江戸300藩 県別うんちく話 (講談社+α文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062567503

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  • 八幡和郎 著「江戸300藩県別うんちく話」、2003.6発行です。現在47都道府県ですが、地域性といいますか文化や風土のまとまりは、今なお昔の藩のまとまりが強く残ってる気がします。(藩だけでなく地勢的なものなども関係してるのでしょう)私は島根県で仕事した時、出雲、岩見、隠岐の地域の違いをまざまざと感じました。広島の場合、私は安芸で生まれ、備後で育ちましたが、子供だったからかあまり違いがわからないです。埼玉は長く住んでますが殆ど南部で、北部、東部、西部はこれから馴染みたいと思っています。

  • 文章が下手。読みにくい。大河ドラマへの言及、大名を演じた役者名の紹介は蛇足。藩という概念、飛び地については理解できた。

  • 300藩、300小選挙区、3000市町村という数字の意味。歴史本であり自治論・都市論本でもある。城下町は世界の奇跡であり、1600年前後のたった50年間で日本の都市構造の基盤はできた。明治はその遺産を引き継いだだけ、新建設された県庁所在地は札幌と宮崎だけであるというのも知らなかった。合併により市町村は半減し、参院選では合区も実施される。江戸時代賛否が今後も展開されていくのだろうが、歴史に学ぶ事の重要性は認識しつつも、その分析・解釈に誤りがないかを検証する必要もある。

  • 戦国時代から幕末までの統治機構の変遷を都道府県別に解説。守護地頭の時代から江戸大名の転封なども細かく記されていて情報量は多いものの、文章が稚拙でアタマに入らなかった。平易闊達な司馬遼太郎の文章ばかり読んでいると読解力が鈍るのかも。

  • 好きな分野。他の県民性の本と併せて読むと面白い。

  • なかなか面白い本。

  • 八幡和郎著「江戸300藩県別うんちく話」(講談社刊)を読みました。歴史の知らない部分が書いてあったので、結構面白かったです。織田信長の子供が江戸末期までどこにいたか、自分の故郷の近くには、どんな殿様がいたなど興味をそそります。説明の主体は、徳川家茂が大阪に移った後(慶応4年ごろ)を中心に説明しているので、幕末に近い時期です。そのため、全体的に分かるようになっています。興味があるかたは読んでみてください。

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著者プロフィール

1951年、滋賀県大津市に生まれる。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。北西アジア課長、大臣官房情報管理課長、国土庁長官官房参事官などを歴任。在職中にフランスの国立行政学院(ENA)に留学。現在は徳島文理大学大学院教授を務めるほか、作家、評論家として活躍中。著書は150冊を超え、ベストセラー『江戸三〇〇藩 最後の藩主』(光文社新書)のほか、近著に『365日でわかる世界史』『365日でわかる日本史』(清談社Publico)、『日本の総理大臣大全 伊藤博文から岸田文雄まで101代で学ぶ近現代史』(プレジデント社)、『日本人のための日中韓興亡史』(さくら舎)、『歴史の定説100の嘘と誤解 世界と日本の常識に挑む』(扶桑社新書)、『令和日本史記 126代の天皇と日本人の歩み』(ワニブックス)、『誤解だらけの韓国史の真実』『誤解だらけの平和国家・日本』『誤解だらけの京都の真実』『誤解だらけの皇位継承の真実』『誤解だらけの沖縄と領土問題』(イースト新書)、『消えた都道府県名の謎』『消えた市区町村名の謎』『消えた江戸300藩の謎 明治維新まで残れなかった「ふるさとの城下町」』『消えた国家の謎』(イースト新書Q)など、日本史、西洋史、東洋史から政治、経済、文化など多方面でリベラル・アーツを重視する斬新な視点で話題となる。

「2022年 『家系図でわかる 日本の上流階級』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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