- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062552943
感想・レビュー・書評
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小野さんのホラー、ほんと好き・・・。
静かに怖いのが小野さんのホラーで、そして私の好きなジャパニーズホラーの代表作です。
過去の作品ももっと読みたいのですが、なかなか手に入らないのですよね。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小野不由美は人間のどうしようもない醜さとその悲しみを書くのが上手いと思った。
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この本の購入は、約15年前。
当時くまぶーは、ぴちぴちのオタク気味女子高生じゃった・・・(遠い目)
数時間で読めちゃうくらいの、ライトノベル。
でもじっとり怖い。そして切ない。
大好きで何度も何度も繰り返し読んだのだけど、
ここ数年は実家に置きっぱなしでした。
ふと思い立って、連れて帰ってきました。
数年ぶりとはいえ、話の流れもオチも全部覚えている状態。
それでも、クライマックスではドキドキ、手に汗握りました。
以前はただ怖い、切ないばかりを感じていたけど、
今回は、主人公の成長や生きるという事の意味も考えさせられました。
昔読んだ本を読み直すって、昔の自分と今の自分を比較する行為でも
あるのかなあとか、ちょっと理屈っぽい感慨に浸ってみたり。
何年経っても、何度読んでも楽しめる本に、人は人生で何冊くらい
出会えるものなんだろうと時々思うんだけど、
多分この本は、あたしにとってそういう一冊なんだなあと思います。 -
ずっと昔に読んだことがあったのですが、
懐かしくて再び手に取ってみました。
記憶では「すっごく怖い話」だったのですが、
読み直してみると・・・やはりとても怖かったです(笑)。
けれど読了後はしんみりとした余韻があり、少し救われた気持ちになります。
本格ホラーを楽しみたい!という方には自信を持ってオススメしたい作品です。 -
怖かったです!!!!
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十二国記やゴーストハンター、屍鬼の作者の小説です。
小野不由美さんの作品で一番最初に読んだ作品なので個人的に印象が強いです。
すごく不気味ですごく怖かったです。
正直、今まで読んできた角川ホラー系よりも怖かった…。
夢に出ました。らくがきのところなんて…もう…。
ただ、クライマックスに至っては、別の意味で胸にくるものがありました。
ホワイトハートなので、ティーンズ向け文庫に分類されるのかもしれませんが、大人でも十分楽しめる本格ホラーだと思います。 -
何だか、弟切草みたいなノベルゲームを読んでるようでした。落書きの子供は何ともゾクゾクして怖かったです。
ホラーだけども、何だかいい話しを読んだような感じでした。 -
2010.12.1 購入/2010.12.2 読了
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そもそもゴーストハントから好きだったので、抵抗なく読めた。
ホラー好きの性質でもあったので尚のこと。ライトノベルということで、文体がそう難しくもなく、文字もでかかったのも良かった。(最近視力が……)
過去の作品の改稿ということで、大元の方は知らないものの、知らなくても良いのだろう。
内容的には、最初の段階で出てきた登場人物の正体がほぼ正確に予測出来たりしたが、予想外の部分もあり、その落差が非常に楽しい。
ただ、なんとなくラストの部分に救いようのなさ(話の内容的に)があり、それは切なく物悲しかったような気がしないでもない。
作者のホラーは、大体のところ、人の悪意が根底にあるような気がする。