- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062562775
作品紹介・あらすじ
恋女房が宇宙飛行士になった!「自分の夢を叶えることに懸命になっていたら、亭主のことなんか忘れちゃったの」なんて女房に言われても、「オレはへっちゃらさ」と夫はヤセ我慢。別居結婚もいとわず、厳しい飛行訓練にがんばる妻を見守り、応援しながらもちょっぴりせつない心の内をポロリ。
感想・レビュー・書評
-
大変感じの良い暴露本。という趣かな。ただしこの本の出版年は1998年、今から20年以上前なのだということを頭に入れておかないと混乱する。ただ、「女性を差別していません、と口で言いながら心では差別している男」という直裁な言い方には悔しいながらも感心した。この社会は20年間ろくに進んでいない。
それはさておき、単純に面白い。一種のノロケですらある。まさに筆者は「チアキちゃんの助けにはならずとも邪魔だけはしない」なのだろう。でもそういう配偶者は良いものだと思う。
生真面目で素っ頓狂な女性と、いい加減でかっこつけたい男性という捉え方をすれば、物語としても大変面白い。しかも現実に向井千秋氏は宇宙を飛んだのだから、なおさら面白い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やりたいことを素直に応援するって大事だなと
性別の差について、夫婦だからこそ大事に発言しないといけないんだな。
むかいさんは本当に人を肯定的に捉える、良さを捉えるプロフェッショナル。この生き方楽しいだろう。 -
ずっと読みたかった本。この本を読んで向井千秋は、わたしの尊敬する女性の上位にランクインしてきました。向井千秋の夫向井万起男が書いた妻についてのエッセイ。あのかなりインパクトのある一癖も二癖もありそうなご主人をも、敬服させる千秋ちゃんの明るさ、前向きさ、それがどうやって培われたものなのか、それをどれほど夫がすばらしいと思っているか、それがしみじみと感じられる。
-
いやはや、おもしろ過ぎて続編までの3冊一気読み。語り口のリズム感とさらけ出しが絶妙、登場人物みんなサイコー過ぎます、さすがのご意見にも唸り、宇宙飛行ドキュメントは目が離せず、このエンターテインメントはすんごいことになっとります。「笑顔」、「青空」、泣きました。
-
配置場所:摂枚フマニオ
請求記号:080||K||*
資料ID:92031717 -
宇宙飛行士向井千秋さんの旦那さん、向井万起男さんによる、2人の出会いから向井さんの初飛行45日前までのエッセイ。向井千秋さんの人柄も面白いし、何と言っても万起男さんの赤裸々な気持ちや女房に対する愛情がみえて微笑ましい。明るくやる気をもらえるエッセイ。一気に読みました。
-
こういう本を書ける人って本当に面白い人だと思う。下巻もすぐに読もっと!
-
ずいぶん個性的そうな旦那さんだなぁと思って手に取る。
-
宇宙兄弟を読んで、この本にたどり着きました。
日本人初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんの旦那さんの書いた本ですが面白かった~。
当時の裏事情が面白くセキララに語られています。
普通じゃないかもだけど、ナイスコンビなご夫婦です!!
余談ですが、宇宙兄弟のジャクサの理事長かな?
向井さんの旦那さんそっくりで、うけました。
モデルにされたのかな(^O^) -
妻は無二の親友、こんな夫婦すてきだなぁ。