18歳選挙権ガイドブック

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 34
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198516

作品紹介・あらすじ

「18歳選挙権」で政治が変わる! 
テレビでおなじみ、ベテラン教授の政治学講義を1冊に。
写真と図表をふんだんに使いながら、民主主義の歴史をひもとき、
18歳選挙権の本質をわかりやすく解説します。

2015年6月、選挙権年齢を現在の20歳以上から18歳以上に引き下げる改正公職選挙法が国会で可決、成立しました。2016年7月の参院選から適用され、18、19歳の約240万人が新有権者となります。
本書は、選挙と民主主義について考えるとき、とりわけ若い有権者に読んでほしい1冊です。60点以上の写真やイラストも使用して、わかりやすさを心がけました。

感想・レビュー・書評

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  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50026110

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000030863

  • 選挙についての基本的なことが書かれていて、
    進学校の高校生ならすらすら読めるかな?という文面と内容でした。
    大人にも、民主主義の歴史とかが読みやすくて良いです。
    他人ゴトではなく、自分ゴト。わかりやすくて、いい言葉だと思いました。

  • 379.4||Ka

  • 政治に潜む3つの落とし穴
    ⑴無関心と無力感
    ⑵センセーショナリズム
    ⑶情報操作

    若者の政治参加離れ。昨年の安保法制から貧困問題、教育・奨学金の問題、最賃のことなど、自分たちの生活をリアルに路上で語り、多くの人の内面に働きかけて、”自分ゴト化”が進んできている。

    それでもなお、選挙にまで結びつかない実態。
    落とし穴の穴の深さを感じた7月10日の参院選。


    主権者教育の取り組み方など、高校で模擬投票をする実践例も挙げられながら、今、いろんなところで広がっている学びの場。
    自分たちの持ち場で、何ができるのか、もう一度考えて、対話を広げたい。

    落とし穴にはまらず、自分の目で見て、頭で考える。そして、自分で決める。

    主権者としての自己決定と自己選択。

    2016/9/17 p203

  • 18歳に選挙権が引き下げられるにあたって書かれた本。ちょっと講話録っぽいんだけどそうでもない。政治を自分ゴトにしていくにはどうしたらいいのか、政治の3つの落とし穴である無関心と無力感、センセーショナリズム、情報操作とは、他国での18歳の扱いや民主主義とはそもそも何か、どのようにして各国では主権者を教育しているのか、日本の課題は何か、そういったことが簡単に書かれている。

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著者プロフィール

川上和久(かわかみかずひさ)
東京都生まれ。東京大学文学部社会心理学科卒業、同大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。東海大学文学部助教授を経て、明治学院大学法学部教授、同学部長、副学長などを歴任。現在は国際医療福祉大学教授。公益財団法人明るい選挙推進協会評議員、東京都明るい選挙推進協議会委員などを務める。専攻は政治心理学、戦略コミュニケーション論。おもな著書に、『情報操作のトリック』(講談社現代新書)、『2大政党制は何をもたらすか』(ソフトバンク新書)など。「Nスタ」(TBS系)コメンテーターなど、テレビ出演も多数。

「2016年 『18歳選挙権ガイドブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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