地図を読むと、山はもっとおもしろい! コミックだからよくわかる 読図の「ど」

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196697

作品紹介・あらすじ

登山地図、地形図、コンパス。登山道具に挙げられていても人任せだったアナタ、持っているのに使い方がイマイチわからないアナタ、使うのが面倒くさいアナタ、地図読みしたくて読図本を読もうとしてもチンプンカンプンだったアナタ……そんなアナタ方に捧げる、日本でいちばんわかりやすい読図本(たぶん)!

Contentsは以下の通り。

巻頭カラー口絵 (登山地図・地形図・コンパスの実際)
序章  はじめに
   「登山道読み」しませんか? 
Column1 地図読みタイプ診断チャート

第1章 地図+コンパスは最強ナビ 
地図って なに? 「山用」は どれ? 
覚えてほしい「山の地形」
読図に必須のコンパス
読図のキーワード「現在地を知る」 
 Column2 地図好きスズキの地図の思い出 

第2章 登山地図を読んでみよう! 
「登山地図」ってどんな地図?
登山地図の「楽しい読み方」
 Column3 地図の便利帖 


第3章 地形図とコンパスを使ってみよう! 
「地形図」とはなんぞや?
「等高線」がわかる!
コンパス操作のための「磁北線」設定 
コンパスの「操作法」 
<コンパス操作のまとめ一覧>
レッツ 山de読図ミッション
    ◇分岐deミッション 
    ◇山頂deミッション 
<ミッションのまとめ一覧> 
Column4 スズキの一考/地形図のコピー

第4章 読図を練習しよう! 
「受講」のすすめ 
読図の「自主トレ」 

第5章 先読みをマスターしよう!  
読図の「ど」だけで先読みできる

終章  おわりに
    読図の「ど」のその先に

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の本は全て持っているファンです( ̄▽ ̄)エヘ
    私の場合、ふと読み返してしまうのは、やはりマンガで描かれた実用シリーズです。

    筆者も指摘していますが、一般に売れている読図本を一応数冊買ってはみたものの、数ページめくって心がポッキリ挫折…したのが私でした。。。( -_-)ショゲ
    登山講座の読図教室にも行ってはみました。
    しかし、磁北線を引く、整地する、等の作業自体はできても、それを山行中に使ってみよう…使いたい!…などとは全く!(教えてくださった先生ゴメンナサイ…"(-""-)")思えなかったのです。
    とにかく「読図=???」でした。
    ですから、未だコンパスも持っていません。。。

    この本の”読図の「ど」”の内容自体は、私が読図教室で学んだものとほぼ同じだと思います。
    ただ、専門書を前に見事に挫けた私にとって重要だったのが、「マンガ=コミックだからよくわかる」という要素でした。
    気負わずに、気楽に読める。
    文字がビッシリ並んだ専門書よりも手に取りやすく、何より読む気になったのです。
    そして、「山でよく使うコンパスの操作は1つ」と言い切ってもらったことで、
    あ~読図って楽しそうだ、役に立つ技術なんだ(そりゃ勿論そうなんですが)、と思わせてくれた。
    これが私にとっての決定打だったのだと思います。

    もともと地図モノを見るのは好きなので、この際(笑)地形図も好きになりたいと思いました。
    …とりあえず、コンパス買います( ̄▽ ̄)

  • 等高線について思い出す。コンパスも買ってみた。

  • 低山ハイクは却って読図出来ないと厳しいことを悟り、いよいよ本気で読む。
    山関連のノウハウを漫画化されてる唯一無二の方なので選びようはないですが、一コマで図と説明がなされているので、わかりやすいと思います。ただし、ページを増やそうとイタズラに微妙なギャグを大量に入れてくるので、向かない方もいるかも。

    ポイントとなるコマをきっちり抑えることが重要な読み方になります。
    その取捨選択ができた頃にはドクズ、もとい読図ができるようになっている、カモ

  • 地図とコンパスはいつも山に持っていっていたけれど、正直、登山中にはほとんど使っていなかった、特にコンパスは。この本は、登山中にどうやってコンパスを使うかが描かれ、しかもとても心地よく確実にわかる。特に大事なのは、「迷ってから地図を開いても無意味。迷う前に自分の位置を確実に把握するためのものが、地図とコンパス」という点。登山をする人は、だまされたと思って読んでみるとよい。一度身についてしまえば、読むことはなくなる本だけれど。

  • 要点は1つ。コンパスの使い方。話が長い気が。

  • 軽いタッチが良い。
    多くは語らずとも本の中で紹介している内容が絵()を通してやった。

  • 登山の際に知っておいて損はない地図読み。
    地図読みは難しそうというイメージがあるが、漫画とともに分かりやすく図解してくれています。
    もっと詳しく知る方法についても紹介してくれていますが、地図読みの入門として入りやすいのではないかと思いました。

  • #読図 という言葉を初めて知った。

    小学校で、「#地図模型」を作る部があった。#地形図 から、#等高線 一本を厚いボール紙に写し低い側を彫刻刀で削り、位置を揃えて標高順に接着して三次元模型にしたもの。
    自分で作ったことはないが、その作成過程を見ることは等高線と地形の対応を取るのに有益だったかも知れない。
    読図には、地図を磁北に合せる作業も含むと知る。そのために、コンパスに枠と独立に回せる矢印が付いたものがあることも。
    これが必要な人の割合を知らないが、これを使って山に登ることの苦労は想像を絶する。GPS 以前に電子コンパスが付いた機器に地図を表示できるようになったことが、どれだけの恩恵だったろうと思う。機器の動作不良のもたらす危険も大きいだろうけれど。

  • 山登りに使う「読図」を取り上げたコミックエッセイ。
    山登りに行ってみたくなる本ですね。

  • 7、8年前にプレートコンパスを購入。お店のお兄さんに「どうやって使うんですか?」と図々しく質問してレクチャーを受けたにもかかわらず、さっぱり理解出来ずにヒップホップな首飾りと化していました。この次は大丈夫だ!とりあえず磁北線を入れた地形図をDLしよう!

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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ、札幌市在住。山系イラストレーター。20代のカナダ旅行をきっかけに山に目覚める。以来、読者モデルとして山岳雑誌に寄稿するほか、山小屋でのアルバイト経験をもとに描いたコミックエッセイで山の魅力を伝えている。著書『悩んだときは山に行け!』(平凡社)など多数。本書が初めての小説作品となる。

「2022年 『マウンテンガールズ・フォーエバー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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