ふぶきのあした あらしのよるに (6) ちいさな絵童話 りとる

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 426
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062528771

作品紹介・あらすじ

なかまのめのまえで、すがたをけした、ガブとメイ。二ひきは、やくそくどおり、いきてあえるのか?一片のどぎつさもないのに、息をのむサスペンス。「シリーズあらしのよるに」第6部完結編。

感想・レビュー・書評

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  • これは、「あらしのよるに」シリーズの最終巻かな?最終巻やっぱり悲しく終わってる…
    あんまり悲しい話って苦手だけど、木村裕一さんの繊細な話に完全に引き込まれていってるわ〜
    この話を読むと、いつも
    「春○、来い」を思い出して、
    ガブよ〜って心の中で口ずさんでしまう( ´∀`)
    木村さ〜ん 続きもまだ出してよ〜

    • ちーママさん
      はじめまして、ゆいりんさん

      今日、私の本棚のレビューをこんなにたくさん読んでくれて、いいねしてくれて、まず、びっくりして、とってもうれ...
      はじめまして、ゆいりんさん

      今日、私の本棚のレビューをこんなにたくさん読んでくれて、いいねしてくれて、まず、びっくりして、とってもうれしかったです。ありがとう。
      それで、あまりコメントしたことがない私ですが、コメントさせてください。

      「あんまり悲しい話って苦手だけど、木村裕一さんの繊細な話に完全に引き込まれていってるわ〜」

      私も、悲しいお話は苦手で、戦争の話なんか、いつも読むのに勇気がいります。でも、このガブ・メイシリーズは、繊細な心遣いのある会話や行動にひかれて、全巻読んでしまいました。最後がまさかこんな結末になるなんてと、すごくショックであり、じわーと悲しかったです。でも、三年後に、「まんげつのよるに」がでて、ほっとしました。まだ読んでないなら、読んでみてください。(登録してあるので、もしかしたら読んでいるのかなあ。)木村さんのこのシリーズは、ほんとに、いろいろなすれ違いがあって、ハラハラしたり、ほっとしたりと、引き込まれますよねえ。

      「この話を読むと、いつも
      「春○、来い」を思い出して、
      ガブよ〜って心の中で口ずさんでしまう( ´∀`)」

      これは笑えました。私もつい歌いましたよ。ユーミンのこの曲を知っているのもおどろきました。ゆーりんさんの発想が面白い。いいねえ。

      今日、ゆいりんさんの本棚全体を見て、割と古い本もあって、私が登録してないけど、読んでよかった本が多かったです。

      これからも、時々、本棚をのぞいて、レビュー読ませてもらいますね。

      本当に今日はありがとう。(ちーママより)
      2022/08/16
  • 話題の映画の原作です。メイがとにかくかわいい。

  • ついに最終章。
    オオカミとやぎの友情は…。

  • 図書館本。オオカミとヤギ。食い食われの関係のはずが、すっかり友情が芽生えてしまう。仲間のオオカミに追われ吹雪のなか逃げ惑うが、ヤギの意識が遠のいていきて…。オオカミが下した決断は!?

  • あらしのよるにシリーズで一番好きな巻で、これだけ買って持っています。
    わたしを食べて生き延びて、というメイ。
    メイを守るために追ってに向かっていくガブ。

    私はここでおしまい、のカタチが好きですが、本編はもう一冊後から出ました。めでたしめでたしで終わる物語です。
    小学生の私はどっちを好きだと思うかな、と考えると…やっぱり6巻目で終わるのが好きなような気がします。

  • な ④20200304
    た ④20200318

  • 【あらすじ】
    『あらしのよるに』シリーズ最終巻。
    嵐の夜に友達になったおおかみのガブとやぎのメイ。普通なら有り得ない組み合わせだけど、会うたびに友情を深めていった二人。でも秘密が仲間にバレ、引き裂かれそうになった二人は、仲間より《秘密の友達》と一緒にいることを選び・・・

    【感想】

  • 良かった2人とも生きてたーーーーー!!!!からの障害に次ぐ障害、の巻き
    いやでも、その相互理解を乗り越えた2人は相手のために互いに身を捧げるのです・・・
    メイは食べられてもいい、ガブは単身オオカミの群れに飛び込み吹雪にまかれ・・・・・・

    あまりにも切ないラストに、当時ここで生殺しにあった読者はマジで辛かっただろうな・・・と・・・

  • 第6弾。命のかかる瞬間、人は、友を愛する人を真に思いやれるのか…。突きつける命題は重い。

  • 20131210 朝6年生
    20161018 朝5年生

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著者プロフィール

木村裕一(きむら ゆういち) 東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞受賞。同舞台脚本で斎田喬戯曲賞受賞。同作品は映画化もされ、脚本を担当。2005年より公開された東宝アニメーション映画「あらしのよるに」は、2007年「日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞」を受賞。2009年『オオカミのおうさま』(偕成社、田島征三 絵)で第15回日本絵本賞受賞。著書は600点を超え、数々のロングセラーは国内外の子どもたちに読み継がれている。作品に『あかちゃんのあそびえほんシリーズ1~13』(偕成社)、『風切る翼』『よーするに医学えほん』シリーズ(以上、講談社)、『オオカミグーのはずかしいひみつ』(童心社)、『たいせつなことはみんな子どもたちが教えてくれた』(主婦の友社)、『ゆらゆらばしのうえで』『どうするどうするあなのなか』『おっとあぶないかわのなか』(以上、福音館書店)などがある。純心女子大学客員教授。東京在住。

「2018年 『もうちょっと もうちょっと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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