60 tとfの境界線

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著者 : 石川智健
  • 講談社 (2015年10月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197755

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60 tとfの境界線の感想・レビュー・書評

  • 冤罪による死刑執行をとめる正義の役割のはずが…。後味悪かった。

  • 一行目:-二〇一五年十一月二十四日。
    警察、検察、弁護士の3名でつくられた誤判対策室。冤罪の申し立てを検討する機関だが、成果があがらない。
    やる気のない刑事有馬は、ある事件を審査することに。それは、有馬の贖罪のための審査だった。
    事件の構造としては大したからくりはない。が、関心のあるテーマが出てきて面白い。

  • 死刑囚が冤罪かどうか捜査するという設定が面白かった。
    なんとなくオチが見える展開だったけど、3人のメインキャラの仲が悪い感じがいいスパイスになって最後まで面白く読めた。

  • 図書館で借りた。警察・検察・弁護士が所属する誤判対策室。ここは死刑判決が出た事件の中で、冤罪の疑いがある事件を再調査する場所。3人殺害した上で放火した男を冤罪の可能性があると情報を得て再調査するのだが…2時間ドラマになりそうな内容。冤罪事件に関する内部事情も詳細で分かり易い。登場人物は歪んだ人格が多いが法医学の先生のキャラは光ってて良かった。

  • 検本でいただき読破しました。
    石川智健作品は、知りえない専門的なことを知ることが多々あり興味深い作品が多い。その中で、今回の作品は、死刑のありかた、について知ることもあり、考えるところのある作品でした。
    冤罪とは、何か。
    真実は、当の本人しかわからない現実なのです。

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60 tとfの境界線の作品紹介

老刑事・有馬と、女性検察官・春名、若手弁護士・世良の三名は、「誤判対策室」に配属された。無罪を訴える死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織だ。配属から半年後、有馬は行きつけの飲み屋の女将・綾子から不穏な話を聞く。最近来た二人組の男客が、殺人の犯行を仄めかすような話をしていたというのだ。冤罪事件に関わっているのではないかと有馬は疑い、該当する事件を突き止める。2011年に母親とその子供二人を殺害した罪で、古内博文という男の死刑が裁判員裁判で確定していた。誤判対策室は調査を開始し、綾子が言っていた怪しい二人の内の一人の身元を割り出す。大窪という男が判子詐欺の容疑で捕まったのだ。有馬と世良がその線を調べていくうちに、古内の娘・琴乃が詐欺事件に関わっている可能性が浮かび上がる。しかも、その夫の矢野高虎は、殺人を仄めかしたもう一人の男かもしれないのだ。──迫りくる古内の死刑執行。有馬は警察の取り調べ記録を、春名は検察の証拠品リストを、世良は解剖医の鑑定書を、それぞれ洗い直すとに!

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