魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日

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著者 : 原晋
  • 講談社 (2015年4月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195171

魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日の感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)

    奇跡なんかじゃない!勝つべくして勝ったんだ。弱小・青山学院大学陸上競技部を率いて11年、監督は学生たちに何を語り、どう魔法をかけたのか。叩き上げの営業マンが指導者として栄光を手にするまでの笑いと涙の全記録。

    期待していた内容とはちょっと違ったのですが、彼の作の本はもう少し読んでみようと思います。

  • 箱根駅伝で3連覇した、青山学院陸上部 原晋監督のエッセイ。

    世羅高校ー中京大学ー中国電力陸上部

    中国電力陸上部の創部にともない、選手としてスカウトされる。その時の約束は中国駅伝(現ひろしま男子駅伝)の出場。その約束は果たすが、後に就任した監督と反りが合わず退部。一般社員として中国電力に残る。どちらかというと、中途半場な原氏に本気モードの監督が業を煮やしたという印象。
    その後、エコキュートの販売など、営業マンとしての実績に紙幅がさかれる。一見、陸上とは何の関係もない話が続くが、遠い目標を決め近い目標に落とし込んでいくスタイルやまわりの人を巻き込んでいくスタイルに、後の監督の原型があるように思う。また、まわりが国立大卒業社員ばかりで、ひとりだけ私立大体育学部卒という孤独と意地のようなものが感じられた。このころ結婚しているが、陸上選手としての原氏を全く知らない奥さんが、後に陸上部の寮母となるのは驚き。
    青山学院監督になってからは、若者に手を焼く話。選手の性格を無視し高校時代の成績だけでスカウトしたら失敗だったというエピソードは、一流になるには人格が大切だという教訓になる。

    早く走るための技術や、コーチングの手法という点ではほとんど参考にならない。原監督のパーソナリティを知るには良い本。純で一本気な監督の性格が伝わる。また、体育会系の理不尽な厳しさを嫌い、楽しさやユーモアを大切にしていることも、若い世代に慕われる所以だろうと思う。

  • 新年の箱根駅伝、シード権すら取れなかった弱小校・青山学院大学を、3年連続優勝の強豪校へと成長させた、原晋監督の自叙伝です。
    *
    ”私は陸上の原晋ではない。営業マンの原晋である。けっして元アスリートの原が勝ったのでない。営業マン時代に培ったノウハウによって、箱根で勝つことができたのだ”
    (P.5 L.1-2より引用)
    と、まえがきで原監督はこう語る。
    目標設定、目標設定の為に必要な数字と具体的なタスクの把握、目標管理シートの導入etc…
    原監督が営業マン時代に培ったノウハウを生かした、青学のチーム作りについて書かれています。
    内容は、よくある営業マニュアル本に近いですが、原監督自身の体験談に基づくノウハウだからこその説得力を持つ本。
    *
    そんな原監督も、陸上部要員として中国電力に入社するも大成せず、入社5年目にして陸上部を退部するといった挫折を味わっています。
    陸上部をクビにした坂口監督の一言と、原監督を陸上部に誘った沖人事課長の言葉が印象的でした。
    「お前は何をしに中電に入ってきたんや。覚悟が足りんのじゃ、覚悟が」
    (by 坂口監督:P.64 L.5より引用)
    「陸上では花開かなかったが、陸上をやめてからもおまえの生き方はみんなにずっと見られている。しっかりやるんだぞ」
    (by 沖人事課長:P.66 L.3-4より引用)
    成果を出す為に必要な「覚悟」を教えてくれた坂口監督と、
    挫折した時に自分を見守り励ましてくれた、沖人事課長。
    原監督もまた、指導者に恵まれた方だったんだなぁと感じました。
    *
    そして、巻末の宣言通り、2016年・2017年と、青学は箱根駅伝3連覇を達成。
    ビジネス書として楽しめるだけでなく、今後の青学の活躍への期待が高まるような、そんな1冊でした。

  • 本当に激動の10年間。常に退路を絶って勝負している姿勢が素晴らしかった。
    しかし、現役の邪魔をするOBって•••。OBは金を出して口を出すべきではない。

  • 陸上に限らず、結果を出すために重要なことは、
    ①大目標→中目標→小目標→毎日の予定、に落とし込む
    ②自律する

  • 意外に真面目な人でした。でもこの人採用した青学は勇気あるわ。

  • なかなか面白かった。分かっていることだが、目標管理の方法は、会社のリーダーとしても十分使える。

  • 金T

  • 自伝的作品。方法論も多少書いてあるが、基本的な大まかな考え方と経緯がメイン。

  •  2015年の箱根駅伝で、総合優勝した青山学院大学の原晋監督の自伝。

     中国電力での実業団の陸上部で活躍できず、営業マンとして働いた10年間。原さんが挫折を味わったあとには、前向きに営業としてトップを取ろうと努力します。
     営業として顧客にどう提案していくか、社内でチームとして動く際にはどのように意志疎通を図ったり関わり合っていくかを経験できたと書かれています。
     これらの体験が、青学のチーム作りに大いに役立ったそうです。

     また、青学の監督に就任してからも、箱根駅伝で勝てるチームになるまでには結果が出ず苦しんだ時期もあったようです。

     2015年の箱根駅伝「ワクワク大作戦」を宣言し、選手のやる気と引き出し総合優勝に導きました。しかし、ただ明るく楽しく走るだけでなく、原監督の戦略や目標設定など、組織を動かす上でのヒントがたくさんあると感じます。

     16年の箱根駅伝の目標「その一瞬を楽しめ」、また新しい青学の走りを楽しみにしています。

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魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日の作品紹介

'15年箱根駅伝で初優勝した青山学院大学を率いる著者による初の自伝。弱小チームを率いて11年、箱根制覇までの4000日が明かされる。箱根出場歴がない、元営業マンの異色監督は学生たちに何を語りかけたのか。そこには営業時代に培った、陸上関係者も舌を巻く驚きの手法があった。3年目の廃部危機を乗り越え、33年ぶりの箱根出場、そして制覇へ。叩き上げの営業マンが指導者として栄光を手にするまでの笑いと涙の全記録を綴る。指導者やランナーなどの陸上関係者・箱根ファンはもとより、営業の現場で活躍するビジネスマンや新たな生活をスタートする新入社員、学生、就活生らにも響く言葉が満載。

魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日はこんな本です

魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日のKindle版

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