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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
『月の影〜』の続編。
慶の王となった陽子と、昔昔に海客として流れてきて辛酸をなめてきた鈴と、芳の王女として何不自由のない生活を送ってきたが父王を暗殺され、1人の貧しい民として生きなければいけなくなった祥瓊。3人の女の子の物語。
ともかく鈴と祥瓊が大変な苦労をしてはいるんだけど、不満たらたらで甘えた性格なの。それがいろいろ経験したり、出会いがあったりして、少しずつ成長していく。そこがおもしろかったかな。陽子のその後を知ることができたし。
三人の娘の心の成長を読むのが楽しい。本当に誰もが心の弱さにはまり込んでしまうと、この作品を読むたびに共感する。そして終わりに近づくにつれて強く優しくなる彼女たちが美しいなと思う。十二国記シリーズを読むと心の動き方に魅力を感じてしまうと同時に、自分は全うに生きれてるだろうかと振り返る。ただ面白いだけでなく教養もあるので何度でも読みたくなる。
十二国記シリーズです。
いやぁ、面白かった!
シリーズ1作目で出てきた陽子が再度、主人公です。
ずいぶん、成長したけど、それでもまだもがいている陽子。
彼女をとりまく様々な人物。
そして、剣を持つ闘いと権力を使う闘い。
魅力的な少女達も登場します。
最後はスッとおさまって、爽快です。陽子、王になったね!
景王――陽子は、官吏の圧政で多くの民が重税や苦役に喘いでいることを漸く知り、己の不甲斐なさを苦悶していた。
祥瓊は、父峯王が、簒奪者に弑逆されなければならないほど、国が荒んでいることに気づかなかった自分を恥じていた。
鈴は、華軒に轢き殺された友・清秀の命を守れなかった自分に憤り、仇討ちを誓った。
――それぞれの苦難を抱えた三人の少女たちの邂逅は、はたして希望の出発となるのか!?
(カバー折り返しより引用)
慶の話。
王として何をすれば良いか陽子が模索する中で2人の少女(鈴と祥瓊)が自然と出会う。
それぞれの価値観も物語が進むにつれて変化する。
下巻まで、買ってきた翌日に読んでしまいました。
『月の影 影の海』同様、一気に最後まで読める作品です。
自分が愚かだと知っているのはとても大事なことですね。
自分が立派だと思っている人は、本当は立派なんかじゃないんだと思います。
ついに陽子、祥瓊、鈴の三人が出会って、共に悪しき官吏に立ち向かう。
ほんと映画を見ているように物語の映像が頭に浮かぶ程、
臨場感のある戦いだったし、ラストの興奮は凄かった。
信頼できる仲間を得られて、陽子はどんな王になっていくのだろう。
すごく面白かった・・・!一気読み。 短い在位の王が続き、荒廃した慶国。 民衆に重税を課して、厳しい刑を科しながら、自らはぶくぶく太る官吏たち。 現状を諦め、抵抗する気力もそがれ、陰鬱な日々を送る民衆。 国のことも自分のことも、何も知らなかった――。 自分の無力さを呪いながらも、陽子は必死に慶国の現実を知ろうとする。 そして下巻。 そんな光なき慶国にも、希望を持つ人たちが、寄り... 続きを読む »
「真実、相手に感謝し、心から尊敬の念を感じたときには、しぜんに頭が下がるものだ。礼とは心の中にあるものを表すためのもので、形によって心を量るためのものではないだろう。礼の名のもとに他者に礼拝を押しつけることは、他者の頭の上に足をのせて、地になすりつける行為のように感じる」 最後のところをもう何百回も読んでしまうぐらい、好きだった。 それぐらいあのインパクトは強いし、 自分の弱さだとかを知... 続きを読む »
後半、3人が集結してから俄然面白くなる。既に結果を知っている所為もあるが、陽子が王とも知らずに周りに人が集まってくるのが心地よい。やっと信頼しうる人達に出会えたことに物語の中のこととは言え安堵する。ようやく景麒ともわかりあえてきた感もありホッとする。どちらも真面目ゆえの苦労なのだが、傍で見ているとじれったかったのである。多くの犠牲の上に成り立っているのではあるが、全てがいい方向に迎えて本当によかった。
大好きな十二国記シリーズの中でも特に好きな巻。ラストのシーンが圧巻で、何度読んでも鳥肌が立つ。これは月の影~を読んでると尚更。3人の女の子の成長が読んでて感動します。
陽子は漢前にもほどがある!
慶王かっこいい!!
ほんとに陽子みたいなヒロインが大好きだ。悩みつつ闘っていて、強くてかっこいい。ちょっとぶっきらぼうなのも良いよね。
登場人物ひとりひとりの言葉が正しくて、重い。自分のための涙って、ほんとにあると思う。むしろ世間で流されているのはそちらばかりじゃないか?

下巻の勢いがすごい。人には一気に伸びる時期があると思った。






