秋山仁の遊びからつくる数学: 離散数学の魅力 (ブルーバックス 1007)
- 講談社 (1994年2月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062570077
作品紹介・あらすじ
人も知る通り、グラフ理論の世界的数学者秋山仁は、少年時代は"落ちこぼれ"だった。しかし、遊びの中で物を創る喜びと自然の不思議さを脳裏に刻んだアンビシャス・ボーイは、未開拓だったグラフ理論に遭遇すると"水を得たサカナ"のように活躍を開始した-。視覚的でわかりやすいグラフ理論の考え方と魅力を紹介しつつ、数学が好きになる方法や受験数学とは一風違った現代数学とのつきあい方、子どもをダメにする教育の問題点などなど、知ってタメになる本音の話を気鋭のサイエンス・ライターと縦横に語りつくす。
感想・レビュー・書評
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対話形式で、本の作り方としては粗放だが、内容的にはよい。グラフ理論の10の例題も初心者には、適切だ。また書籍を通じて、数学に、学問にむかう姿勢、教える側のあるべき姿を語っている。同氏の本を読んだのは初めてだが、他の本でも焼き直しで同じような展開になっていたら、閉口するだろう。この内容と展開は、本書だけとして戴きたい。とすると、この視点は他の本では使えない。たくさん本を出されているので、重複しないで書けていたらすごいね。一日でよめる。いい人だね。品川区図書館にある。
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