ニッポン・アートの躍動

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著者 : 高階秀爾
  • 講談社 (2015年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194600

ニッポン・アートの躍動の感想・レビュー・書評

  • 美術、特に絵画に対する興味が高まり、美術館に行く頻度が増えています。
    国立を始め、有名で展示数の多い美術館から見てまわっています。
    鑑賞を続けるうちに、多くの美術館に、「現代アート」と呼ばれる作品群が展示されるコーナーがあることに気づきました。
    最初は正直、見ても良さがわからなかったのですが、何回か見ているうちに、「なぜだかは分からないけれど、良いなあ」と思うようになりました。
    そんな経緯で「現代アート」の世界に興味を抱き始めていたところ、書店を徘徊していたら、この書籍に出会いました。
    インパクトのある表紙と、「ニッポン・アート」という題名に惹かれて、購入することにしました。
    現役の36人のアーティストの作品が、紹介されています。
    まず見開きで2ページに作品の特徴的な部分の写真、次の1ページに解説文、さらに1ページに全体像の写真を掲載するという構成で、それぞれの作品を紹介しています。
    2次元の絵画が主なのですが、絵画や、彫刻等の3次元的な作品も、紹介されています。
    全体を通して感じたのが、「人間って、さまざまな対象に、”アート”を見出すのだなあ」ということ。
    テーマや表現方法が多彩なことに、あらためて驚きました。
    正直、良さがわからないものもありましたが、作品を見て、どこに魅力を感じたのか、自分自身の感性を確認するという意味でも、値段以上の価値を感じた、一冊でした。

  • 表紙の絵が刺激的!
    現代の若い作家の作品
    絵が中心だが
    前衛的な分かりづらい作品はない
    芸術家は意外に多くいるようだ

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ニッポン・アートの躍動の作品紹介

長年、日本の美術評論のトップランナーであり続けた著者が、日本の現代アートの最先端をいく作品と作者を紹介し、縦横に論じた一冊です。
「豊饒なる混沌のなかにある」と著者が評する、多様な日本の現代アートの迫力を、まず感じてください。そのうえで、流麗にして行き届いた著者の鑑賞を読むことで、二十一世紀の今、アートをする、あるいは感じることの醍醐味が伝わってきます。
本書では、36人の作品と作者を取り上げます。
さまざまな手法を駆使したそれぞれの作品世界に入りこみ、著者とともに、この混沌の現代に生きるわれわれの感性に、あらためて思いをいたす、そんな経験のできる仕上がりです。
もとになっているのは、講談社のPR誌『本』の表紙を飾った連載「現代アートの現場から」です。これは、文芸評論家の三浦雅士氏が、短詩形文学における大岡信さんの「折々のうた」に匹敵する偉業と絶讃された連載です。これまで、『日本の現代アートをみる』『ニッポン現代アート』と単行本化されてきましたが、これはその掉尾を飾る一冊です。
美術史家・高階秀爾の、ひとつの到達点といえます。

装幀・古平正義

ニッポン・アートの躍動はこんな本です

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