを見せずに最後まで続く。

    うん、やっぱ名作だ。

  •  廃部寸前の放送部。運動部をやめ、放送部に転部したものの、やる気になれずにやめそびれていたみさとだが、顧問になった新任教師の情熱に引きずられ、本腰を入れるようになる。一方、周囲に壁を作り孤立している転校生の本音に触れ、関わりを持つようになる。やがて放送部はある目標に向かって進むようになるが、学校一厳しい古顔の教師から横やりが入る。
     大人の権威を振りかざし服従を要求する教師に対し、波風たてないやり方を知りつつも自分たちの信念を貫きたい中学生たちにエールを送る。飄々とした新任教師の存在は貴重。むしろ、子どもたちよりも彼が折れずに前進することを願う。

  • 廃部寸前の放送部。そこに誰もが振り返るほどの美人の転校生葉月が入部してくる。
    そして熱心な顧問の須貝先生。
    活動らしいこともしていなかった古場とみさとも、発声練習から始まり、やっと週一でお昼の放送を始めるところから部活らしい動きが始まる。
    新入部員珠子も加わり、アイデアを出し合い、だんだん充実した放送になっていく。

    ある日、須貝先生から放送コンクールに出てみないかと勧められる。しり込みをする未経験者の中にあって、アドバイザーとして力を発揮するのが葉月である。彼女は前の学校で放送コンクールの出場経験があったのである。彼女の指導は的確であるけれど、彼女は決してアナウンスはしない。
    これには、転校の理由でもあるけれど、彼女の苦い思い出がかかわっている。

    途中から入部することになる新納。彼はみさとの密かな憧れである。
    淡い恋もあり、一つの目標に向かって皆で頑張る姿もあり、それぞれにちょっと苦い思い出なんかもある学園ものである。

    個人的に言えば、誰もが認める美人でカリスマ性もあるけれど、ちょっと協調性に欠けた葉月がどうも好きになれない。 だけれども、読んでるうちに、放送コンクールの結果よりもなにより、葉月のアナウンスが聞きたいと思うようになるのです。

    きみが歩きだすとき
    生まれたての風が吹くだろう。
    一歩を踏みだせたら
    今 きみが 風の先頭になる

    美しい声で読み上げる葉月の姿が目に見えるようです。私は、思わず声を出して読んでしまった。
    いい詩なのです。
    この物語ははじめにこの歌詞があって、作られたのかもしれない。

  • 『紙コップのオリオン』以上『よるの美容院』未満。
    基本上手い人だと思うが、それ以上のものは感じない。梨木香歩のような大化けは無さそう。
    そつなく、当たり障りのない内容で学校に安心して置ける。読解力中レベルの読者向け。主に中学生女子。大人や上級読者には物足りない。でも、まあ、いかにも読書感想文に教師が選びそうな内容だ。
    これ漫画だったら、つまらない。でも所詮読書感想文だもの、これ以上展開させるわけにいかないでしょ。

  • 放送部の話。
    委員ではなく部活動なので、自主性が大切です。
    登場人物それぞれに事情があり、主人公を変えれば別の物語ができそう。
    頑張ってる子、信念のある子の話、好きです。
    ただ、この話、読書感想文の課題図書だよね…
    書きやすいんだか、書きにくいんだか…?
    頑張れ!中学生!!

  • 175

    2016年では55冊

  • いろんな思いを抱えた中学生たち。
    放送部のおもしろさを感じました。

  • 読書感想文課題図書
    中3のみさとは、放送部員。先輩が卒業して部長の古場と二人っきりで、存続の危機に。新顧問の須貝先生の提案で昼の放送を始めて部員を増やす作戦に出る。それが功を奏して、1年生一人と、3年の超美人の葉月と、みさとが気になっている新納が入って5人に。部員は大会に出るために
    頑張るが、横槍がはいってしまう。中学生の青春物語。須貝先生にぢても古ゴ沢先生にしても、こんな大人いるよなーと、リアルな登場人物に感心する。
    面白いです。

  • 学校生活のいろんな事がたくさん詰まっていて、面白かったです。読後感も良い。今の中学生に読んで欲しいです。

  • 中三のみさとは、放送部員。とはいっても部員はあとひとり、部長の古場のみ。新任の須貝先生が顧問になって、はりきっているけど、正直つぶれるのは時間の問題なんだけど…。クラスで孤立している絶世の美少女真野葉月や野球部の巨体新納がなぜか放送部にかかわってきたかと思うと、生徒指導の先生に眼をつけられ、波乱の予感…。
    小さな放送部を舞台に、結構波乱万丈な毎日を描く青春小説。

  • 借り本。面白かった。放送部の話。

  •  「きみが歩きだすとき 生まれたての風が吹くだろう・・・」これはオリジナル?英語の歌の日本語訳?元歌があるのなら聞いてみたいと思った。

  • それぞれの個性がとても伝わりやすく、すっと入り込めて物語の世界を楽しめた。YAだけど、大人にもオススメ!

  • バスケ部をやめて放送部に入ったみさとは、部長の古場と二人で部活を続けていたが、存続が危ぶまれる。新しい顧問の須藤先生は、犬のようにはしゃいでいる。先生の立案でお昼の校内放送を始めると後輩が入部。また、同じクラスの転校生の葉月が放送部も入るが、アナウンスは絶対にしてくれない。
    意地悪な古権沢先生に目をつけられて、放送部は嫌味を言われるようになる。
    放送部にの大会に出ようということになり、みんな一緒に取り組む。
    読後感は良い。

  • 訳あって、バスケ部を退部し放送部に入った「みさと」。先輩が卒業した後、新入部員を勧誘しなければならないのだけれど…。

    転校生の葉月をはじめとするキャラクターが個性的で、ストーリーも綺麗に着地したので読後感が良かった。

  • よかった。紙コップのオリオンよりいいかも?

    クラスの友達とか、先生とかの「言葉だけ聞くと悪いことは言ってないのに言われた方は傷つくモヤモヤ」ってなんだっけ? と思ったら、マウンティングだ。

    みさとと葉月の友情もいいし、新納もいい。
    新納くん、お父さんが怒鳴る人だったのかなとか、今は母子家庭とか、想像はさせるけど全然名言しない。

    卒業後も、いろいろきっちり書かずに含みを持たせるのがいいところ。

  • ギリギリなラインで作品を描く。リアルに。越えたらOUTな線をきちんと把握し、琴線に触れるのがとても上手。
    放送部の大会とかあるの知らなかった。
    気持ちはわかるけど、どんなに否があっても、美女にブスって言われるのはわりとつらいよ、美女じゃなくても辛いよなー笑。

  • じわじわと興奮する。面白かった!

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ABC! 曙第二中学校放送部の作品紹介

『よるの美容院』で、第52回講談社児童文学新人賞を受賞し、第2作目『紙コップのオリオン』でも注目を浴びた著者の3作目。
 主人公・みさとはアナウンス経験のない、放送部員。しかも2人しかいない零細クラブだ。能天気な顧問と厳しい担任のせいで、毎週火曜日の昼の放送を行うこと、しかも部員を増やさなければならない状況に陥る。
 クラスメイトからの嫌がらせが原因で、孤高の美少女転校生・葉月とのかかわりを持つことになったみさとは、思い切って葉月を放送部に誘う。
 さらには気になるクラスメイト・新納まで、入部してくれて…。
 葉月のアドバイスにより本格的な活動が始まり、大会エントリーを目指して各々の思いを形にしていこうとする。
 みさと自らもバスケ部を途中でやめた過去あり、前の学校で放送部員だったのにマイクの前で一言も発さない葉月にも、隠していたできごとがあった。
 温かな描写と、キャラクターたちが美しく輝く、心優しい青春小説!

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