時の迷い子 (講談社X文庫 にA- 51 ホワイトハート 姉崎探偵事務所)

著者 : 新田一実

• 講談社 (2005年7月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ラクレットさんの感想 · 2022年9月25日]

意識を失った鴻を部屋に匿う大輔と修一のもとに、新たな依頼が舞い込んできた。行方不明になった友人が商店街に聳える欅の下に時折現れるのだ、と女は言う。大輔を伴い現場へと向かう修一。しかし、修一のみならず大輔にさえ幽霊らしき姿は認められない。仕方なく出直すことにした２人――そんな彼らを迎えたものは、意識を取り戻した鴻ではなく、現国魂!?
（2005年）