- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062198400
感想・レビュー・書評
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「探偵の鑑定」に水鏡が登場したので、本編も読んでみることに。簡単に言うと、「鑑定士Q」の理系版のような感じ。文部科学省に一般職として入省した瑞希は、研究班等の不正を調査するタスクフォースに配属になる。お役所仕事で、なあなあになりそうな事例の不正を、探偵業で磨いた感性で次々と解決していく。「鑑定士Q」も終わりに近いので、それに続く新しい「人の死なないミステリー」。最初は反感を持っていた総合職の南条たちも、最後の方には打ち解け、これからタスクフォースのメンバーたちの活躍が楽しみ。
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新シリーズ。こう云うことにそんなに不正があるって前提が好きじゃないなあ~。次作以降はもう少しすっきり感が欲しい。
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正義感を発揮するあまり組織の枠をはみ出してしまう文科省新米女性一般職・水鏡瑞希(みかがみみずき)。役所は彼女をもてあまし、研究費の不正使用を調査する特別編成チームに配属する。税金目当てに悪事がうごめく臭いに敏感に気付く瑞希。彼女はエセ研究開発のねつ造を見破れるか? 抜群のひらめきと推理力が霞が関を震撼させる、美女公務員の下克上エンタテインメント!
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松岡圭祐氏の新シリーズ。今度の主人公は、正義感の強い文部科学省のノンキャリアの公務員水鏡瑞希。万能鑑定士凛田莉子の知識の豊富さと探偵の探偵シリーズの紗崎玲奈の正義感を合わせて2で割ったようなキャラのイメージを受けた。話の方はもっと一つ一つの問題を深く掘り下げてほしかった面はあるが、逆に言えば話のテンポがいいということも言える。タスクフォースのメンバーで色恋沙汰になりそうな予感がするのは気のせいか。まあ、前々から読みたいと思っていたシリーズなので、続きも読んでいきたい。
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新しいシリーズは最初からカップルになりそうですね。
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不正研究はぶっ潰す。水鏡瑞希、鋭い推理力と一途な行動力で自分の力を信じる正義を貫く、日本の国のヒロイン。面白い。頑張れ。