- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062198561
作品紹介・あらすじ
累計7万部突破「決戦!」シリーズに三国志が登場!
舞台は大陸、主役は古代の英雄たち。広大なスケールで贈るファン必読の書き下ろし
豪華絢爛! 英雄たちの無双演舞
田中芳樹 『アルスラーン戦記』『銀河英雄伝説』など
東郷 隆 『信長 覇王の海』『センゴク兄弟』など
木下昌輝 『宇喜多の捨て嫁』など
天野純希 『信長 暁の魔王』『破天の剣』など
吉川永青 『戯史三國志シリーズ』『誉れの赤』など
感想・レビュー・書評
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面白かったです!ついに日本を超えて海外を舞台に!この本を読んで三國志に興味を持ちました。決戦!三國志TOP3は①木下昌輝の「姦雄遊戯」②吉川永青の「応報の士」③天野純希の「天を分かつ川」です。
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題材がマイナーすぎる。もっと有名な人のお話が読みたかったな。
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「奸雄遊戯」許攸
「天を分かつ川」周瑜
「応報の士」法正
「倭人操倶木」操倶木
「亡国の後」劉禅
5つのエピソードからなる短編集。ある程度三国志に知識がある人には登場人物の個性が足されより深く三国志が楽しめる作品。 -
どちらかというとわき役の人物を主役にして展開する。周瑜、なるほどね。
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戦国時代アンソロジーと思っていた「決戦!」シリーズですが、三国志でもやってくれました。ただ、三国志全体でくくられちゃっているのが残念かな、と。
戦国時代に知名度の高低はあれど数々の戦いがあるように、三国志も同様。なので、こちらも一つの戦いをピックアップしてくれればいいのになぁ、と。「官渡」でも「赤壁」でも。ま、ゲームの三国無双みたくなりそうですが。
とはいえ、「決戦!」シリーズの新しい時代を開く1冊。今後も歴史の横展開を期待します。
『姦雄遊戯』が好きです。
見事な伏線回収。曹操の策略と許猪の徹底がいいですね。 -
三国志の簡易版、最後の2編は歴史解説的な内容でつまらない
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それぞれの作品は面白かった。
でも、こうなると決戦シリーズとしてはどうなんだろう。
一つの戦いを、そこに関わっているそれぞれの視点で描くという点が面白かったのに。
三国志なら、それも十分に可能。三国志で何作かシリーズしてくれたら良かったのに。
それこそを読みたかったなあ。
これでは単に、三国志の普通のアンソロジーでしかない。 -
三国志の短編集。主役に置かれる人物が癖のある方々なので三国志好きには楽しめる。私はやはり吉川永青さんの「応報の士」が良かった。捻くれた法正を一喝する劉備の言葉と最後の笑いは愛だな愛。「姦雄遊戯」は許攸が主役と思いきや曹孟徳姦雄としての格が違うなぁ。
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決戦シリーズでの日本の合戦ネタが尽きたか、先の本能寺に続き、国を変えた三国志ネタとなっているが、やはり中国では合戦の背景となった武士の葛藤という根幹の部分での感情移入ができず、イマイチか。戦国ものからさかのぼった応仁の乱とか源平ものとかに戻っていただければなとは思うが、武士階級が確立していない時代では、それはまた違うものになってしまうかな。