- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062194501
作品紹介・あらすじ
企む芸術家。立ちはだかるは、記憶を持たない名探偵。
美術館で警備員を務める青年・親切守。
彼が警護するエリアには訪れるたび、
決まってある絵の前で立ち止まる白髪の美女がいた。
彼女は掟上今日子。またの名を、忘却探偵。
二人は警備員と観覧客のはずだった。
美術品を巡る、数々の難事件が起こるまでは――。
感想・レビュー・書評
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ええ~、やくすけくんが出てこない!
ドラマで見てしまったお話だったが、あらすじを知っていると、この作者の文章がこんなにもクドく感じられるとは。びっくり。 -
掟上今日子の推薦文/西尾維新 #読了 11/9 「あなたを推薦します。親切守さん。」 美術館の警備員をしていた青年は一つの絵を守れなかった事でクビになる。新しく雇われた先は絵を壊した張本人の額縁匠。絵を壊したのは、もとい額縁を壊したのは自分の額縁が取り替えられていたから……
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今回の相棒?は警備員の親切守。
剥井少年、和久井翁が関係してアトリエ荘で起きた事件を解決していくが、話も無理なく合っていて読んでいて納得がいくお話しだったので、このシリーズで一番好きかも。 -
忘却探偵の活躍は続きます。
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読みやすくて面白かったです。
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新垣結衣さんのドラマから!
図書館でお借りしたが、1巻だけがずーーーーっと貸出中なので、この2巻から。
ドラマの内容もところどころしか覚えていないので、新鮮な気持ちで楽しむことが出来た。
…今日子さんって、こんなにがめつかったっけな〜。 -
眠ると記憶がリセットされる。
他に類を見ないと思われる特異な設定の探偵、掟上今日子が事件の謎を解く、忘却探偵シリーズの二作目です。
語り手が前作と変わっていたのに驚いたのですが、全ての出会いが一期一会と言っても過言ではない忘却探偵には、寧ろ自然なのかもしれませんね。
ただ、今回の語り手は台詞一つに対しても内面の思考の描写が多く、それが時に冗長に感じてしまいました。
もう少しコンパクトに纏めても良かったように思うのですが。
でも、謎めいた探偵の言動を考察し、その素顔を垣間見ようとすること自体は面白かったので、続編も楽しみにしています。