介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しました

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著者 : 今泉健司
  • 講談社 (2015年3月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194389

介護士からプロ棋士へ 大器じゃないけど、晩成しましたの感想・レビュー・書評

  • 先日アマから41歳でプロ棋士となった今泉健司の自伝である。奨励会を年齢制限で退会となり、その後も編入試験を経て奨励会三段となるも昇進できず、瀬川についでのその後のプロ試験を経てのプロ入りである。とりわけ、奨励会三段編入後の失敗を経ても、再度立ち上がったその不屈の精神には恐れ入る。本書を読むと、いざという局面で精神面が弱くプロ入りの機会を逃してきたが、突飛な老人等を相手にすることになる介護業界を経て精神面のコントロールを学んだことが大きかったことがわかる。ただ、(人生という意味ではなく)、書籍としては、先駆者瀬川の「泣き虫しょったんの奇跡」の方が遙かに面白い。なお、両者に共通なのは、へこたれない、将棋を愛しているだけでなく、人から愛されている、ということである。

  • 2人目のプロ編入組みの棋士です。介護の仕事をしたことで得たメンタルの成長がプロに繋がったということですね。ニュースで見たときも凄いと思いましたが、この本を読んで改めて凄いことだと思いました。

  • 今泉健司氏の「介護士からプロ棋士へ」、2015.3発行、文字通り「七転び八起き」の人生、2014年12月8日、プロ編入試験に合格し、41歳でプロ棋士(四段)に。順位戦はフリークラスで名人への挑戦はできませんが、他の棋戦での活躍を期待しています(^-^) 同年生まれには、行方尚史八段や木村一基八段が、羽生名人は3歳年上、久保利明九段は2歳年下です。

  • 今はプロ棋士となられた今泉健司先生(棋士ですから先生ですよね!)の自伝。プロ編入試験の時はドキドキしながらニコ生で見ていました。
    苦労されたのですね。「夢は努力すれば叶う」といいますが、それはきれいごとであるということは50年も生きてくればわかること。でも、叶った人に対しては素直に賞賛したいと思います。
    今泉先生、よかったですね。今後の活躍を期待して応援します。

  • こういう人生を波乱万丈とは思わない。予定調和的な出来事の繰り返しだから。

    ご両親が素晴らしい。

  • こんな棋士がいたのか!という驚き。棋士といえば奨励会。トッププロは若手が鎬を削る奨励会を1-2年で駆け抜け商談していく…
    近年、奨励会を年齢制限で退会してもプロになる道が開けます。当然条件は非常に厳しくなります。
    著者は奨励会入りを果たしたものの一度は年齢制限で退会。中卒で将棋の世界にのめりこんだため、どう社会に溶け込んでいくか、困難を強いられます。
    そしてアマ棋戦を制し、奨励会3段リーグに復帰しますがここでもあと一歩で4段昇格=プロ棋士になるチャンスを逃します。
    今泉さんの転機になったのは介護職への転身でした。ここで今泉さんは人間の心に触れます。自分の意見を押し付けてもダメ。かといってお年寄りのいうことを聞いてばかりもダメ。泣き笑いを共にすることで心を通わせていきます。そして再度将棋に挑戦、プロ棋士になるための5番勝負に勝ち越せば4段に、という道を切り開きます。対戦相手は4段昇段仕立ての順。年下ではありますが新進気鋭のプロ棋士に勝ち越さなければなりません。
    今まで自分の気持ちの弱さのために逆転を許したり、逆に相手のなめてかかって惨敗を喫したりの繰り返しでしたがここで初めて自分の気持ちをコントロールし、見事4戦目で3勝を挙げます。
    まるで映画をみるような一遍。
    でも実話。
    一番私の心に残ったのは、「メンタルの強さ」「メンタルのコントロール」が人生を分ける、というところでした。

  • いやー、凄い。一念岩をも通す。のわりに麻雀にはまったりしてて、なかなか、紆余曲折を経たけど、良かったなーと思った。

  • 読み始めた時は、近年の将棋ノンフィクション『聖の青春』『泣き虫しょったんの奇跡』に比べ、文章が軽妙で読みやすく、ストーリーもどんどん進むので、ライトな感じで読了できるかな、と思い読み進めてました。

    けれど、二度の三段リーグ敗退からの逆転劇は、深い感動なしには読み進めなくなる話でした。
    今後も何度か再読すると思います。

  • 前半のダメダメっぷりを読むと、そのときにプロになれなかった理由が透けているような気がする。

  • 2015年04月から棋士になる今泉氏の本。
    自伝なのか随筆なのか棋書(ではないか)なのか。

    【内容紹介文(版元PR)】
    調理師、証券会社勤務、介護士を経て、ついにプロ棋士へ! 41歳のオールドルーキーの波乱万丈人生ドラマ。幼い頃から将棋を始め、中学2年生で一度はプロ棋士への道へ歩み始めるも、2度も退会を余儀なくされ、その度に類いまれな努力と忍耐力で復活を遂げて来た今泉健司さん。本書では41歳という戦後最年長でプロ棋士合格を果たした彼の生い立ちから2度の挫折、決戦までを綴ります。40歳をすぎて夢を実現させた「41歳のオールドルーキー」今泉健司さんの「大器晩成」の成功の秘密とは?
    「可能性にふたをしなければ、年齢なんて関係ない!」
    ーー今泉さんの人生は、期せずして名言に彩られている。

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