月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062550727

感想・レビュー・書評

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  • 十二国記シリーズの第1作(下)。

    主人公・陽子が抱えていた謎が、次々と明らかになります。上巻では俯きがちだった陽子が、意思を持って前に進む姿は逞しく、心強い。

    シリーズは続刊、且つ未完らしい(2013/2時点)。これがあるからシリーズ物は完結してから読もうと思っていたのに・・・我慢できないので一先ず今ある続きを読破したいと思います。

  • 読了。

  • いつしか、陽子が大好きに…
    楽俊母子が最高。楽俊の優しさが心に沁みる…

  • 謎が一気に解決する瞬間、何度読んでもゾクゾクする。上巻で苦しみぬいた陽子に差し伸べられる救いの手。楽俊とのコンビは今でも好き。

  • 最後の景麒と再開するシーンは感動!!
    これから壮大なストーリーが始まると思うと、これくらいシンプルな終わりでもいい気がします。
    アニメ版はよく出来てますね。足りない部分をうまく補足してます。

  • 楽俊・・・!延麒・・・!
    もう帰れない陽子。
    けして強い人ではなかったのに、どんなに辛いか。

  • 陽子の辛い旅がようやくひとつの節目を迎えます。
    陽子が故郷を捨て、国の頂点に立つ決心をするまでが読んでいて胸がキリ…とします。
    そっと支える楽俊の人徳というか器の大きさに泣けますね。
    続編は未読なのですが、陽子がどのように国をつくるか見守りたいのでそのうち読もうと思います。

  • 最高に面白い作品。人生とは、生きるとはなにかを改めて考えさせてくれる話。内容は重く暗いが、投げ出さずに読み、後に自分が人生の中で成長した瞬間、新たな視点を切り開いてくれる物語。

  • 上巻が暗くて、重くて、でも心折れずに下巻読んでよかった。
    ただ、最後さら~っと終わってしまったのが残念でした。できたら、その後の話も読みたかったな。

  • 「私を、異界へ喚んだのは、誰?」海に映る美しい月影をぬけ、ここへ連れてこられた陽子に、妖魔は容赦なく襲いかかり、人もまた、陽子を裏切る。試練に身も心も傷つく陽子を救ったのは、信じることを教えてくれた「ただひとり」の友―楽俊。ひとりぼっちの旅は、ふたりになった。しかし、“なぜ、陽子が異界へ喚ばれたのか?なぜ、命を狙われるのか?”その真相が明かされたとき、陽子は、とてつもない決断を迫られる。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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