- Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062193870
作品紹介・あらすじ
1983年、目黒区蛇崩に一軒の店ができた。店名『居酒屋ふじ』。強烈なキャラクターの「おやじ」高橋俊男と小気味よい包丁の音で彼を支える料理担当の「お母さん」高橋光子が二人で深夜まで営んでいる。そこには中日ドラゴンズの立浪和義が2000本安打を達成したバットが飾られている。なぜ、ここに。アルバイト帰りにふと訪れた「僕」はその謎を探ろうと、おやじの話に耳を傾けるのだが……。
戦後と昭和とバブルと平成。なさそうで、ありそうな、路傍のおやじが生きた八十余年が、僕たちの生きる道を照射する。
感想・レビュー・書評
-
居酒屋行きたいっす
ってな事で、栗山圭介の『居酒屋 ふじ』
居酒屋のお酒や料理についての話じゃなく、この居酒屋ふじ亭主の高橋俊男の壮絶な人生の語り。
フィクションかと思ったけど、亭主は実在していたみたい。
まあ、その人生はジェットコースターみたいにハチャメチャな人生なんじゃけど、皆に愛される不思議な人徳。
笑いあり、涙あり、下ネタありで人生とはなんぞやと問い掛け、答えは自分で決めて生きなきゃと
ええ加減じゃけど、人に好かれるこんな爺さんになりたいなっと
これ、ドラマにもなってたなぁ。
ドラマで観てみたい
2019年36冊目詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
強烈なキャラクターの「おやじ」と、
料理担当の「お母さん」が深夜まで営む
目黒区の「居酒屋ふじ」。
店内には、たくさんの芸能人のサインと、
なぜか立浪が2000本安打を達成したバットが…。
伝説のおやじを描いた長編小説。 -
ああ、ここ知ってる。前を通ってただけだけど。
というわけで手にとってしまった。
こんなとこだったなんて、一度はいってみたかった。
酒も飲めないのに思った。
それにしても蛇崩(じゃくずれ)って、昔から何だかすごいと思ってた。