中国GDPの大嘘

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著者 : 高橋洋一
  • 講談社 (2016年4月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062200707

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中国GDPの大嘘の感想・レビュー・書評

  • 経済学者、数量アナリストの視点に立ちながら、
    なるべく平易な文章で分かり易く伝えようとされていて、
    1日で一気に読了できる良作でした。

    遠藤誉さんの作品と比較すると、
    インサイト考察を少なくて薄味な内容とも言える。


    統計の偽造 改竄、
    信用取引解禁による破綻者続出、
    不動産バブル崩壊、
    地方自治体への クズ債権をベースとする融資
    軍事費を超える国内治安維持費、

    クリティカルな負の要素だよなっての連続で、
    ヤバい!

    この難局をソフトランディングできれば御の字、
    ハードランディングとなると戦争へ

    国内の不条理を国外へ転化=戦争、

    という示唆には、膝を打った。

  • 中国のぎぞう経済がクラッシュする日はいつか?

    人民日報で信じられる記事は何か?

    記者たちは、真実をありのままに伝えると言うメディアの本来の役割を果たしてはならんのと教えられている店

    新華社の元幹部、何十年も書いてきた記事は全部インチキだった。空虚で真実は何一つなかった。

    将来に希望を失った庶民が、どこまで共産党の一党独裁を許すのか?

  • タイトルにあるように、中国の経済統計のウソばかりではなく、様々な中国における問題をまとめた一冊です。

  • 連続で中国経済物を読むからこそ、

    理解できることも多いです。。

    あとは同じような種類の本をまとめ読みすると、

    最初の本である程度の知識が学べているので、

    次の本をよむ時間をかなり短縮できるという

    利点もありますね!!

  • 今やアメリカを凌ぐ勢いの中国の実際のGDPは、三分の一とか。にわかに信じられないが、様々な統計と照らせ合わせるとそうかもしれない。

  • 中国が低成長に陥り、官製発表のGDPが作られた数字であろうことは、広く知られたこと。
    その分析がなされているのかと思ったら、印象論と捏造国家という言葉で片付けられてしまった。大躍進政策や高速鉄道事故の隠ぺいなども傍証として挙げられ、議論が雑駁。
    他にもメディアで報道されていることも多く新味はなかった。中国経済に悲観的な見方をこれだけ続けて読むと暗たんとするのは確かなのだけれど。

  • 日本のGDPが中国に抜かれてからかなり経過しましたが、一部には中国のGDPは多目に発表されているという話もあります。この是非はともかく、私が明らかに記憶しているのは、あの崩壊したソ連も長らく、アメリカに次いでGDP(当時はGNP)が世界二位でした。

    それがロシア連邦になった後には何位になったのでしょうか。あのころのデータはインターネットを見る限りありません。この本の帯に書かれていますが、旧ソ連のGDPは発表値の半分程度だったそうです。

    中国の本当のGDPがどの程度か分かりませんが、発電量が伸びていないなか、経済成長がいまだに6%を超えているのは、本当なら驚きです。

    ただし、中国を実際に足を運んでいる知り合いの話では、中国の一部のエリアでは発展が続いている様ですから、今後も中国からは目を離せないと思いました。

    以下は気になったポイントです。

    ・ソ連が崩壊したのは、その経済停滞が大きな要因だが、ソ連を間違った方向に導いたのが偽造統計である。公表していたGDPも実際はその半分以下程度。1928-85年まで国民所得の伸びはソ連の公式統計では90倍だが、実際は6.5倍。平均成長率は、8.3%としていたが、実際は3.3%(p2、28)

    ・ソ連も市場経済への移行とともに、1990年にIMFや世界銀行などの国際機関による調査団を受けいれ、これをきっかけに統計を正常化させた歴史がある(p3)
    ・ギネスブックで世界最高の王家は日本の天皇家であると認定されている(p21)

    ・温家宝首相は、ダボス会議の会食にて、信用してチェックしている統計数値は3つ、電力消費量・鉄道貨物輸送量・銀行融資額、とオフレコ発言した、これはアメリカ国務省内の部外秘であったが、2010年ウィキリークスにより暴露(p40)

    ・中国の公式失業率(4%程度)は、調査対象が、失業率が低い都市部の戸籍をもち、職業安定所に登録した労働者を対象(p42)

    ・世界の先進国のデータから推測すると、中国の輸入伸び率からGDPの伸び率を算出すると、2015年は6.9%成長どころか、マイナス3%である(p44)

    ・2008年の4兆人民元(68兆円)はその後の続き、2009年から4年間で、110兆円(1900兆円)の固定資産投資が行われた(p47)

    ・2011年に浙江省温州で発生した事故は、40人死亡、高架から落ちた車両をすぐ土中に埋めるなど批判を受けた、あれは特別快速列車で高速鉄道ではないので、新幹線を海外に売り込むときには無事故と主張する(p60)

    ・中国株式市場で儲けているのは10人に一人、その一人が官僚であり共産党幹部という点が、自由経済市場と異なる(p71)

    ・2011年から2013年の3年間で中国が使用したセメントの量が、アメリカの20世紀の全ての使用量を上回っていた(p84)

    ・中国のGDP成長率に占める不動産投資の割合が高いのも問題、土地の販売額のうちかなりの部分が役人の懐に入る。そのために地方の役人は建設ブームを過熱させてきた(p86)

    ・中国は2008年リーマンショック後に4兆元(68兆円)の景気浮揚策を行ったが、中央政府分は0.2兆元のみ、残りは地方政府や国有企業に資金調達させた、そこで登場したのがシャドーバンキングである、2010年末には政府計画の4兆元をはるかに超過して、10.7兆元となり、不動産投資や公共事業へ流れていった。最近の公式発表では、30兆元(510兆円)を超えたことが明らかになった(p91、92)

    ・GDP一人当たり1万ドルを突破するには、これまでの先進国の例を見ると、社会経済の構造改革(資本・投資の自由化)が条件である(p108)

    ・いまのTPP(12カ国で2016年2月4... 続きを読む

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中国GDPの大嘘の作品紹介

中国の成長率は、やはり、とんでもないデタラメだった!! それどころか、日本はいまでもGDP世界2位の経済大国、中国には「失われた100年」が待っている!?  
 ソ連崩壊まで、そのGDPについて、世界は騙され続けた。公表していたGDPも、実際はその半分程度だった。かつ、国民所得の伸びに至っては10倍以上に偽装されていたことが判明した。
 共産主義経済の「偽造統計」のカラクリを、財務省で日本国のバランスシートを作った著者が、徹底的に追及!!

中国GDPの大嘘はこんな本です

中国GDPの大嘘のKindle版

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