図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)

  • 5291人登録
  • 4.09評価
    • (1370)
    • (479)
    • (1105)
    • (3)
    • (2)
  • 457レビュー
著者 : 小野不由美
制作 : 山田 章博 
  • 講談社 (1996年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062552295

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小野 不由美
有効な右矢印 無効な右矢印

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)の感想・レビュー・書評

  • 考える、ということ。
    いつも答えばかりに目がいってしまい、黒と白しかなかった気がする。黒と白の過程も考える、が大切。

  • 十二国記シリーズを読むきっかけになった本

    珠晶のキャラや黄海を渡って昇山する過程にわくわくしました。
    今でもシリーズ中かなり好きな話。

    初期のホワイトハート版が挿し絵もあって好きです。
    新潮社版は挿し絵もあるけど、本によっては少し文章改定されてるようですがこれはどうなんでしょうね。

  • シリーズの5作目。これまでの話とはほとんど関係のない新しい話。主人公の珠晶が小賢しい女の子で、中盤までは結構苛付かせる。で、まあ最後はなるようになるんだが、最後はもう一捻り欲しかったなあ・・・ そうスムーズだと・・・

  • 珠晶のはっきりとした性格や賢さが、とても気持ち良かった。また、置いて行かれた従者達を一人で助けに戻るシーンは何度も読んでしまうほど大好きです。

  • 所変わって、恭国の十二歳のお嬢さんのお話。

    ひたすら蓬山を目指す話だが、小さいのにこの子は凄い。
    賢さも凄いが、行動力がある。
    この作者さんは様々な人格の登場人物を自在に操っている。
    生き生きとした若い行動力が最初から最後まで実に清々しい。

    自分には持っていないものをたくさん持った子で、
    またまた読書に没頭してしまった。

  • アニメ化して欲しかった

  • 珠晶かわいい……ってとこに一周して戻ってきてしまう。更夜がいるから「東の海神」より後の話としか分からないけど奏の安定ぶりから、かなり後の時代の話だろうと推測。
    蓬莱生まれでもなく普通に十二国で生まれ育って昇山した少女の冒険譚。今回は人間の醜さより愚かさに焦点を当ててる。執筆されたのは二十年くらい前だけど、作中の主人公の台詞は今の世間にも充分言えるかなぁ。

  • 自信をもって人にお薦めできる本。高校生時代に友人の薦めで読んで、その後も何度読み返したかわからない。処分してもまた買ってしまう。
    一番好きなシーンは、主人に見捨てられた従者たちが荒野の中で主人公に出会って励まされるところ。何度読んでも必ず涙が出るし、元気が出る。

  • 読み返し。

    十二国記は、(メインの)みなが強さを持っていてすごく好きなのだけれど、殊晶の強さは本当にすごい。
    12歳で義務だから、と家を飛び出してしまうなんて滅多にできることではない。
    ましてや、誰かを理解しようとしたり、行動の意味を考えたり、大人だってそうやって思考をめぐらす人はほとんどいない。それをやってのけるからこそ、王に選ばれたのだろうな。

  • この作品より以前の物語に出てくる珠晶はなんだか生意気で、正論を言ってるけど優しくはなさそうな、気の強いお嬢さんっていう印象だった。

    だけど、この物語を読んで珠晶に対する印象ががらりと変わった。もちろん良い方向に。
    いくら気が強くて賢くても、わずか十二の女の子が王になるのが楽なわけがない。死ぬほど危険な目に遭って、自分がいっぱいいっぱいな中で周りの人を気遣って気丈に振る舞うのは辛かっただろう。
    まだ幼いのだから、自分のことばかり考えて、自分のためだけに行動することがむしろ当たり前だろうに。
    誰よりも他人のことを考えて行動する珠晶だからこそ、他の物語の中で他人に言う言葉も厳しくて正しい。本作を読んで、やっとそれが理解できるようになった。



    この小説を購入したのは10年ほど前になるのだが、なぜだか今まで読めなかった。シリーズで揃えたけど忙しさや趣味が変わったこと等でなかなか読み進められず…。だけどやはり好きなので手放すことも出来なくて、こうしてやっと読めた。結果、やはりこの作品が大好きだと再確認。10年前の、10代だった自分に読んでほしかった。もちろん、大人になった今読んでもとても面白くて、人生の教訓になると思う。

  • 珠晶ちゃんの子供っぽくて、でも賢くて、それでいてめちゃくちゃいい子なところが本当にいとしくなりました。頑丘と利広とのやりとりもものすごく好きだし、昇山しようと思った理由が、どうしようもなくて、でもすごくすき。すごく面白かったです。

  • 再読٩꒰*ˊ0ˋ*꒱۶
    あ〜やっぱり面白い!

  • 分厚い本なのに一気に読んだ。
    珠晶の威勢の良さは小気味いい。この国の話は他にも読んでみたい。

  • 更夜が出てきたー!
    元気にしてるみたいで良かったぁ。
    こうゆう登場のしかたイイネ!

  • 12歳の珠晶の正義感と成熟。王を戴かない民、黄朱の存在が味わい深い。本当の王の姿が深まりを見せている。不幸な人がいる限り仏にはならない、との大乗仏教の菩薩の誓願にも通じる思想が流れている。

  • 望んで王になる者、戸惑いながら王になる者、そして珠晶は王として生まれついた者なのだろう。
    12も国があるのだからこんな子供が一人くらい居ても良いし、そんな子供が治める国があっても良い。

    それにしても更夜にはビックリ… 
    どうしてこうなった?!
    すっごい気になるのですが。そこんところ読みたいんですが。

  • 結末は分かっていても、それに向けて尻上がりに盛り上がっていく感じはシリーズ通じて変わらず、どんどん先を読み進めていきたくなる。
    珠晶の目と言葉を通じて、十二国記の世界への理解が深まる巻、という印象が残った。王たる資質とか黄海のこととか。

    397ページだけで満足感が2倍になった…

  • 若干12歳の珠晶が蓬山を目指す話

    お嬢様育ちの珠晶が我儘しほうだいかと思ったらそうでもない
    彼女なりに悩んで考えた結果の行動が大人から見ると我儘お嬢様に見えるんだな、と

    彼女の台詞は大人からみると耳が痛いものばかり

    珠晶の成長が丁寧に書かれていてとても面白かった

  • シリーズ5。12歳の少女珠晶が、昇山する話。

  • 「義務だと思ったからよ!」

  • 利広の正体がぎりぎりまでわからなかったなあ。

  • 面白かった。読解力がないせいか、所々だれがどの動作をしてるのがわかりにくかった。麒麟が思ってた人物と違った。蓬山の事情というか設定を余すことなく開帳しつつ、相手の気持ちを思いやることとはどういうことかが描かれている。珠晶はあまりにも大人びているのでキャラが立っている。しかし、子供らしく、旅を後悔してわめいてそれをまた後悔して成長する、という筋も面白いかもしれない。

  • 珠晶の言い分は分かる。
    けど…
    こっちも黙って聞いてられるほど大人ではないし、自分の理だけを押し付けるほど子供でもない。
    結局、王になる人物だったから上手くいったんじゃないの?って思いたくなる場面も。

    知ろうとしてるのは好き。
    理屈だけを通せばいいというものではない。
    でも、理屈がなければ自分の指針を失う。
    大事なのはなぜ相手と衝突してしまったのか学んでいくこと。

  • 再読しました!ほんとにこのシリーズは大好きです。
    初めて読んだとき、かなり衝撃を受けました。ここまで書くんだ、と。
    最初読んだのは中学生のころだったので、ほんとうにがんと来ました。すきです。

  • 2.
    正しいことは綺麗に見えても良いとは限らない。

    1. 2012 8/20
    十二国記の中では一番好きな話。
    賢いがゆえに自分の間違いに気づけないことがあり、正しいけども間違いであることもある、という感じが。

全457件中 1 - 25件を表示

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)に関連するまとめ

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)の作品紹介

恭国は、先王が斃れてから27年。王を失くした国の治安は乱れ、災厄は続き、妖魔までが徘徊するほどに荒んでいた。首都連檣に住む珠晶は、豪商の父をもち、不自由のない生活と充分な教育を受けて育った。しかし、その暮らしぶりとは裏腹に、日ごとに混迷の様相を呈していく国を憂う少女は、王を選ぶ麒麟に天意を諮るため、ついに蓬山をめざす。珠晶、12歳の決断。「恭国を統べるのは、あたししかいない」。

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)の文庫

図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)の文庫

ツイートする