野良猫を尊敬した日

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著者 : 穂村弘
  • 講談社 (2017年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062203951

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野良猫を尊敬した日の感想・レビュー・書評

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  • 北海道新聞に掲載されたエッセイを中心にまとめた1冊。

    家にインターネットを引くのがめんどうで、原稿を送るために毎日のように近所のネットカフェに通っていた、というエピソードに苦笑。
    その後の便利さはわかってる。
    わかってるけど、目先の手続きのめんどくささに勝てない。ああ、私とおんなじだ…。

    日常生活の中でたびたび感じる「あちゃー、こんなはずじゃなかったのに…」と思う瞬間を言葉にしてくれるのが親近感を感じる理由なのだと思います。
    新聞というメディアを意識してか、ほむらさんにしては落ち着いた内容かも。
    けらけら笑うよりも、我が身を振り返らせてくれる文章が多かった気がします。

  • +++
    現代を代表する人気歌人であり、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇
    +++

    相変わらず自意識過剰で、世間とほんの少しずれていて、変わる気があるんだかないんだか、変えたいんだかそのままでいたいんだかさっぱりわからない穂村さんぶりにおかしみがにじみ出ている。今作は、いままで以上に共感する部分が多くて、うれしいのか情けないのか、思わず苦笑が浮かんでしまう。読者としては、意気込むことなく穂村路線をゆるゆる歩んでいただきたいと願う一冊でもある。

  • つるんとした感覚。
    先延ばしにする感覚。
    「ふるふる」のようなもの
    「いつもの世界」の向こう側
    プレッシャーによる論理の暴走
    それぞれの世界の限界

    おそろしく、うつくしく、いたい世界の話

  • ゆるぎない、ほむほむ。
    現実世界と自分の位置はどうしたって近づかない。そんなほむほむに甘えてもいいですか。

  • なんというか、著者を見て(読んで)いると、偏った人にとって希望の星のように感じるわけです。星と言っても数多ある星の中の有名ドコロではなく、名もなき星。でも星は星。

  • そのバストで一生満足ですかと言われたら、もちろん満足ではないですよ。

  • 一編が2、3頁のエッセイを集めたもの。暇なときに気軽に手にとって読むといいかも。個人的には最後の「流星とチーかま」が好きだ。

  • 相変わらずのダメ男ぶりで、そのダメさが私にとてもよく似ていて痛いほどに共感しまくり、他人とは思えない(さすがにおねしょはしないけど)。
    今回は子供の頃の思い出も多く取り上げられていて、そのせいか小さい頃によく感じた物悲しさやうら寂しさが全体に漂っているな気がして、他のエッセイよりものめり込んで読めた。

  • 穂村氏の面白いところは不思議な視点と突拍子もない解釈だと思うのですが、この本はあまりにも普通でした。

  • 自分は弱いとはっきり認められて、自意識の暴走や、少しずれた世界に迷いこんだような不思議な人々をユーモアたっぷりに語ってくれる穂村さんのエッセイがいつも好き。北海道新聞に書いていたりするせいか、今回北海道の話が多かったような気もする。世界と自分の狭さにきゅうきゅうしていた青春時代に出会いたかったと思う。もっといろいろな世界の見方があるし、小さな自分もちょっと愛しいと思えた気がする。

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野良猫を尊敬した日の作品紹介

現代を代表する人気歌人であり、評論、エッセイ、絵本、翻訳など幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常をユーモアを込めて描く、魅力のエッセイ62篇

野良猫を尊敬した日のKindle版

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