緑の我が家 Home,Green Home (講談社X文庫)

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著者 : 小野不由美
制作 : 山内 直実 
  • 講談社 (1997年6月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062552943

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有効な左矢印 無効な左矢印
小野 不由美
小野 不由美
有効な右矢印 無効な右矢印

緑の我が家 Home,Green Home (講談社X文庫)の感想・レビュー・書評

  • 図書館より。

    パラ見してしまっため、読まずに返却。

  • 2015年8月9日読了。
    嫌な感じ、を描くのがお上手である、やはり。
    長年のファンであるのに読んでいなかった、反省。

  • ラノベのホラー。
    和泉の正体が途中で想像ついてしまった。
    殺人鬼との格闘シーンは立ち位置がイマイチわかりづらい。

  • 「どっかさ、明るいところに遊びに行こうぜ」
    和泉はキョトンとぼくを見た。
    「――ぼくと?」
    2015/03/17-03/23

  • 無邪気な悪戯書きが怖かった。そして主人公に重なる部分が多かった。彼は、選択肢は限られているのに、それを選択した結果を引き受けるのを拒み続けていた。物事の持つメリットだけを選んで、デメリットを拒否して駄々をこね、結果何もしないあたりが自分と同じだなぁと。結局なるようになれと思っているのも同じだった。こういう弱いところに付け込まれるんだなと思う。その場を切り抜けるためだけではない生き方がしたい。

  • 昔住んでた地域に戻り、一人暮らしを始めた主人公だが、その借りた部屋はなんとなく嫌な予感がして、昔いじめられて死んでしまった同級生がかかわっているという話。ティーンズ向けだからかもしれないが、ライトな感じで早い段階で和泉の正体がわかってしまった。でもホラーな描写とかはさすがなのでドキドキしながら読めました。

  • ホラーノベルゲームみたいな。
    こちらはほとんど手直しをしていない、と後書きにあって、十七の春と比べてなんとなく納得しました。
    小野主上の幽霊には哀しさがある…。

  • たまたま本屋で、ライトノベルの棚の近くに行ったので。
    十二国記シリーズを見かけて、そういえば小野さんはもともとX文庫で書いてたんだったなーなどと思いつつ、「小野不由美」の一角を眺めて、なんとなく買ってみた本。

    よくある、都市伝説的な怪談モチーフをこれでもかこれでもかと散りばめたホラー小説。若年齢の女子を対象にした文庫であることを考えると、これ読んだ子は夜眠れなくなるんじゃないかと心配してみたり。

    まぁ、私はオトナだからそんなことないけどね……なんて思っていたら、誰も居ないのに台所で「だしパック」の袋が棚から急に落ちて(ガサッ)、猫と2人(?)で思わずびくんとなりました(本当)。

    それはともかく。小さな(怖い)モチーフをつなぎ合わせて伏線にして、いろいろな怖さが同時進行でどんどんと積み上がっていく感覚と、怖さそのものもどんどんグレードアップしていく感、単純に怖がらせようという目的のためにもっとも効果的な手段を選んでいくテクニックは、すごいなと思いました。

  • 読みのがしていた小野作品を救出してきた。
    大多数の人にとっては安息の地であるはずの<我が家>。そこが人ならざるものに侵されてしまったら……? 系ホラーは大好きなので楽しんで読めた。ホラーに限らず自分の家はほんとうに安息の地か、という純文学系統の葛藤もやっぱり好きなモチーフだなと再確認。
    延々と不気味な落書きを続ける子どもがいちばん怖かったかな。超自然的な怖さも生きている人間の怖さも味わえる。
    最後は切ない。まだ自覚のない子ども時代の過失が鮮やかな傷となって顕現化する分、過ぎる十七の春よりも切なく感じた。

  • 読み逃していた小野作品。
    ミステリ的に言うと「忘れられた事件」モノです。
    うむ怖いw
    子供の頃に何年か住んでいた、通り過ぎたような土地に、大人になってから再び住んでみると、懐かしさと共に、じわじわと嫌な記憶が蘇ってきたりする。
    転勤族だから、人ごとじゃないんだよぅwwww

  • 日本的な怖さのあるホラー。
    1冊だけで終わるホラーを読みたいときに。

  • 意外に怖かった。
    話自体は面白いと思う。

  • スプラッタではなく、精神攻撃をしてくる王道なホラー。

    父親の再婚をきっかけに小学校の頃住んでいた町に引っ越してきた主人公。その引っ越し当日から奇妙な出来事が始まり、どんどん深刻化。

    ボリューム感は少ないのであっという間に読み終わりましたが、読みごたえはちゃんとありました。

  • 読みやすい。爽やか。こわくない

  • 小野不由美は人間のどうしようもない醜さとその悲しみを書くのが上手いと思った。

  • 古い小説だなあ、と思いながらも、これアパートで一人暮らしを始める人にしてみたらちょっとしたくなくなる話だ、と思いました。
    取り合えず郵便受けをあけたくなくなります…。
    色々突っ込みどころは満載ではあったんですけど、如何して助けてくれるのか?と考えた際直ぐに思い当たりそうなのに、と思ってしまうのは矢張り定番ではないけれど定番の流れじゃないでしょうか。
    しかし、一番怖いのは人間ですよね、と最終的な感想を抱く小説でした。

  • この本の購入は、約15年前。
    当時くまぶーは、ぴちぴちのオタク気味女子高生じゃった・・・(遠い目)

    数時間で読めちゃうくらいの、ライトノベル。
    でもじっとり怖い。そして切ない。

    大好きで何度も何度も繰り返し読んだのだけど、
    ここ数年は実家に置きっぱなしでした。
    ふと思い立って、連れて帰ってきました。

    数年ぶりとはいえ、話の流れもオチも全部覚えている状態。
    それでも、クライマックスではドキドキ、手に汗握りました。

    以前はただ怖い、切ないばかりを感じていたけど、
    今回は、主人公の成長や生きるという事の意味も考えさせられました。

    昔読んだ本を読み直すって、昔の自分と今の自分を比較する行為でも
    あるのかなあとか、ちょっと理屈っぽい感慨に浸ってみたり。

    何年経っても、何度読んでも楽しめる本に、人は人生で何冊くらい
    出会えるものなんだろうと時々思うんだけど、
    多分この本は、あたしにとってそういう一冊なんだなあと思います。

  • 某登場人物と、あるエピソードから、簡単に展開が読めてしまいガッカリ感が否めない。延々と床に落書きする幼児はなかなか怖い設定でいいとは思うけど。

  • (1999.11.28読了)(1999.08.18購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    浩志は、父親の再婚をきっかけに家を出た。壁に囲まれた路地を入り、「緑の扉」を開いた浩志を迎えたのは、高校生の一人暮らしには充分な広さの部屋と、不可解な出来事。無言電話、奇妙な落書き、謎の手紙etc.そして、「出ていったほうがいいよ」と呟く和泉少年の言葉が意味するものは…。嫌がらせ?それとも、死への誘い!?―怖い―。しかし浩志の家は、もはやここしかない!息をもつかせぬ本格ホラー。

    ☆関連図書(既読)
    「悪夢の棲む家(上)」小野不由美著、講談社X文庫、1994.03.20
    「悪夢の棲む家(下)」小野不由美著、講談社X文庫、1994.04.20
    「過ぎる十七の春」小野不由美著、講談社X文庫、1995.04.05

  • 邦画ホラーのような、じわじわくる怖さ。
    この人のホラー描写はホント怖い。
    “ゾクゾク”じゃなくて“ぞくり”って感じ。

    じっくりと、情景を思い浮かべながら読むと怖さ倍増。
    でもラストはスッキリ。
    読後感はよし。
    ただ、ちょっと急いだ感は否めないかなぁ?

  • 怖い話はぶっちゃけ苦手なんだけど純ホラー系の話の中ではかなり何度も読んだ方。
    だからといって怖くないわけじゃなくて、十分怖い。怖いけどたまに読みたくなる。怖いけど優しい話だと思います。

  • 事故で亡くなった母の葬式の日からやって来てそのまま父と再婚した尚子おばさんや父が許せず、一人暮らしを始めた高校生・浩志はかつて住んでいた街のハイツ・グリーン・ホームというアパートに越す。薄暗い路地の突き当たり、地元でも有名な幽霊屋敷の住人はみんななにやら嫌な感じ。忠告と称して呼び捨てにしてくる和泉も最初は不快だった。だけどなぜか浩志は丘の神社が怖くて...。
    そこにはかつて建っていたみどり荘の死んだ住人達も住んでいた...という、読んだ当時一人暮らしするのがちょっと怖くなった本。

    ただ、オサルのことは切なくて、怖いだけじゃない不思議な爽やかさのある読後感。廊下に黄色いチョークで死体の絵を描き続ける子供が特に怖い。寂しくて場所に囚われてしまったオサルが今もあの場所にいる...というのがかわいそうでSPRが祓ってくれないかなぁとか思ったりして。

  • ずっと昔に読んだことがあったのですが、
    懐かしくて再び手に取ってみました。

    記憶では「すっごく怖い話」だったのですが、
    読み直してみると・・・やはりとても怖かったです(笑)。
    けれど読了後はしんみりとした余韻があり、少し救われた気持ちになります。

    本格ホラーを楽しみたい!という方には自信を持ってオススメしたい作品です。

  • 怖かった
    少女マンガチックな表紙で、普通にホラー

  • 小野作品、一気読み二冊目。

    父親の再婚を機に一人暮らしを始めた浩志が、暮らすことになった「ハイツ・グリーンホーム」で起こる不可解な出来事。無言電話、奇妙な落書き、謎の手紙。一様に暗い表情の住人達・・・。
    「グリーンホーム」に感じる違和感は、部屋の窓から見える神社に抱く嫌悪感は、何なのか。

    うーん。

    至極まっとうな、「怖い話」でした。

    小学生のいじめは悪気がない分、とても残酷で、
    ふと思い出したときに、とても後味の悪い思いをしますよね・・・。

    ただ、どうにも軽い・早い・薄いが「過ぎる~」より強かったので、さらーっと読み終わってしまいます。

    「和泉」の正体にもすぐ気づいてしまい、残念。

    しかし、ラストの締めくくり方は、やはりうまいなーと。
    金子と二人で語る場面は、少し切なかったです。

    結局いちばん怖いのは、おばけなんかよりも人間。

    小野さんの作品は、「人間だったモノ」と「人間」の感情をうまく描いていて面白い。

    これも、小中学生の時に出会いたかったな。

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緑の我が家 Home,Green Home (講談社X文庫)の作品紹介

浩志は、父親の再婚をきっかけに家を出た。壁に囲まれた路地を入り、「緑の扉」を開いた浩志を迎えたのは、高校生の一人暮らしには充分な広さの部屋と、不可解な出来事。無言電話、奇妙な落書き、謎の手紙etc.そして、「出ていったほうがいいよ」と呟く和泉少年の言葉が意味するものは…。嫌がらせ?それとも、死への誘い!?-怖い-。しかし浩志の家は、もはやここしかない!息をもつかせぬ本格ホラー。

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