クォーク 第2版 (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
3.74
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本棚登録 : 473
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062572057

作品紹介・あらすじ

すべての物質は何か共通の基本的な材料からできているのではないか?この考え方から出発して、物質の究極的構造を求め、それを支配する基本法則を探る素粒子物理学。それがどのように発展し、どこまで来たかをトップ・クォークの発見を踏まえて見渡し、解説する。

感想・レビュー・書評

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  • 難しい。しかし、物理学の美しさを感じ取れる良い本と思う。素粒子物理の歴史を概観し、クォークを手がかりに大統一理論、超ひも理論に至るまで、素粒子物理の夢を共有できる。大学時代にわくわくした物理学を少しだけ思いだした。

  • 素晴らしい。後半特に、良く理解したとはとても言い難いが、それでも、それを含めて、とても面白かった。なんでもっと早くこれを読まなかったか。「量子革命」があまりに面白かったので、同様にその先の進展も、全体を俯瞰でき、かつ発展の経緯を詳しく知りたいと思い、物色して出会った本。
    素粒子や強い力、弱い力など、今までいろんな啓蒙書で、うわべだけの理解で実はよくわかってなかった、と改めて思った。

  • 背ラベル:429.6-ナ

  • 竹内薫 「書く、話す、知的アウトプット術」
    にて推奨

  • 思ったより難しくて中断した

  • 【要約】


    【ノート】

  • -108

  • 素粒子物理学のその基礎と歴史を概観する良書。ただ、色々な言葉、概念が表れてきてだんだんと頭が付いていけなくなる(汗)。ノーベル物理学賞受賞の南部陽一郎先生の著作。

  • 正直言って、物理の基礎知識がないと相当骨が折れます。しかし、数式をほとんど使っていないので、頑張れば誰でも理解することができるようになっています。ちゃんと理解したい人は、やはり読むべきでしょう。

  • 1998年刊行。数式はほとんどないが、実に難しい。要再読。

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著者プロフィール

シカゴ大学名誉教授,大阪市立大学名誉教授。理学博士(東京大学)。
1921年生まれ,東京帝国大学理学部卒。
大阪市立大学理工学部助教授,同教授,プリンストン高等研究所研究員,シカゴ大学助教授,同教授を歴任。
2008年ノーベル物理学賞受賞。
主な著作
『クォーク(第2版)―素粒子物理はどこまで進んできたか』(講談社,1998年)
『大学院素粒子物理(1)―素粒子の基本的性質』(中村誠太郎編,共著,講談社,1997年)

「2013年 『宇宙と素粒子のなりたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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