- Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062197878
作品紹介・あらすじ
「猫のつなをといて、自由にしてやること」――慶長七年、洛中にだされたおふれに、猫たちは大喜び。一方ねずみたちは猫たちに追われる身となり、物陰に隠れる日々に。猫を再びつなぐように訴える老鼠法師、それに反対する猫又和尚。それぞれの主張に僧師は如何に答えるか?通事をつとめた象の法師が伝える、ねずみと猫の諍いの顛末は――
人気作家と人気画家のコラボで、あの「おとぎ話」が新しい文学になった!
自由自在に描かれた新作小説と個性豊かなカラー挿画で贈る絵本シリーズ、2015年10月より刊行開始。
【シリーズ全6冊】
『付喪神』 町田康 × 絵・石黒亜矢子
『象の草子』 堀江敏幸 × 絵・MARUU
『木幡狐』 藤野可織 × 絵・水沢そら
『うらしま』 日和聡子 × 絵・ヒグチユウコ
『鉢かづき』 青山七恵 × 絵・庄野ナホコ
『はまぐりの草紙』 橋本治 × 絵・樋上公実子
感想・レビュー・書評
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子供向きとはこれいかに!?でも、こういう絵本を読んでくれる子供がいるのは、想像すると楽しい。MARURUの絵も、子どもたちが不思議だと思ってみるといいね。
詳しくはブログでどうぞ。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201911050000/ -
内容としては、不勉強なもので読みにくいこと山のごとしなんですけど、
とにかくMARUUさんの絵がとてもしゅごい・・・ゾウさん・・・ -
絵に惹かれて。
言葉遊びのもととなる作品をもっと知っていたらなぁ。 -
あんもら香
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たのしかったので御伽草子を半分だけ読んでみました
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『御伽草子』の二十四孝のうち大舜と猫の草子をミックスしてアレンジした内容。
言葉遊びや他の文学作品の文章もあちらこちらに散見して軽いノリでした。
挿絵が素敵です。 -
これは大胆なアレンジ!?(^o^;)あちこちに「あっ!これはあの話の(゜▽゜*)」とか「この言葉はあれの事かな?(^^)」と読んでいて楽しかった♪
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絵はとても良かった。
しかし内容は元の「猫の草子」より分かりにくい。独特の表現やユーモアが、楽しめる人には良いが、「御伽草子」の現代語訳を求めて読むと失望する。
堀江敏幸ファンにはいいのかもしれないが、そういう人たくさんはいないと思う。
ちょっと知的なインテリアとして部屋に飾っておくような本。