- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062200554
作品紹介・あらすじ
大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」書籍化第2弾、待望の刊行です!
新聞各紙の書評などのほか、前作に感想の声が続々。「おもしろいのに感動」「ふしぎな力がわいてくる」「歯にきぬ着せぬほんとうの言葉」「吹き出したりもするけれど、心の霧が晴れた」「痛快なのに、泣けてきた」などなど。
全世界販売部数が300万部の大ベストセラー『100万回生きたねこ』の絵本作家にして名エッセイストの佐野洋子さん。そのヨーコさんの言葉を、絵で伝える今注目のイラストレーター北村裕花さんの250点近い絵も、オールカラーで収録。
第2弾では、いよいよ要望が多い「フツーに死ぬ」も収録。『100万回生きたねこ』誕生に込められたヨーコさんの切ない想いが明かされる「二つ違いの兄がいて」も読めます。
そのほか、「せめてこれ以上、誰も何も考えないで」では、日常のささいな喜びの見つけ方からご機嫌で生きていく秘訣が。「あーつかれた」ではなぜか、美人より不美人のいる社会が豊かだと判定。「これはペテンか?」で、年をとっても惑うのはどうして?とヨーコさんは戸惑い、人生は40歳からかもしれないと喜ぶ。番組でも人気が高い1本の「貧乏人の品性」は、美大生時代の貧乏な同級生が登場。ズボンのベルトが買えない男、ズボンがひとつしかなく洗濯したらパンツ一丁で待つ男……他、読めばみるみる心が自由になるイラストエッセイの数々。その中でヨーコさんはときに、「私が一番嫌なのは、これが真実、これが真実とわめく事である」と釘を刺す。
本作は、人生に何が大事か、変哲のない人生の重みを、おかしく優しく、けれども鋭い視点で教えてくれます。
感想・レビュー・書評
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175ページ
1300円
5月2日〜5月2日
インディオのおんなたちが教えてくれること、品のある貧乏な学生、孔ちゃんの死、兄のこと、フツーに死ぬということ。100万回生きた猫に込められた願いとは。
愛猫のフネの死は、どこか崇高で生き物として素晴らしさを感じた。美人じゃないと思っている同志の集まりで、美人じゃない人は税金を安くしてもらいたいという話は、なんだか笑えた。ブス度申告書を自己申告にすると、結局税金を払うことにな
るという結論だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐野洋子さん2冊目
「100万回生きたねこ」の誕生話が読めた♪
今回は「ブス度申告書」で涙出るほどワロた!
ブスが居るから美人もおって世界は多様化して潤ってるってことになるほど!
私も少しは世界の役に立ってるんかもな( ´∀`)
ふとした拍子になんか読みたくなる本やなぁ〜♪ -
帰省中実家本棚。モタさんの言葉を数年前に読んだ。母の本棚でヨーコさんバージョン3冊を見つけて思わず手に取る。世界を斜めから見ているようで正面からぶつかっているような気もする文章。価値観は人それぞれで、幸せの形は人それぞれだよねと感じるようになった最近。本やネットや様々な表現、媒体を通して様々な価値観や考え方に触れることが楽しい。自分の頭で考えるための引っ掛かりをもらえる。そして、その文章や表現はきっと作者の中の一部で、ここで表現されていること以外のものも多いのであろうことを想像する。それで何になるのかはわからないけれど、考えることは楽しい。2020/1/4
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5です。しみます。
「人間は月まで出かける事が出来ても
フネのようには死ねない」
死が訪れない人なんてただの一人もいないのに。
ちょっと早かったり、ちょっと長かったりするだけで。その気配を感じた途端びくびくしてしまうのは人間だけなんだろう。
大事な人を見送った先月、怖くても苦しくても、最期のその瞬間は、あたりまえを静かに受け入れるフネのようになれるんだと思えた。たとえそうじゃなかったにしても、そう思わせてくれた優しさにとことん感謝。
私にも必ず訪れるその瞬間、こうありたいとしみじみ思う。人生最期の目標はフネである。 -
2023年6月19日
佐野洋子 文
北村裕花 絵
絵と文のマッチ度高い。
佐野さんが描いた絵じゃなかったのねー。
絵に惚れた -
ヨーコさんの言葉が好きだ。
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今回も、これもまたとてもよかった。初めて、自分がどんなおばさんになりたいかを具体的に考えて、おばさんになるのも悪くないなぁと思いました。佐野さんありがとう。
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やっぱり素敵な人ですね、、、
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大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」書籍化第2弾、待望の刊行です!
新聞各紙の書評などのほか、前作に感想の声が続々。「おもしろいのに感動」「ふしぎな力がわいてくる」「歯にきぬ着せぬほんとうの言葉」「吹き出したりもするけれど、心の霧が晴れた」「痛快なのに、泣けてきた」などなど。
全世界販売部数が300万部の大ベストセラー『100万回生きたねこ』の絵本作家にして名エッセイストの佐野洋子さん。そのヨーコさんの言葉を、絵で伝える今注目のイラストレーター北村裕花さんの250点近い絵も、オールカラーで収録。
第2弾では、いよいよ要望が多い「フツーに死ぬ」も収録。『100万回生きたねこ』誕生に込められたヨーコさんの切ない想いが明かされる「二つ違いの兄がいて」も読めます。
そのほか、「せめてこれ以上、誰も何も考えないで」では、日常のささいな喜びの見つけ方からご機嫌で生きていく秘訣が。「あーつかれた」ではなぜか、美人より不美人のいる社会が豊かだと判定。「これはペテンか?」で、年をとっても惑うのはどうして?とヨーコさんは戸惑い、人生は40歳からかもしれないと喜ぶ。番組でも人気が高い1本の「貧乏人の品性」は、美大生時代の貧乏な同級生が登場。ズボンのベルトが買えない男、ズボンがひとつしかなく洗濯したらパンツ一丁で待つ男……他、読めばみるみる心が自由になるイラストエッセイの数々。その中でヨーコさんはときに、「私が一番嫌なのは、これが真実、これが真実とわめく事である」と釘を刺す。
本作は、人生に何が大事か、変哲のない人生の重みを、おかしく優しく、けれども鋭い視点で教えてくれます。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062200554 -
前の本に続いて読んでしまいました。
歳をとっても自分の中に4歳の自分や9歳の自分がいるという話が好き。
小さい頃思っていた大人と今の自分のギャップって誰もが感じることだと思う。