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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
約十年ぶり、二回目の戴国でした。
当時小学生だった私にこの物語がきちんと理解できていたとは到底思えないけれど、面白いと感じていたのは確か。
蒿里の直向きさが好き。
下巻は物語の展開が早いからさくさく読める。人の為にいつも心を配る泰麒がかわいいくて、ただ自信がなくておどおどするところに苛立って。
それでも励ましたくなる。シリーズをある程度読んでから思うけど、泰麒は波乱万丈やな。。
泰麒はこの物語の中で「麒麟」という特別な存在であることを先天的に与えられているかのように見えるけれど、彼が「麒麟として生まれた」というのは KiKi が感じている「日本生まれの日本人というアイデンティティ」とほぼ同じような意味合いでしかないだろうし、彼が麒麟として潜在的に持っているはずの能力は KiKi が持っていた「日本の普通大学の文学部の卒業生」という肩書と実際のところは大して変わらなかったん... 続きを読む »
とてつもない妖と対峙した泰麒は、身動ぎもせず、その双眸を睨み続けた。長い時間が過ぎ、やがて発した言葉は、「使令に下れ」。
異界へ連れてこられても、転変できず、指令も持たなかった泰麒は、このとき、まさに己れが「麒麟」であることを悟った!
しかし、この方こそ私がお仕えする「ただひとり」の王と信じる驍宗を前に、泰麒には未だ、天啓はないまま。ついに、幼い神獣が王を選ぶ――故郷を動かす決断の瞬間が来た!
(カバー折り返しより引用)
面白かったぁ。
泰麒が徐々に麒麟としての力に目覚めていく過程は気持よかったし、
もう最初から最後まで保護者の目線で読まずにはいられない。
だから最後がどうなるか予想できてはいても、
可愛い泰麒が苦しむ姿は読んでいて辛かった。
その分本気で泣きそうになるくらい温かいラストに安堵した。
「延王にはできなかったことが、これほどたやすい。なんの呵責もなく己の責務を果たすことは、なにやら幸福めいた気分をもたらした。」
無事に下巻!!
泰麒の成長っぷりが嬉しく、ちょっと離れていくようで寂しい気分もありつつ、使令に下す、その様子は、誇らしくもあり、いつのまにやら、どっぷりと感情移入してしまったのでした。
王に関しては、おそらくそうではないかと思いながらも、
このような展開ににんまり。
しかし、本編とは全く違うところで、不安がぐるぐる。
先へ先へとどんどん読み進めたい、
でも勿体無い、十二国記ワールド!
次は、どこの国につれてってくれるかなぁ。。。
【4/15読了・初読・市立図書館】
前巻とは打って変わり、下巻では泰麒はこちらでの生活に馴染み、王を選ぶ段階へと進んでいる。その際に折伏を覚え転変を体験する。そうやって彼は自分が麒麟であったのだと自覚する。王宮へと入った後、彼は後悔に苛まれるが、それも延麒達の助力で解決する。黒麒麟という稀な存在でありながら自信と自覚のない泰麒がようやく晴れ晴れとした気持ちになり、読んでいる自分も同じように嬉しい気持ちになれる。仕えるべき主に出会え、あるべき場所に戻れて本当によかったと・・・。
「十二国記」は中華風の異世界が舞台のファンタジー小説です。
十二の国には王が一人ずつおり、その王を選ぶのは神獣・麒麟。
十二の王と十二の麒麟がいる世界です。
神仙が活躍し、妖魔・妖獣が跋扈する魅了的な物語です。
私の大好きな十二国の中でも、特に大好きな戴国の麒麟・泰麒の物語です。
十二国記は今は未完ですが、出来れば泰麒には幸せになって欲しいです…
天を、民を裏切ってしまった泰麒。
そのことに対する罪悪感、景麒の思いやり、罪悪感に苛まれている泰麒への驍宗の優しさが感じられる作品。
麒麟と向き合う勇気がなく常に不安を感じてる泰麒。だが驍宗との出会いが彼の運命を大きく変化させる。驍宗や李斎に付き合う中で様々な事を感じ、トウテツのような麒麟にすら扱うことが難しい妖魔を使令にし、転変する事にも成功する。
そしてついに驍宗を王に選んだのだが、泰麒が驍宗を王に選んだ理由は天啓があったからではなく、彼と離れるのが嫌だったからなのだ。天に背いた事による戴国やその民たちに罰が下るのでは、と罪の意識に悩む泰麒、そしてこのラストである。
今作のテーマは「自分を信じること」なんじゃないかなと。すると自ずと道は開けてくる。辛くなったら周りに頼れる奴らがいる。そんな風な事も感じた。
魔性の子と合わせて読むとなお面白いと思う。
2011.05.
2010.01.17. 李斎は、どんな人物だか想像しやすく、とても好感が持てるんだけど、驍宗さまは、なんだかあんまり…。泰麒が怯えてるせいかな、立派な御仁なんだろうけれど。戴国の安寧は遠い。それにしても、十二国記は漢字が難しいな!変換できないよ。★4つ

(上巻のレビューからの続き)
オーラスの十三章ヤバい。
左手の残頁数をチラチラ見ながら、あとこんだけで本当にまとまってくれるのか……とやきもきしたのは全くの杞憂であった。よかったねよかった...






