幸腹な百貨店

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著者 : 秋川滝美
  • 講談社 (2015年11月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198110

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幸腹な百貨店の感想・レビュー・書評

  • 閉店危機の百貨店を再生、地元の祭の復興活動などなど、最初は「どうなるのー?(--;)」と心配したけれど、最後には上手くいき「全てが上手くいくなんて、欲張りな話だな~」と思った(^o^;)それから個人的には食べ物の場面が凄く美味しそうで大好きなんだけど、お話的には無くても良い気がする(-.-)

  • 団塊世代のデパート幹部と、売り場の若者たちの軋轢。努力の価値観が違う世代とのギャップに苦しむおじさんの伝治が、低迷極まる地方デパートを再興しようと奔走します。「幸腹」と言うほど料理の必要性を感じず、大袈裟な料理描写は蛇足に思えました。でも中年と若者の意識の違いが少しずつ擦り合わされ、力を合わせて目標に向かっていくラストは清々しく気持ちの良いものでした。「結果を出せなかった努力に価値などないと考えて来た。でもそれは、努力さえすれば当然のように結果を得られた時代の弊害だ。」良き改心です。

  • 世代の離れた人間を使うのは難しい、しかもいま世代の若者はこの本の登場人物以上に難しいw
    で過ぎた話で漫画でした

  • 百貨店には縁がないので、内部ってこうなっているのかって思った。
    前半、つまづき部分が辛くて。
    後半、これでもかという程とんとん拍子に物語が好転していく。
    流石に全てが丸く収まるなんてことないだろうけど、やっぱりみんなが良い方に向かう終わり方が良い。
    教えてないから知らない
    当たり前のことだけど胸に来た。

  • 老舗百貨店が大手に吸収され、閉店の危機。
    かつて店長を務めた事業部長、伝治は思い入れのある堀内百貨店を立て直すために乗り込んだが。
    自分の立場ばかりを考える店長、冷めた態度の若手社員。
    百貨店の周囲の商店街も閑散とし、大型スーパーに客をとられ。
    さて、どう立て直すか。

    半ばまで、ひたすら忍耐。某倍返し系?と思うほど。
    ご都合主義だけど、読んで楽しい。
    ここで終わるのも良かった。
    続編もあるかもだけど、この終わり方が秀逸だと思う。
    ただタイトルからもっと食品関係が中心と思っていたのでそこは残念。
    理解できないとお互い感じている年代の差を埋めていく過程、諦めないで行こうという気持ちに。

    「結果が得られるかどうかはわからない、それでも全力でかんばる。この先の見えない時代において、それは十分、評価に値するのではないか。」

  • ライトで明るくて前向きな地域振興のお話。

    「居酒屋ぼったくり」が好きで他のもと思い読んでみましたが、結構良かったです。

    百貨店の事業部長が古巣を閉店から阻止するため、寂れ始めた商店街の人達や店員を巻き込みつつデパートの売上向上を目指す。

    最近流行りの地域復興とお仕事小説を掛け合せた感じで、ありきたりと言えばありきたりですが、明るく前向きなのがいい。

    テンポ良く話が進み、読みやすいわりに文章が崩れてないのが好印象で、休みの日にサラッと読むにはいいですね。

    どちらかというと大人向けのラノベって印象ですが、普通の読書家にも耐えられる作品だと思います。

    読書好きだけど重厚な本が苦手な人にオススメです。

  • 後半から 「うまく行き過ぎ!?」なんて 少し 意地悪な 思いもしたけど スッキリと 読み終えました。

  • 地方の百貨店が閉店危機を迎えて、元店長で現事業部長が視察に訪れる。ヤル気のない店長。店の売り場造りも全くダメ。このままでは時間の問題かと思われたが、町興しポスターを見て、そこから急展開。街全体を動かす事は大変だが、売り上げも延ばし続けられ、きっとこの百貨店は存続したと思われる。話が面白くあっという間に読んでしまった。

  • 閉店危機にある百貨店を立て直そうと躍起になる事業部長、けれど協力者はほとんどなしでどうするか?

    深刻な事案だけど、明るい気持ちで読めました
    相手のことがわかると捉え方も変わって良い方向に向かう様が
    良いです

    食べ物がおいしそうに登場して潤滑剤になっていて好ましいです
    社食のチキンカツ、羨ましい♪

  • 地方の寂れた百貨店の、前時代的なオッサン上司とやる気のないゆとり世代の従業員たちが歩み寄る話。近隣のシャッター商店街を憂う商工会の青年たちも加わり、一丸となって町おこしをしていく。最初は今どきの若者にイラっとするけど、互いを理解していくと違う印象になっていく…という感じで、少々ベタなおとぎ話。後半はダダダッと物事が進んで活気づいて爽快ではある。
    グルメ描写がおいしそうだったけど、そこにこだわって話が停滞する印象。

  • 店長をしていた堀内百貨店に事業部長として
    再び関わることになった伝治。
    だが閉店の危機にあるというのに、
    店長は時代と部下のせいにし、店員には
    「気合い」が足りない。伝治は若い店員たちと
    おいしいお店で交流を図るが…。

  • 居酒屋ぼったくりは舞台が居酒屋だし主人公も料理人なので
    お酒や食事の描写が沢山あるのは不自然じゃないし、こっちも
    それがこの作品の良い所の一つだと思えるんだけど、今作では
    その手のシーンは邪魔な気がする

    若手社員や丸山の変わり方が急すぎて、寧ろそちらの過程に
    ページを割いて欲しい

    特に神田は登場時と料亭での再登場時では全く別キャラ
    学生時代、祭りを盛り上げようとした事を友達から就職活動の為と
    言われた事にショックを受けたのは判るけど、何故それで就職して
    やる気のない社員になるかな

  • 閉店危機の百貨店と地元のお祭の復活のお話なのですが
    こんなにトントンといくものんでしょうか

    また秋川さんの本は、「居酒屋ぼったくり」「いい加減な夜食」とか
    おいしいものが出てくるので
    本作の「幸腹」というのも、そういう系で支えるお話かと思ったのですが…
    ちょっと違いました。

  • 店長をしていた堀内百貨店に事業部長として再び関わることとなった高橋伝治だが、売り上げは激減し、閉店の危機にあることがわかる。
    時代と部下のせいにする店長に、「気合い」の足りない店員たち。
    伝治はバブル時代に培ったグルメぶりを発揮し、若い店員たちと、おいしいお店で互いの理解に努めるのだが…
    (アマゾンより引用)

    面白くないことはないが、あんまり共感できない(´・ω・`)
    話がうまく運び過ぎて、リアリティがない(´・ω・`)
    んなわけあるかい!!な感じの終わり方(´・ω・`)
    途中途中はいんだけど、大団円過ぎる感がイマイチ

  • 成功したグルメ的な話を期待させる幸腹というタイトルは作為的であるが、作者の本意か売り手側の押しつけなのかは正直、微妙である。接客という観点で語られるのは飲食店側の話が多く、百貨店での話はリアリティがないからか。主人公の立ち位置も不明確なうえで脇役たちにも魅力がないのが残念。

  • 赤字続きの百貨店に事業部長として関わることになった主人公・高橋伝治。世代間のギャップや時代の流れに戸惑いながら、周囲を巻き込んで百貨店の存続に奮闘。
    トントン拍子で進み過ぎかなとも思うけど、どんどん街の活気が広がっていく様子に嬉しくなる。
    グルメ色は思ったより薄かった。

  • 赤字が続き、不採算店舗のこのお店には若いころからの思い出がある。
    統括部長として戻ってきた主人公。店長やお局様、ご近所さんたちを巻き込んで模索する夢物語。

  • こんな簡単には無理でしょう。

  • 敵役がいないので甘口だが、現実が厳しい分、このくらい調子のよい話のほうが元気になれてよい。

  • キレイにまとまりすぎてるかな?
    でも、いい感じで読めました!

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幸腹な百貨店の作品紹介

「気合い」なバブル部長は
救世主? それとも時代錯誤オヤジ!?

閉店危機にあるデパート再生のため事業部長の伝治は、
若い店員たちと旨いお店で「腹を割ろう」と目論むが……

『居酒屋ぼったくり』の著者、最新作!

店長をしていた堀内百貨店に事業部長として再び関わることとなった高橋伝治だが、
売り上げは激減し、閉店の危機にあることがわかる。
時代と部下のせいにする店長に、「気合い」の足りない店員たち。
伝治はバブル時代に培ったグルメぶりを発揮し、
若い店員たちと、おいしいお店で互いの理解に努めるのだが……

書店員さんも共感!

大切なのは「人の力」。一生懸命はカッコいい!
――三省堂書店営業企画室 内田剛さん
空腹感わき立つグルメシーンに、読後は満腹と感動が待っていました。
――山下書店南行徳店 古沢覚さん
同じ店員として見習わなければと、心が熱くなりました!
――書泉ブックタワー 江連聡美さん
現状に諦めかけていた人たちが、少しずつ目を輝かせる姿に、背中を押されました。
――紀伊國屋書店横浜みなとみらい店 安田有希さん

幸腹な百貨店のKindle版

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