気楽なさとり方10のステップ (講談社+アルファ文庫 F 43-1)

著者 : 宝彩有菜

• 講談社 (2004年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[angericoさんの感想 · 2011年5月17日]

宝彩さんの瞑想の本も、科学に基づき書かれていたとおり、この本も現実主義の人にわかりやすく説明している。
が、噛み砕きすぎて、私にはかえってややこしかった。
またスピリチュアルな観点から見ると、多少違う部分もあり、少し理解しがたい部分も。
しかし、悟り、解脱、気付きの概念はしっかりと書かれていた。

とにかく物事は頭で理解してからじゃないと先に進めない、という人向きだと思います。

理屈は抜きにして感覚で進める人はQE瞑想のほうが簡単かも。

私の周りにこの本が必要な人も見当たらないので、古本屋さん行きが決定しました。

[まっきんさんの感想 · 2006年7月16日]

「十牛図」というさとりのステップを表す図を、老師と弟子のやりとりでわかり易く解説。１０のステップ＋αで、どのように欲をコントロールするのかが書かれています。何度も読んでると自分を少しはコントロールすることができそうです。

著者プロフィール

広島県生まれ。瞑想家、エッセイスト。大阪大学経済学部を卒業。宝彩瞑想システム研究所所長をつとめ、日常生活でできる瞑想法を実施、指導して十余年になる。また、自身の瞑想体験から、深い人間心理の洞察に基づいて書かれた作品には定評がある。

「2015年 『心がどんどん明るくなる！ お釈迦さまの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」