- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062207904
作品紹介・あらすじ
手招きする女児に付いていくと怨霊が?
怖いけど愉快な幽霊綺談。
「嗅ぐ」「聞く」「見る」順序が変わる?
『古道具屋 皆塵堂(かいじんどう)』に続く人気シリーズ!
銀太の心ない言葉が、お多恵の怒りを招く?
溝猫(どぶねこ)長屋で亡くなったお多恵が祀られた祠(ほこら)をお参りして以来、
忠次ら四人は幽霊を「嗅いで」「聞いて」「見て」分かるように。
銭の入った巾着袋を失くした銀太は、幽霊を見たせいにしようと
空き家に忍び込むが、そこに本物の幽霊が……。
またある日、留吉が路地を歩いていると、愛らしい女の子に手招きされた。
その子の正体は?
それらの出来事は、銀太に「芸がない」と言われた、お多恵と関わりが?
感想・レビュー・書評
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2018.6.21 読了
シリーズ3作目!
相変わらずの面々。 -
溝猫長屋シリーズ、3作目。
4人の子たちの役割の順番が毎回同じ、、、かと思いきや、今回はちょっと変化が。何だかんだ言って、お多恵ちゃんも子供の霊だからか、その変化が子供じみた嫌がらせ程度のもので笑えてしまう。今回はいろいろ幽霊事件があって、これを一つにどうやって収束させるんだろうと思っていたら、それにもお多恵ちゃんの嫌がらせ(?)が半分混じっていたようで。ちょっと拍子抜けを食らいましたが、まぁ、これも全部、銀太が余計なことを言ったからだということにしておきましょう。 -
沢山の幽霊がどう繋がるのか、と思いきや蕎麦屋と猫の幽霊は本編に関係なしって・・・
この人の場合、そのエピが次の本に繋がったりする事も有るからそのパターンかな? -
テンプレ通りが一番安心する作品。
お多恵ちゃんも悪がき4人組も、
寺子屋の先生も親分も、大家さんも
みんなそのままでいて。
誰も長屋から卒業しないでほしいと思う。 -
シリーズその3
野良太郎が活躍してくれたのが嬉しいワン -
溝猫長屋…何作目?多分4作目。
いつもいつも同じ順番で子供達に幽霊を見せていたお多恵ちゃん、芸がないと悪口を言われて傷ついた模様。
…とはいえ実は子供達の区別があまり付いていないので、順番変わったり入れ替わったりなんでかしても正直気づかなかったり…
げに恐ろしきは人間なり、というのはあんまりそうでもないかな?
いや、恨みが募れば何者も悪霊になるわけで。
うむ。
子供達は成長してるのか、その場の勢いで言ってるだけなのかよくわからないが、お紺ちゃんの扱いだけは成長してるように見えて停滞中な感じだ。