橋本治の古事記 (シリーズ・古典7)

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著者 : 橋本治
  • 講談社 (2001年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062545570

橋本治の古事記 (シリーズ・古典7)の感想・レビュー・書評

  • 初めてまともに古事記を読んだ感じ。

  •   日本最古の書物として公式に認められているのがこの古事記です。
    これは全部で3部に分かれており、上巻には<神の物語>が、中巻には<神と人の物語>が、そして下巻には<人の物語>が書かれています。天地開闢に始まるこの書物には推古天皇までの歴史的物語が記録されています。

      この本は上巻のみで、黄泉の国や八俣の大蛇、因幡の白兎などはどれも小さい頃に絵本などで読んだことのある話でした。確かに考えてみればそれらは古えの日本の神様の話だったけれど、難しいと思って読もうとしなかった古事記がそんなに身近にあったものだったなんて。
    新しい発見としては、八俣の大蛇と因幡の白兎の話などの主人公(オオクニヌシノミコト)が同じで繋がりのある物語だったことや、ギリシア神話や中国の神話に相似している点が多くあったことなどです。

      それにしても神様の名前が長すぎです。例えば農耕の神様、天津日子波限武鵜葺草葺不合命(アマツヒコナギサタケウガヤフキアエズノミコト)とか、そんな神様がいっぱいです。何度読んでも名前覚えられそうにないです。そういえば、この編訳をされた橋本治さんは枕草子を現代の女子高生の口語体で編訳して話題を呼んだ方ですよね。いつかそちらも読んでみたいです。

  • 古事記の原典にあたっていないので、どの程度、橋本治氏の脚色が入っているか分からないが、それを前提に感想を書きますと・・・・。

    天皇制確立後に、天皇制の正当性を確固たるものにするために、書かれたのが古事記だとしたら、兄弟での殺し合い、セックスしまくり、裸踊りと、めちゃくちゃだなあというのが率直な印象。

    オレの未熟さも許される気がしてきた。

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