- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062570039
感想・レビュー・書評
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マンガだと、わかりやすく丁寧にって感じがして
手に取る方も多いかもしれません。
でも、これだけの内容を懇切というわけにはいかなかったようです。
二冊に分冊して、もっと丁寧に展開してゆけば、
マンガのよさも生きた感じがしました。
入門するにも再入門するにも、もっとほかの本を
あたったほうが良いでしょう。
他の本で入門が済んでいれば、この本は面白く感じられると思います。
同じ作者のマンガ幾何入門 (ブルーバックス)のほうが出来が良かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
単にわかりやすいだけでなく、深い!微積分をやるメリットがわかるので、納得しながら読み進めることができる
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微積分のそれぞれの基本とともに歴史、やや難しい場合についてもマンガの中の図を使って説明していてわかりやすい。
例題も、トイレットペーパーの長さを実測しないで求めるとか、大根を薄く切って体積を求めようなどが面白かった。
一度は読んでみると、微分積分がわかりやすいと思う。 -
高校数学の復習になった
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(2005.07.28読了)(拝借)
副題「楽しく読めて、よくわかる」
「心は孤独な数学者」藤原正彦著を読んだらニュートンが出てきたので、神さんの本棚に、「マンガ・微積分入門」があったのを思い出して読んでみました。(神さんは数学が苦手なのですが、興味はあるようで、読んでみようとして買ったようなのですが、挫折して積読になっていました。苦手と嫌いは違うそうです。もちろん好きと得意も同じではありません。)
「微分積分」がでてきたとき、「微分積分は数学ではない」という人たちもいたそうです。自然現象への応用に直結してしまうものは、数学としては、レベルが低いという考え方は数学者の間には、伝統的にありますし、微分・積分をやる上で重要な役割を果たしている無限の定義が明確でなかったということもあります。ニュートンの通称「プリンキピア」(「自然哲学の数学的原理」1687年)が刊行されてから200年後にデーデキントが「数について」(1872年)で定義して、やっと解決に至った。
大学受験の頃には、物理の「力学」の問題を解く時に微分の考え方を使うと、解きやすいのでありがたかった。実際の入試の時の物理の問題でも、「力学」の問題が出題されていたので、ありがたかった。今はすっかり忘却の彼方になってしまった。
読み終わって、駄洒落の豊富さに感心した。ただ、マンガにすると分かりやすくなるかというと、必ずしも分かりやすくなるわけではないことが分かった。微分積分を学習中の人が、副読本として読むと理解の助けになるかもしれない。
積分の考え方は、古代のアルキメデスの時代からあり、微分については、ニュートンの時代になって初めて出てきているのに、この二つが、逆演算と言う切っても切れない関係にあるというのも不思議である。
●関連図書
「数について」デーデキント、河野伊三郎訳、岩波文庫、1961.11.16
著者 岡部 恒治
1946年 札幌市生まれ
東京大学理学部数学科卒業
専攻 位相幾何学
(「BOOK」データベースより)amazon
誰もが一度は苦労する微積分。でもその考え方は意外と身近にある。基本からていねいにときほぐした画期的マンガで、気がついたときにはすっかり理解。新幹線の速度やダイコンの輪切り、人工衛星の軌道など、中学生でもわかる楽しくてためになる数学マンガのバイブル。 -
微積分はマンガにすると、これほど分かりやすいのかと驚かされた。
文系にも分かりやすく、数字嫌いの人も進んで計算したくなる。 -
¥0→¥100