古き城の住人 英国妖異譚(7) (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062557306

作品紹介・あらすじ

グレイの妹、ビヴァリーの誕生パーティーに招待されたユウリとシモン。ビヴァリーへの両親からのプレゼントは、天蓋付きのアンティークベッドだった。そのベッドに取り憑かれる恐怖を感じるユウリ。また、ビヴァリーも、その日から日に日に体力が弱っていった。アシュレイのコレクションだったという、そのベッドには、いったい何が-。

感想・レビュー・書評

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  • 読了。

  • 再読。
    グレイ家末娘のBDパーティ。ビヴァリーとドリー。アシュレイに牙w。釘と通り魔。

  • 2010年1月29日読了

    前回の展開から引き続き、ニヤニヤな展開が!ヽ(^o^)丿
    本調子じゃなかったアシュレイは、今回調子に乗りまくりです!読んでる最中、頬が緩みっぱなしだった。アレか、これが据え膳?いや、与えるだけ与えておいて放置する…放置プレイか!(ヤメレ)

    そんなわけで3人がきちんと揃ってのお話でした。
    いやー、前回の件でアシュレイがユウリに一目置いたのか、ある程度気を許し始めてるのか。以前より、妙に慣れ慣れしいというか。ちょっと積極的(笑)今までは傍にいたけど触れられる位置になかったのに、急に触れられる距離まで近づいてきた…みたいな。もちろん、持ち前のプライドというか意地悪さってのは健在だけどね。今回は少しだけ彼の考え方が周りと違うってので戸惑っていたらしきシーンがありましたね。ま、本人ではなくシモンが推測しているだけですが。

    そんなわけで、若干シモンが出遅れている感が否めない7巻です。
    今回はアシュレイに軍配…だよなぁ。そりゃ、シモンはアシュレイの言葉に傷ついたユウリを慰める美味しい役回りがあったわけですが、シモンは理性強いからな…(;一_一) なんていうか、友達関係壊すくらいなら一生片思いでいいみたいなドMさを感じます(待てww)反面、アシュレイは積極的なので2回もおいしい場面がありましたね!\(^o^)/ でも、ユウリが鈍感+無防備すぎて、艶聞尽きないアシュレイでも気が引けたか…?(笑)一緒に泊まった時なんて、アシュレイが不憫すぎてユウリを恨めしく思ったもんですwww でも、あの大物っぷりこそがユウリだと思うので良し!!
    アシュレイの愚痴に対して、呆れる前に同情しているシモンを見ていると「早くやっちゃえよ!(何をだwww)」と思わずにはいられない今日この頃です。シモンにもっとそういう濡れ見せ場を作って上げてぇぇぇ!ポルターガイスト発生時に、さりげなくユウリをかばうシモンが凄まじくユウリへの愛にあふれていた気がする(*´Д`*)

    ここまで読んできて今更だが、私はオカルト関連の事件解決云々よりも、そのことでバタバタしながらも学校生活エンジョイしてる彼らが好きなんだと思いました。てゆーか、学校の面々出てこないとちょっと寂しいよ(´o`)丿
    特にパスカル&ウラジミールがね、面白い!この2人、シモンの気持ち知ってんじゃないかなぁ?(個人的には、シモンはユウリへの気持ちに無自覚だと嬉しいし楽しい)でも、同級生の中で癒し系だと思うのはルパート。番外編での彼がとてもいい奴で株が急上昇したのだ。
    で、前巻でも言ってたけど後輩ならセイヤーズ。こいつはダークホースだと思う。いつかユウリとファーストネームで呼び合えばいいよ。そしてシモン&アシュレイが焦れればいいww

    …あれ?超本編の話スルーしちゃったヽ(^o^)丿
    なんだか気になる存在もいたんだけど、次出てくるまではきっと忘れているだろう(笑)しかし、"フォーダム家の秘密"とは何だろうか。母方の家系が霊能者だからという理由だけではなさそうな匂いがぷんぷんしますね!

    8巻は久々に学校に戻った話で、オニールが出張ってくるみたいなんで楽しみ★意外に彼のおちゃめなキャラ好きだよ!にやにやしながらシモンを見守ってそうなとこがいいwww

  • ユウリもずいぶんと強くなったねえ。
    フォーダムの謎が増えた巻。

  • 上級生のパーティーに呼ばれたシモンとユウリの話。

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著者プロフィール

横浜市在住。「英国妖異譚」でホワイトハート大賞〈優秀賞〉を受賞しデビュー。シリーズ化され大人気に。主人公たちの成長に伴い、パブリックスクールを卒業した後は「欧州妖異譚」シリーズとして書き続けられている。その他ホワイトハートでは、「セント・ラファエロ妖異譚」「あおやぎ亭」がある。「ヴァチカン図書館の裏蔵書」シリーズ(新潮文庫nex)、「琥珀のRiddle]「倫敦花幻譚」シリーズ(ともに新書館)ほか著作多数。

「2023年 『シモン・ド・ベルジュはかく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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