ニーベルングの指環 下 (講談社+アルファ文庫 D 48-2)

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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062568715

作品紹介・あらすじ

R・ワーグナーが26年もの歳月をかけて作曲し、原作だけでなく、台本、演出も手がけ、しかもバイロイトに劇場まで建設したという大作「ニーベルングの指環」。下巻では、第2夜「ジークフリート」(全3幕、1871年完成)、第3夜「神々の黄昏」(全3幕、1874年完成)を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 絵がいい。

  • ハンス・ホッター風ヴォータン、考える男ミーメ、円状の舞台から登場するエルダ等、オペラ演出を参考にしていることがよく分かります。ただ、その他登場人物の服装が結構ファンタジーであったり、建物等が適当であったりと力の強弱ははっきりしています。池田理代子版と見比べると面白いかもしれません。

  • あずみ椋氏がマンガという世界で上演した、と言っても過言ではないワーグナーの楽劇。第二夜と第三夜。

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著者プロフィール

(Richard Wagner)
19世紀ドイツの作曲家・指揮者。ロマン派歌劇の頂点として「歌劇王」の別名で知られる。理論家・文筆家としても知られ、音楽界だけでなく19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした。1813年、ライプツィヒに生まれる。1831年、ライプツィヒ大学に入学して哲学や音楽を学び、翌1832年には交響曲第1番ハ長調を完成させた。1839年パリへ移住するが認められることはなく、1842年ドイツに帰る。1849年、ドレスデンで起こったドイツ三月革命の革命運動に参加するが、運動は失敗したため指名手配され、チューリヒへ逃れて数年間を過ごす。本書収録の論考はこの亡命期間中に執筆された。1864年、バイエルン国王ルートヴィヒ2世から招待を受ける。しかし、すでに噂となっていたリストの娘で指揮者ハンス・フォン・ビューローの妻だったコジマとの仲を王も快く思わなかったことから、翌年スイスへ移り、ルツェルン郊外の邸宅に住んだ。1872年、バイロイトへ移住し、ルートヴィヒ2世の援助を受けて、彼自身の作品のためのバイロイト祝祭劇場の建築を始め、1876年に完成した。1882年、最後の作品となった舞台神聖祝典劇『パルジファル』を完成。このころには祝祭劇場と彼の楽劇はヨーロッパの知識人の間で一番の関心の的となった。1883年2月13日、ヴェネツィアへの旅行中、客死。

「2012年 『友人たちへの伝言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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