活性酸素の話―病気や老化とどうかかわるか (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
3.55
  • (2)
  • (2)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062571388

作品紹介・あらすじ

肌のシミからガンの原因としてまで話題になっている活性酸素だが、その割には正しく理解されていないようだ。「活性」とは何か、フリーラジカルとは何なのか?体内でどのように生成されるのか?なぜ老化やガン、糖尿病、アルツハイマー病からその他、若い人の美容と健康にまでかかわるのか?専門用語をなるべく使わず誰にでも親しみやすい対話形式で語り、しかも、活性酸素の作用の本質がしっかりわかる初めての書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
    東大OPACには登録されていません。

    貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
    返却:物性研図書室へ返却してください

  • フォトリーディング&高速リーディング。
    対話形式の文なので速読は難しいと思った。内容的には面白く分かりやすい。ただ20年も前の本なので、活性酸素の説明が最新かどうかに不安がある。おそらくもっと新しい研究があってしかるべき。アポトーシスの説明もいまは遺伝子的な説明になっていると思うが、他の説も同時に本書では説明していた(本書では活性酸素の説を最も有力と説明)。私の理解ではアポトーシスは自己プログラミングと、他のブルーバックスの本に書いてあったように記憶する。こういった科学系の本は古い十勝が下がってしまうと感じた。

  • 一重項酸素の説明が秀逸。生物学を専攻すると、活性酸素種を理解する上で量子化学という概念につまづいてしまう。他の活性酸素種は不対電子があるということで理解してきたけれど、一重項酸素に至っては全然分からなかった。光化学の教科書は初心者に排他的だという印象すらもってしまう。そうした経緯で、この本における説明は自分の中で一重項酸素を理解するきっかけになった気がする。もう一度今まで理解できなかった文献にあたり、理解を試みようと思う。

  • とても面白く分かりやすい。

  • 途中まで既読

全7件中 1 - 7件を表示

永田親義の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×