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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062199032
作品紹介・あらすじ
大名、大物商人が楽しんだ! ポケットサイズで美しく面白い豆判春画。江戸人の奇想天外な発想を原寸で掲載。貴重な作品200点。
感想・レビュー・書評
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この本を最初に手に取ったときは「版画として小さいから、図版がキレイじゃないな」と軽く見ていたのだが、この本のポイントは春画画中の書き入れの解説にあった。
春画は今のエロマンガと同じくファンタジーなので、絵の背景にある物語が分かってようやく楽しめる。性器がデカイだのパースがおかしいだの、そーいうのはどうでもよいのである。
この本では、掲載の春画のうちの一部ではあるが、画中の書き入れをしっかり解説したり、絵に込められた背景の物語が分かるように解説したりしてあるので、春画の面白さが現代人の我々にも少し分かる。
とはいえ、この本よりはすばる舎の「春画(おとなの愉しみシリーズ1)」 http://www.subarusya.jp/book/b177665.html のほうが図版も書き入れ解説もしっかりしている(しかも安い)ので、そちらをオススメしたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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