くものきれまに あらしのよるに (3) ちいさな絵童話 りとる

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062528740

作品紹介・あらすじ

ともだちのともだちは、おともだち?「みんななかよく。」と、いわれたって…。ともだちになった、ヤギとオオカミ。こっそりまちあわせたのに、じゃまものが…。オオカミからみたら、ともだちのヤギのともだちは、だいすきなごちそう。ヤギからみたら、りょうほうともおともだち。その3びきが、いっしょになっちゃったら…。さあ!どうなる。

感想・レビュー・書評

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  • 友情を深めていくオオカミとやぎ。
    でも、周りから見たら…敵同士。
    お互いの仲間が心配する。
    それでも、お互いを認め合う友情…。

  • シリーズ3巻目(7巻完結)

    ブックトーク”友情”紹介文:

    オオカミのガブとヤギのメイは友達。お互いが大好きなんだ。でも、オオカミはヤギを食べる生き物だし、ヤギにとってオオカミは敵。だからヤギの仲間はメイに「オオカミに気を付けろ!」って言う。

  • 《図書館》【再読】やっと二匹共に名乗り、名前が判明する。秘密の友達って、なんか危険な気がする。

  • な ④20200321
    た ③20200314

  • 『あらしのよるに』シリーズ第3作。メイの友だちタプが登場、第1作のような勘違いによる笑いもあり、コミカルな巻。

  • 【あらすじ】
    ともだちのともだちは、おともだち?「みんななかよく。」と、いわれたって…。ともだちになった、ヤギとオオカミ。こっそりまちあわせたのに、じゃまものが…。オオカミからみたら、ともだちのヤギのともだちは、だいすきなごちそう。ヤギからみたら、りょうほうともおともだち。その3びきが、いっしょになっちゃったら…。さあ!どうなる。

    【感想】

  • 「あらしのよるに」第3巻。
    今回はヤギ側からのおはなし。
    やっとお互いの名前が明示されて、シリーズ感が増してくる。

    タプのおせっかいにハラハラしつつ、最後はお互いの友情を確かめ合ってめでたしめでたしっぽいけど、これ……今後どうなるんだろう。

  • 異種間といえば障害という名の同族からの視線ですよ・・・の巻き

  • 3冊目でお名前ついた。
    ガブがタプにぶさいくってゆわれて泣いちゃうのかわいいでやんす。

  • 第3弾。ガブが、自らの存在と、他者(特に弱者であり敵であるヤギ)から見た自画像を知った時のやるせなさには、胸が締め付けられる。判り合えないはずの者どうしが、どのようにコミュニケーションと信頼を重ねていくのか。実に含蓄のある作品である。

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著者プロフィール

木村裕一(きむら ゆういち) 東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞受賞。同舞台脚本で斎田喬戯曲賞受賞。同作品は映画化もされ、脚本を担当。2005年より公開された東宝アニメーション映画「あらしのよるに」は、2007年「日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」を受賞。2009年『オオカミのおうさま』(偕成社、田島征三 絵)で第15回日本絵本賞受賞。著書は600点を超え、数々のロングセラーは国内外の子どもたちに読み継がれている。作品に『あかちゃんのあそびえほんシリーズ1~13』(偕成社)、『風切る翼』『よーするに医学えほん』シリーズ(以上、講談社)、『オオカミグーのはずかしいひみつ』(童心社)、『たいせつなことはみんな子どもたちが教えてくれた』(主婦の友社)、『ゆらゆらばしのうえで』『どうするどうするあなのなか』『おっとあぶないかわのなか』(以上、福音館書店)などがある。純心女子大学客員教授。東京在住。

「2018年 『もうちょっと もうちょっと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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