- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062200127
感想・レビュー・書評
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読み終わったけど、読んでしまったことを後悔しています。こんなにガンバったのにヒドイメにあったワタシってかわいそう、という内容でした。
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自己愛に満ち溢れた内容で…oh...となりました
そして流石、自己憐憫よろしく関係者への無言の反論…(無言じゃねーか)
専門用語ばかりで一般人には全くもって【?????】の内容
少しばかり研究やレポート、論文等見てきたものでも【??????】な、内容
一体誰得の本でしょうか
一体何の為の自伝でしょうか
死んでしまいたい、というような
逃げ出したい、というような描写が冒頭にありますが
笹井氏と奥様のことを考えると、やりきれないというか無神経且つ自己愛と
自己憐憫の塊であってそれを主張しているだけの関係者向け出版物だな、と
憤りすら覚えます
平積みでシュリンクされた本がざぁっと並んでいましたが数週間も経たぬうちにシュリンクを解かれて乱雑にワゴン売りされてました
真相さっぱり不明ですね、広い意味で -
得られたものはなにもなかった。
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読了。まぁ、小保方さんサイドの一冊。フィクションだったら最高に面白いけど。
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STAP細胞の一連の騒動の渦中にあった人の手記。これがあったのかどうかとか、誰が悪いとか、そういう判断は私は出来ないし、報道の内容も真実かどうかは話半分程度にしか読んでいない。正直そういうところに興味はありません。ただ、一研究者が晒しものにされてその道を閉ざされたであろうことを今どのように思っているのか知りたくて読んでみました。
前半と後半のギャップの差がすごい。前半は大学、大学院、渡米、日本の研究所での活動。実験実験の日々の中で細胞のある挙動に興味を持ち、それが他の研究者の関心ごとと一致し、あれよあれよと周りにはすばらしい研究者や実験設備が整っていきます。すごく楽しい日々を過ごしていたことが伝わってきます。この感覚は研究内容もレベルも全然違いますが、私もとてもよく分かります。
後半はものすごく切なくなってしまいます。報道の過熱から時の人に本人が望まなくてもなってしまい、それから不備が指摘されてから、今まで優しく協力的だった人が急に手のひらを返したように保身に走る様子がまざまざと描かれています。報道として面白く、ストーリーにあうように都合のいい部分だけが報道され、強引な取材や個人情報の流出、内部情報のリークなど、次々と嫌なことが著者の身の回りに起こります。共同研究ならではの怖さが感じられました。一緒に研究しているのに、どんなマウスを渡されたのか分からない、教えてもくれなかった、しかし理系の共同研究はトップダウン式なので上の人の指示を聞くしかないような雰囲気。それでいて一人だけが悪いようにされたことへの行き場のない悲しみがよく伝わる内容でした。特に報道の仕方には納得がいっていないようで、実名や番組名が出てくるところがあります。
研究がただ好きで、国内でトップレベルの研究者に教えていただけるという環境も手にしながら、最後は博士号剥奪、そして研究者の道が閉ざされてしまったと自分で書いているところは、読んでいてツライところがありました。本が書けるくらいにまでは体調が戻ったのかなと思いましたが、ストレスで受けたダメージは相当のようで、これからどうしていきたいのかといった希望的な心境は書かれていません。もう少し時間がかかるのかもしれません。 -
2016/02/05-02/11
①泥舟にこれほどまで泥を塗るのはなぜかと考えてしまう。恥の上塗り。
②男性に対する女性の業の深さを感じる。自分をステージに立たせた後、引きずり降ろされた恨み辛みをこれでもかとてんこもりされている。
③近年稀に見る"怨みの書" -
彼女の言い分が絶対に違うとは言い切れない。
理論は破綻していないので、これだけ読んでも真実はまだわからない。