- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062200110
作品紹介・あらすじ
日本文藝家協会が毎年編んで読者に贈る年間傑作短編アンソロジー。2015年一年間に文芸誌などの媒体に発表された全短編の中から20篇を厳選。ベテラン作家から新鋭作家まで、多彩な書き手による注目作、意欲作を選び出し、この一冊で2015年の日本文学を一望できる珠玉の短篇名作選です。
収録作品
「鉢かづき」 青山七恵、
「秘宝館 」 いしいしんじ
「コノドント展」 絲山秋子
「病棟の窓」 大城立裕
「まるで砂糖菓子」 乙川優三郎
「おでんの卵を半分こ」 片岡義男
「globarise」 木下古栗
「なもあみだんぶーさんせうだゆう」 姜 信子
「カーディガン 」 佐藤モニカ
「ポンペイアンレッド」 高樹のぶ子
「首飾り 」 辻原 登
「牢名主」 津村記久子
「伊皿子の犬とパンと種」 長野まゆみ
「無声抄」 諏訪哲史
「うらしま」 日和聡子
「夏、訃報、純愛 」 保坂和志
「石蹴り」 松浦寿輝
「越境と逸脱」 山崎ナオコーラ
「ココナツの樹のある家」 楊 逸
「前世は兎」 吉村萬壱
感想・レビュー・書評
-
作家の力量というか見せ場、ツール・ド・フランスで言ったらタイムトライアル日?
今まで読んだ事が無かった作家の掘り起こしにアンソロジーは最適。
敢えてベスト3を選ぶとすると、伊皿子の犬とパンと種:長野まゆみ、鉢かづき:青山七恵、ココナツの樹のある消える:楊逸。
1位は自分自身と重なる部分が多く、ストーリーとしての上乗せもあったかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示