ねこのお医者さん (講談社+アルファ文庫 C 38-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062564977

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  • 20140418読書録「ねこのお医者さん」3

    著者 石田卓夫
    出版 講談社

    p236より引用
    “ねこにとってよい獣医さんの第一条件は、
    ねこの気持ちを理解してくれる獣医さんだと
    思います。ねこは自己主張が強くてデリケート、
    おまけに用心深くて人見知り。”

     目次から抜粋引用
    “ねこが健康に暮らすための環境作り
     病気予防のための食事とボディケア
     病気を早めに発見する健康チェック
     ねこのお医者さんによる病気カルテ
     よい獣医さんの選び方、教えます”

     ねこのウイルス感染症の研究で著名な獣医師
    による、ねこと共に生きていくために必要な
    知識を詰め込んだ一冊。
     ねこの住みやすい環境についてからねこの
    面倒を見てもらう獣医師の選び方まで、あら
    ゆる方面からねこについて記されています。

     上記の引用は、獣医師の選び方について
    書かれた章での一文。近くにこのような良い
    獣医さんがいてくれたら、どのような動物を
    飼うにしても安心ですね。しかし、困ったら
    獣医さんにかかればいいやと思うのではなく、
    普段から健康に気をつけてあげることが何より
    なのだろうなと思います。
     
    ーーーーー

  • 獣医師である著者のねこのための家庭の医学
    みたいな本。
    でも驚くような内容はない

  • 猫の家庭の医学。文庫の初版で2001年なので、獣医学で多少進歩があった部分もあるけれど、基本的なところは充分だと思う。<現在は、猫エイズのワクチンが一応あるとかね>/
    猫の病気の本というと、値段も高くて敷居も高く感じて、猫が健康な時には中々手を出しにくいものかもしれないけれど、これなら、猫と暮らし始めた、という人にも手にとれるし、凄く勉強になる一冊ではないかと。/ 
    私は、石田先生がリンパ腫に関して文章を寄せていたりする先生だったので、愛猫のリンパ腫をきっかけに購入したけれど、リンパ腫に関して凄く詳しくこれに載っている訳ではないが、買ってよかったと思う。

  • 猫の病気のことを詳しく書いている一冊。
    症状でどの病気か分かるようになっていて、対処法・治療法など飼い主の不安を安心に変えてくれます。
    うちの猫も何度かこの本にお世話になりました。

  • 分類=猫・病気。01年2月文庫化(94年3月初出)。)「猫とネコとふたつの本棚」→http://www.nekohon.jp/books/pitcairn-nekonoshokuji.html

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著者プロフィール

石田 卓夫
1950年東京生まれ。農学博士。国際基督教大学卒、日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)獣医学科卒、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。米国カリフォルニア大学獣医学部外科腫瘍学部門研究員を経て、1998年まで日本獣医畜産大学助教授。現在は、一般社団法人日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)会長、日本獣医がん学会(JVCS)会長、ねこ医学会(JSFM)会長、日本獣医病理学専門家協会会員および赤坂動物病院医療ディレクター。研究専門分野は、小動物の臨床病理学、臨床免疫学、臨床腫瘍学と猫のウイルス感染症。今後の研究課題として、培養幹細胞移入による免疫疾患および慢性炎症性疾患の治療がある。

「2020年 『伴侶動物治療指針 Vol.11』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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