黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)

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著者 : 小野不由美
制作 : 山田 章博 
  • 講談社 (2001年5月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062555463

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黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の感想・レビュー・書評

  • 十二国記シリーズ9

  • 王が玉座に就けば、民は妖魔からも天災からも救われる──であったはずが、泰王驍宗が地方での乱を治めるべく王都を空け、姿をくらまし、泰麒も、ほぼ時を同じくして行方知れずとなる。

    国の拠り所となるべき二つの柱が一気になくなった。
    王・麒麟がともに王都不在ではあるが、蓬山に泰果は未だ生らず、白雉は二声を上げてはいない。
    玉座を空けているから。
    偽王が立ったから。
    だから国が荒れるのだろうか?
    だとしたら、王は玉座に座っていれば、それだけでいいということなのか。
    天の意は、私たちには図りかねるところがありすぎる。

    戴麒は蓬莱へ飛ばされていた。
    これは「魔性の子」と対をなす物語でもある。
    蓬莱へ戻った彼が受ける仕打ち。
    拠り所であるはずの家族ですら、どこか冷たい印象をぬぐえない。

    一条の光も見えない戴国。
    下巻で完結するとは思えない(というかもう何度再読したか判らないぐらい読んでいるので知っているのだ)けれど、
    どうか、あの純粋でやさしい泰麒に笑顔が戻りますようにと祈らずにはいられない。

  • この話は、「魔性の子」を読んでいないとおもしろさが半減すること間違いなしだが、新潮文庫版が出た今となっては無用の心配か。泰麒を救出できたのは延王尚隆の采配のおかげなのに、周りから言いたい放題言われてお気の毒。

  •  読み応えのある作品でした。
     陽子が登極してから2年後。慶もだんだんと落ち着いてきました。みんなに支えられながら王様をやってました。
     まだまだ自信なさげな陽子だけど、慶の官の人達がいれば、きっとだんだんと自信もついてくるのかなと思います。
     さて、本編は戴の話。
     ボロボロになった李斉が助けを求めて突然慶の王宮に乗り込んでくる。戴で何があったのか、泰麒がどうなってしまったのかが明らかになる。
     そして恐らく十二国の歴史上で初めて、国同士が協力して泰麒を探す。
     私が好きなシーンは雁王とたぶらかす(そそのかす、かな)陽子。うん、きっと良い王様になるでしょう。この2人のやりとり、また見たいですね。

     <以下引用>
     どうぞ、泰麒が戻ってきますように―李斉はその日、初めて祈った。(下巻p.112)

     今まで祈る、期待することができなかった李斉。風の海~で李斉と泰麒の関係を読んでいたから、とても胸がつまりました。
     どうして、本当にそう思います。驍宗、無事でいて欲しいです。でも、戴の民にとって死んでいたほうがいい、そんな悲しい意見もあります。
     早く続きが読みたいです。

  • 政治の世界は見えないことが多い。

  • タイキが王を選んだ後の話

  • その後の戴の話。

    泰麒が突然蝕により姿を消す。
    一体何者の謀反によるものか!?

  • 泰麒!泰麒めっちゃかわいい!なのにかなしい!なんであんなかわいそうなのかわいい…ってなりました。いろんな人の思惑が交錯する回で、続きが楽しみです。みんなそれぞれの考えがあって、それぞれの意思をもって動いていて、視点の切り替えが忙しいけどでもそれでそれで?って思わせるのはすごいです。そして陽子が頼もしくなってきていて、ほんとがんばれ!ってなります。かっこよくなってる!

  • 十二の国の王と麒麟のお話のそれぞれを追いかけてきただけに、時代が違うのだろうと薄らぼんやり思っていたので陽子とあの可愛らしい泰麒が関わる展開になるとはびっくり。
    今まで楽しんできた登場人物が関わり合い役者がそろったことに鳥肌が立ちました。

  • 再読!
    上下分けずに一冊で一気に読みたいな〜

  • どうなる戴国。
    王で在ろうとしながらも、個として人間臭い陽子が大好きだー。だからこそカッコイイ。

  • 下巻まで読了済。
    魔性の子の裏側のお話し。戴国の今後は是非読みたい。
    出来れば希望を持てるような物語を。

  • タイキの続編。物事を長い目で見る必要性。そんなにうまく事は運ばないのだ。

  • 下巻にまとめて。

  • いよいよ戴国の謎に迫る上巻。なんだか謎が深まっているような気もするよ。
    他の作品の登場人物が続々と出てきて楽しい。慶国はまだまだ大変なようだけど、馴染みのある官たちに囲まれた王宮の雰囲気は温かく、より王さまらしくなっている陽子を微笑ましく思う。
    戴国はどこへ向かっていくのか。あの李斎の痛ましい姿、回想から語られる戴国の悲惨な現状。上巻はとにかく回想や重い話が多くて気が滅入るのだけれど、もどかしさを感じながらも読まずにはいられない。

  • シリーズ6。泰麒が王を選定した後の話。謀反にあい、泰麒が蓬莱へ渡ってしまい帰ってくるまでの話

  • シリーズのなかではやっぱり景の国が1番すきだなと思う。陽子がたくましくてかっこいい。

  • 面白かった。政変のあった国の様子がありありと描かれている。リアリティがある。でも俺なら、順序立てて書くと思う。別に時折回想する形にしなくても支障はないはず。あとから布石を回収するように進めたいならまだしも。最初から、李斎の苦難に焦点を当てた書き方で良かったんじゃないかと思う

  • 舞台は戴極国。
    泰麒は何とか大役を果たし、泰王驍宗は未曾有の速度で、崩壊した戴国を整えていました。
    おころが、ある日突然、王と麒麟が揃って姿を消してしまう。

    面白かったは面白かったですが、結局、本作は上下巻でちゃんと完結せずに、顛末を語られることなく、話は中途半端に終ります。
    自分も含め、当時より多くの人が戴国の行方を心待ちにしたまま、10年以上待ち続けているわけですね。
    読み返すと、本作は風呂敷を広げる一方な気がします。
    天帝の存在であったり、不思議なだけであった様々な現象に一つの答えがあるような発言があったり。どうも『天帝=作者』というオチになりそうですが。
    であれば、広げた風呂敷は無理にたたまなくて良いから、戴国のその後だけでも書いて欲しいと思います。いつか、読める日は来るのでしょうか。

  • 表紙、挿絵が変わったので買い直して読み直しました。

  • 疾風の勢いで戴国を整える泰王驍宗は、反乱鎮圧に赴き、未だ戻らず。そして、弑逆の知らせに衝撃を受けた台輔泰麒は、忽然と姿を消す。

    徐々に戴の様子が明らかになり、疑心暗鬼にさせられる構成は見事です!
    物語が進むにつれ、最初の戴の順調な様子に胸がいたくなります。

  • 再々読。
    上巻部分では、泰麒の辛いところしか。。。
    泰王の行方について、すっかり忘れてるので、下巻が楽しみ。

  • 話の序章的な一冊。下巻が楽しみ。

    泰麒、泰王の行方知れずになるまでの戴国の様子が李斎視点で書かれているという感じ。

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黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)の作品紹介

登極から半年、疾風の勢いで戴国を整える泰王驍宗は、反乱鎮圧に赴き、未だ戻らず。そして、弑逆の知らせに衝撃を受けた台輔泰麒は、忽然と姿を消した!虚海のなかに孤立し、冬には極寒の地となる戴はいま、王と麒麟を失くし、災厄と妖魔が蹂躙する処。人は身も心も凍てついていく。もはや、自らを救うことも叶わぬ国と民-。将軍李斎は景王陽子に会うため、天を翔る!待望のシリーズ、満を持して登場。

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