- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062203449
感想・レビュー・書評
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不思議な話
最初はミチルと同じで何が何だかわからなかった。
最後にあーそうなのかってわかる。
幻想的、ふわっとした感じ。恩田さんらしい。
夏の人が悲しいね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
夏流(かなし)という街に転校してきた中学生のミチルは、終業式の日に全身緑色の「夏の人」から「夏の城」での林間学校に招待された。ミチルは5人の少女たちとともに夏の城で静かな共同生活を開始する。
ダークファンタジーというか静謐で悲しい話。
恩田ワールド全開、面白かった。
(図書館) -
長年の恩田ファンは、この誰に読んでもらいたいのかわからない毒っ気のある感じが良いんだろうなぁ。そうそう、こういうのもいいんですよ。
2019/3/6読了 -
恩田陸さんらしい、冷たさと聡さを感じる子供達の物語。これまで読んだシリーズとは違って、最後で謎解きがあるのだが、話の展開からの期待値と噛み合わなかった。
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転校してきたばかりのミチルは、全身緑色の”夏の人”から夏休みの林間学校の招待状を渡される。呼ばれた子供は必ず行かねばならないらしく事情がよくわからないまま出かけるのだが、夏の城と呼ばれるそこでの生活は奇妙なものだった…
恩田陸らしい詩情溢れた物語だが、ラストが少々唐突だし疑問が残った。 -
麦海を彷彿とさせる、少女たちの閉じられた世界。
雰囲気はいいんだけど……なんだろ。恩田さんの「ふわっと」した終わり方は好きなんだけど(で?!みたいな(笑))これはなんか、違う。
なんか、もうちょっと丁寧に世界観を描いて欲しかった。
児童書?だからなのかもなんだけど、全体的に「薄っぺらい」
前半はすごくいいんだけどなー。うーん……。 -
大きな鏡の中に緑色をした不気味な「みどりおとこ」の影を見つけた中一のミチルが、呼ばれた子供は必ず行かなければならない謎に満ちた古城での林間学校の招待状を受け取る。五人の中学生の少女達との共同生活の中、鐘や花の不思議なルールに従う。設定も雰囲気も素敵でうっとりした。招かれた理由もしっくり来て良かった。
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何も知らされずに、夏の城の林間学校に招へいされた少女ミチル
他の6人の少女たちだけの夏の日々が始まる
最後に、そういう事だったんだ・・・と、思う展開。
設定が面白い。
緑の人。
隔離。
メメントモリ 死を想え。
恩田陸さんの描く、少女の世界が好き