- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062205665
作品紹介・あらすじ
2017年7月から連続テレビドラマ化!
大人気「警視庁いきもの係」シリーズ待望の第4弾!
ピラニア、クジャク、ハリネズミが登場する傑作中編3作を収録!
学同院大学で起きた殺人事件の容疑者は、クジャク愛好会の奇人大学生! だが無実を信じる警視庁いきもの係の名(迷)コンビ、窓際警部補・須藤友三と動物オタクの女性巡査・薄圭子はアニマル推理を繰り広げ、事件の裏側に潜むもうひとつの犯罪を探り当てる!? 犯人確定のカギはクジャクの「アレ」!?
警視庁の「いきもの係」というべき、総務部動植物管理係の名コンビ、窓際警部補・須藤友三(すどう・ともぞう)と動物オタクの女性巡査・薄圭子(うすき・けいこ)のアニマル推理が楽しめます!
感想・レビュー・書評
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警視庁いきもの係シリーズ第4段。今回はピラニア・クジャク・ハリネズミ。二人の頓珍漢な掛け合いや隙間があるとすぐ入り込む動物蘊蓄は相変わらず安定で楽しく読める。新しく芦部巡査部長が配属されたけどまだまた腰が引けたまま。次回以降は活躍するのかな?謎解きとしてはピラニアが正当派で好み。クジャク、大学内を歩き回ってるという所で某大学同好会が思い浮かんだら取材協力に名前まで載ってて笑った。
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二人のやりとりが面白すぎる。とても警察官同士の会話とは思えない。
話は脱線するし生き物に対する愛情がすごい。笑っていると急に真犯人が特定され事件が解決に向かうところもすごい。
他のシリーズもあるようなので読んでみようと思う。 -
シリーズ第4弾
元捜査一課の刑事と動植物に詳しい警察官コンビがサクサク事件を解決していくお話。
短編集。
本作より新しいメンバーが加わりました。
どのお話もスッキリサッパリ解決していくのでストレスなしで楽しめます。 -
警視庁いきもの係シリーズ第4弾で、今回はピラニア、クジャク、ハリネズミ。
先日第5弾を読んでから1冊抜かしていたことに気づいたが、短編集なので特に問題はなし。
ドラマで見ている話もあったがドラマではけっこう改変されているところもあって、その違いも楽しめた。
巻末の取材協力のところを見てたら京都大学にクジャク同好会ってあるのね。まさかスカイレインボーハリケーンゴッドフェニックスさんが実在したとはびっくり。 -
警視庁いきもの係シリーズ4作目。 ピラニア、クジャク、ハリネズミの三編。
遺伝子に従い本能のまま素直に生きる動物たちに比べ、人間のなんとも言えない機微で犯罪を犯す愚かしさよ。 そしていきもの係についに新メンバーが、敬語じゃない薄巡査新鮮です。 -
11月-7。3.0点。
警視庁いきもの係シリーズ。中編3編。
新メンバーも加入。相変わらず着眼点が面白い。最後のハリネズミ編では、須藤の周囲がザワつくものの、ラストは面白かった。 -
テンポ良く進んでいくので、気軽に読めるシリーズ。
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いつもながら気楽に読めるお話ではありますが、人間関係もスタイルもこなれてきた感があります。また、シリーズが出たら読みます。
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シリーズ4作目は、ピラニア、クジャク、ハリネズミに関わる中編が三つ。ドラマを見ていたので、前作までに自分の作っていたキャライメージに戻すまでに少々苦労しましたが、やっぱり楽しかった。薄さんの不自由な言葉の部分がちょっと多すぎる気がしましたが、この掛け合いも込みでのいきもの係なんでしょうね。新キャラ芦部巡査部長も加わり、笑えて動植物の勉強にもなり考えさせられるこのシリーズ、まだまだ長く続いてほしいです。
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警視庁いきもの係シリーズ第4弾。
今回の動物は、ピラニア、クジャク、ハリネズミ。
これまでの動植物管理係による数々の事件解決が評価され、新メンバーが加わった。期待したハチ事件の時の所轄の巡査部長ではなく、須藤警部補の天敵・日塔警部補の部下の芦部巡査部長。3人になったいきもの係は息もぴったり、これからのシリーズ継続をにおわせる終わり方で一安心。
ただ、これだけ立て続けに読んでくると、事件が切羽詰まったシーンでの薄巡査のすっとぼけぶりがだんだん鼻についてきたのと、須藤警部補のルール無用の捜査ぶり(不法侵入、無免許運転、暴力・・・)が、エスカレートしてきて、大倉さんそりゃないでしょ~と突っ込みを入れたくなる場面もしばしば。ま、この作品はかる~くエンタメ作品として楽しければそれでいいんだけどね。