大きな赤いリンゴの地 (新大草原の小さな家 3)

  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062522533

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  • 前作の終わりの収穫月から1年後,ローズ9歳の秋から。
    恋仲という大人の世界,自分のロバやに新しい家の自分の部屋,嘘をつく恐ろしさ,クリスマスプレゼントのそりなどなど,大人に向かって人生も仕事も新しいことだらけ。
    夏の日差しから樹皮を守るためにリンゴの幹の地面から最初の枝までにしっくいを塗るなんて初めて知った。暖かい日に激しいしごとをした時にはスウィッチェルを飲んでいたそうだ。蜂の巣を引っ越しさせる話が面白かった。
    1896年,ユタ州が45番目の州として合衆国の仲間入りをした独立記念日の夏の終わりまで。

  • 母親のローラが娘のローズに語り聞かせる、という形を取って
    インガルス一家の物語の内容がちょこちょこと挟み込まれている。
    往年のファンからすると思わずニヤリとしてしまう仕掛けだろう。

    この巻ではエイブとアルバの姉のエフィーとの間に
    ちょっとしたロマンスが生まれるのだが
    そこでローズが思わず取ってしまった行動がいじらしくて可愛くてしょうがなかった。
    かつてアルマンゾにあれだけモーション掛けられて気づかなかったローラは
    相当奥手だったと思うのだが
    それに比べてローズは、女はいくら小さくても女なんだなぁ、という気がした。
    よく似た親子ではあるけれど、意外なところが違うもんなんだなぁと。

    何にしても、エイブともエフィーともアルバともしこりを残さずに済んでよかった。

  • n.

  • ローズの友達、スワイニーが、クリスマスにプレゼントをもらう場面が印象的です。

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