イーロン・マスク 未来を創る男

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制作 : 斎藤 栄一郎 
  • 講談社 (2015年9月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196338

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イーロン・マスク 未来を創る男の感想・レビュー・書評

  • 抜群に面白かった。こんな人間離れしたひとがいることに、それが新しいムーブメントを起こしていることに、などなど。
    宇宙・ロケット(スペースX)/電気自動車(テスラ)/太陽光発電(ソーラー・シティ)という分野で成功を収めた天才経営者の半生を詳細な取材で追った本書。とにかくイーロン・マスクという男の、たまらない魅力と同時に末恐ろしさを伝えてくれていて読んでいて飽きない。
    とにかくマスクという人物が変わっているのでエピソードが面白い。ほんとうに実在するのかしら。

  • 電気自動車のテスラ社を起こした人としておぼろげにその名前を知っていたマスク氏の評伝。
    1971年生まれ。まだ45才。
    この若さで、テスラとスペースX、ソーラーシティの3社を持ち、自動車、宇宙、エネルギー産業を今とは異なる次元のものにしようと命を削って邁進している。
    理論的にはできるが、実際にはできるかどうかわからないものを製品にすることがどれだけリスクのあるものなのか、この本を読むとよくわかる。
    テスラは2003年に創業し、最初の車、ロードスターが発売されたのは2008年。この間、出費ばかりで、マスク自身を含め、天文学的な数値の資金を投入して開発を行ったのだ。
    スペースXは2002年に設立。打ち上げ実験を何度も失敗し、破産寸前まで開発を続けたが、2008年、ギリギリのところで成功した。今は順調で、ほぼ月に1回、国際宇宙ステーションや人工衛星に補給物資を運んでいるという。
    マスク氏はまさに強靱な精神、忍耐力、頭脳を持ち合わせた人物だと思う。感銘を受けた。

  • 鬼才— まさにこの言葉が似つかわしい人だと強く感じた。イーロン・マスクのことはこの本を読むまで詳しく知らなかったけど、その辺の経営者とは一線どころか二線も三線もかくす壮大なビジョンの持ち主で、それを実現するための並外れたドライブ力を持った、まさしくアイアンマンのような人だということがよく分かった。偉大な経営者は厳しい人が多いけど、マスクは厳しいとかそういう次元を超えて人間的に欠陥している部分を多く持ち合わせているようだ。にも関わらずカリスマ的な人気があるのは、スペースXとテスラにおける実績と、夢に向かってひたすら突き進む彼の姿が多くの人の共感を得て、マスクの要求レベルについていける人材を引き寄せることが出来ているのだろう。にしても読んで楽しい本だった。仕事のモチベーションが上がること間違いなし。

  • ハードシングス、ゼロトゥワンとも異なるシリコンバレー成功物語。
    イーロンの本は数多くあるが、本人や周囲に対する長期間の取材、本人の了承を得ている著作はこの本以外にない。その意味でもクオリティや真実味は担保されていると言えよう(一方で今後の軌跡の描き方には、ポジショントークも目立つ。ただ、事実に関しては両論併記も目立つ。特に家族関係や訴訟など彼が抱える問題について。)。

    正しい問題に正しく取り組む。
    同じ起業本なのに、ハードシングスと異なる点は幾つかあるが、キーワードを挙げるとすれば、「テクノロジー・バイアウトとスケール・目的意識・感情・仲間・リスク・競合分析」
    であろう。
    ここで寧ろ私達はティールとの共通点を見出す事ができるだろう。

  • すごいの一言。アイアンマンを好きな人間としても、イーロン・マスクという人物を知らなかったということが恥ずかしくなるほど、ものすごい人物だった。

    世界を変えるのは彼(もしくは彼のような人物)だと思わされた。

  • 「そのうちロシアの手先に暗殺されるのではないかと家族は心配している」P.20

  • ・ビジョンがある意味狂信的。しかし、大真面目にそれを語り、かつ実際にやり遂げる、実行に移すからこそ、みんなイーロンマスクについていく
    ・技術的な知識が豊富で、自らも会社の事業分野に精通している第一人者となっている。だからこそ、会社の方向性をしっかり見極めて決断下せる。なにに投資してなにをやるべきかがしっかりわかっている。
    ・イーロンは昔は引っ込み思案。決して人気者でもなかった。いじめられもしていた
    ・ひとつひとつの成功が、かれを自信家にしていった。
    ・スタートアップの軌跡がわかる良本。挫折と曲折と、成功の物語

  • とにかくぶっ飛んでる。スケールがでかいし、ワクワクできた。イーロンマスクの論文ももっと読んでみたいわ

  • スペースX、テスラ・モーターズを次々と成功させてきた男は見ている世界が違う。
    やはりどこかで突き抜ける人は変人だと思った。でも目的に対して常に全力を尽くす姿は見習うべきことが多いと感じた。

  • 宇宙ロケットからスタイリッシュな電気自動車まで、「不可能」を次々と実現させてきた男。イーロン・マスク。生い立ちや駆け出しの経営者時代、仕事のモチベーション等々、マスクの半生が明かされる。

    1 イーロン・マスクの世界 「次の」ジョブズはこの男
    2 少年時代 祖国・南アフリカの甘くて苦い記憶
    3 新大陸へ 壮大な冒険の始まり
    4 初めての起業 成功の第一歩を踏み出すまで
    5 ペイパル・マフィア 栄光と挫折とビッグマネー
    6 宇宙を目指せ ロケット事業に乗り出すまで
    7 100%の電気自動車 テスラモーターズという革命
    8 苦悩の時代 生き残りをかけた闘い
    9 軌道に乗せる 火星移住まで夢は終わらない
    10 リベンジ 21世紀の自動車を世に出す
    11 次なる野望 イーロン・マスクの「統一場理論」
    補記1 マスクに関するいくつかの「疑惑」について
    補記2 ペイパルに関するマスクの証言
    補記3 イーロン・マスクのメール全文公開

  • イーロン・マスクの半生を綴った本。マスク本人からの全面協力は得られなかったが、了承はされているらしい。
    イーロン・マスクを知るきっかけとなったテスラの話もそうだが、スペースXでのドタバタや
    ペイパル時代でのドタバタなど、いろいろ外からはわからない情報も読めて面白かった。

    内容の濃度から筆者が多くの関係者へインタビューを敢行した熱意が伝わる。

  • 業者作業立ち会い中の社内で読了。
    こういう人が世界を変えるんだね。こういう人じゃなきゃ変えられないんだね。

  • イーロン・マスクについて知りたい人は是非。読んでからイーロンのイメージから変わった。

  • まさしくクレイジー。起業家はこうでなくちゃね

  • 起業家という言葉が一般的になったのは何年くらい前からだろう。その起業家を代表する一人が主人公。
    ペイパルを皮切りに、スペースX、テスラモーターと自らの夢とアイデアを実現、成功に導いていく。
    マスコミを通じてそんな印象をもっていた。確かに間違いではないが、天才ならではの偏屈、狂気、事業運営を巡るドタバタ、絶命の危機など、ドラマに事欠かない。
    著名な3つの事業も、意外なことに主人公は単なる創業者とは言えず、半ば乗っ取りのようであったり、共同事業であったり、合併であったりしたのは新鮮な驚きであった。
    秘密につつまれた主人公をかくも綿密に追った著者もまた素晴らしい。翻訳も読み易い。

  • とにかく、クレイジーで面白い方。自分のミッションが明確で、そのビジョンに向かって一心不乱に立ち向かう。
    印象的だったところは、
    ロケットを作ろうとしたときに、まだ30歳くらいなのに、ロシアまで行って弾道ミサイルを買おうとしたところ。結局は買えなかったが、その行動力がすごい。
    ますます、イーロン・マスクという人間とテスラ、ソーラーシティーに興味が湧いた。

  • 一心不乱に取り組む姿勢が印象的。科学技術についてもっと理解しようという気持ちになる。

  • 激しいスピード感。
    私にとって刺激的な一冊だった。

  • 紙一重
    火星に行くようになる頃には国境無くなっているのかしら。

  • イーロン・マスクがハチャメチャな事は何となく知ってたけど、しっかり知ると、当初認識を遥かに超える、よりハチャメチャな超サイヤ人だったんだという事が分かる。そういう意味でスティーブ・ジョブズと同じく一般ピープルが読んでも「ほえー」で終わる著作の系譜と言える。
    とは言え、宇宙産業、電気自動車、クリーンエネルギー事業はどれも夢があってエンジニア的な心をくすぐってくる。読んでて漫画かと思えるノンフィクションという事では貴重な一冊である。

  • 夢を追う天才、イーロン・マスク。
    Paypalの前身、X.com社の共同創業者であり、スペースX社のCEO、テスラ・モーターズのCEO、ソーラーシティ社の会長を務める。

    一見異なる事業をやっているように見えるがマスクの夢は「宇宙移民の実現と持続エネルギー問題の解決」であり一貫している。

    ペイパル共同創業者のピーター・ティールは「人々を幻滅させたのはテクノロジー産業だ」と言い、
    彼の経営するベンチャーキャピタルのキャッチフレーズは「空飛ぶ車が欲しかったのに、出てきたものはたったの”140文字”」である。

    人々がイノベーションへの期待を忘れていく中、マスクは非現実的な目標を掲げ夢を追い続けている。

    そんなマスクの幼少期から現在までについて語られた一冊。

    詳しくはこちら。
    http://www.kotazi.com/blog/post/2016/0110_mask/

  • こういう人が世界を変えるんだね。熱い。アイアンマンのモデルだとはじめて知った。

  • まず自分の目指すものがあって、
    そのためには何を勉強すべきかという風に考える。
    だからアフリカーンス語のような必修科目があっても、
    なぜ学ぶのか、いまひとつ理解できない。
    優を取る必要がないなら、
    そんなことに精を出すより、
    ビデオゲームをして、ソフトウェアを作って、
    読書していた方がマシだという考え方。

    コンピュータゲームは大好きだけど
    自分で素晴らしいゲームを開発できたとして
    それが世界にどれほどの影響力を持つか、冷静に考えてみた。
    心の底から好きなことであっても、
    生涯の職業として人生を賭けることは出来ないと判断した。

    私は投資家ではない。
    未来に必要な技術、有益な技術を実現したいだけなんだ。

    イーロンのように根っから賢い人間というのは、
    「なぜみんな僕についてこられないんだろう」とか、
    「どうして僕と同じペースでやってくれないんだ」と
    よく不満を抱くものなんです。

    誰かが無理だと文句を言った。
    そうしたらイーロンがその社員に向かって
    「どう思われようと、俺の知ったこっちゃない」
    と吐き捨てた。
    イーロンの辞書に「不可能」という言葉はないし、
    周囲の人間にも同じ考え方を期待している。

    成し遂げられないなら死ぬしかない。
    諦めるという選択肢はない。
    それがイーロン流。

    それまで自分はチームを率いたことがなかった。
    組織に力を発揮させるにはどうすればいいかなんて考えもしなかった。
    みんなが自分と同じように行動してくれるはずという思い込みからして間違っていた。
    何らかの指示をしても、半分も伝わればいいところだろう。
    だから、「こう話したら、彼らにどんな風に聞こえるのだろうか」と常に自問自答することが大切だ。

    間違いを直してあげたんだが、それがきっかけで私を嫌うようになったらしい。
    それで悟ったよ。
    間違いは直してあげるのが当たり前だと思っていたけど、
    それが原因で本人の働きぶりが悪くなるとはね。

    「銀行には金があるが無能な連中ばかり」
    だからこそ膨大なチャンスがあると踏んだ。
    銀行はどこも横並びで前例主義。
    みんなが崖から飛び降りたら、
    たぶん慌てて飛び込むような、そういう連中だ。

    1999年の感謝祭の前日、ついにX.comが銀行サービスを開始した。
    イーロンは48時間ぶっ通しでオフィスに張り付き、
    システムを見守っていた。

    本当に泥臭い人だ。
    私たちが1日に20時間死ぬほど働いたと思ったら、23時間働いているんだ。

    普通の人とは現実の捉え方が違うんですよ。人とは違う視点で働いているんです。

    ある日試験場でメガネをなくしてしまったホルマンは
    仕方なく古い度付きメガネをかけていたが、
    それもエンジン下に潜って作業する際に傷付けてしまった。
    週に100時間以上も働く彼らはメガネ店にいく時間もない。
    長時間労働、使い物にならないメガネと不満を同僚にぶちまけていたら、
    実はその近くでマスクが聞いていた。
    2時間ほどすると、秘書がやってきて、
    レーシック手術専門病院の予約カードを持ってきた。
    イーロンの要求は厳しいが、メモの前にハードルがあれば必ず取り除いてくれる。

    仕事だろうが、業務外活動だろうが、
    常に向上・改善を社員に求めるのがマスク流だ。

    テスラが売っているのは車だけではない。イメージを売り、未来へ足を踏み入れている感覚を売り、ブランドとの繋がりを売っている。
    同じことを何十年も前から実践してきたのがアップルである。アップル信者でなくとも、同社のハードやソフトを使ってみれば、その世界観に引き込まれるはずだ。

    ユーザとのこうした関係は内製でないと実現が難しい。Outsourcingをすると、美しさや完璧さを追求したものづくりは不可能だ。必ずどこかで妥協が生まれる。

    いちいち会議を開いて、何の代替案もないまま問題点... 続きを読む

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イーロン・マスク 未来を創る男の作品紹介

驚異的な頭脳と集中力、激しすぎる情熱とパワーで
宇宙ロケットからスタイリッシュな電気自動車まで
「不可能」を次々と実現させてきた男――。

シリコンバレーがハリウッド化し、
単純なアプリや広告を垂れ流す仕組みを作った経営者ばかりが持てはやされる中、
リアルの世界で重厚長大な本物のイノベーションを巻き起こしてきた男――。

「人類の火星移住を実現させる」という壮大な夢を抱き、
そのためにはどんなリスクにも果敢に挑み、
周囲の摩擦や軋轢などモノともしない男――。

いま、世界がもっとも注目する経営者
イーロン・マスク公認の伝記がついに登場!

イジメにあった少年時代、祖国・南アフリカから逃避、
駆け出しの経営者時代からペイパル創業を経て、
ついにロケットの世界へ・・・・・・彼の半生がすべて明らかになります。


目次

1  イーロン・マスクの世界  「次の」ジョブズはこの男
2  少年時代 祖国・南アフリカの甘くて苦い記憶
3  新大陸へ 壮大な冒険の始まり
4  初めての起業 成功の第一歩を踏み出すまで
5  ペイパル・マフィア 栄光と挫折とビッグマネー
6  宇宙を目指せ ロケット事業に乗り出すまで
7  100%の電気自動車 テスラモーターズという革命
8  苦悩の時代 生き残りをかけた闘い
9  軌道に乗せる 火星移住まで夢は終わらない
10  リベンジ  21世紀の自動車を世に出す
11  次なる野望  イーロン・マスクの「統一場理論」

補記1 マスクに関するいくつかの「疑惑」について
補記2 ペイパルに関するマスクの証言
補記3 イーロン・マスクのメール全文公開

堀江貴文氏コメント
「エクストリームなグローバルオタクが突き抜けると、こうなる。
人類は、こういうヤバイ奴らに導かれてる」

イーロン・マスク 未来を創る男のKindle版

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