英語リスニング科学的上達法: 上達への近道はある (ブルーバックス 1206)
- 講談社 (1998年3月1日発売)
本棚登録 : 89人
感想 : 3件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062572064
作品紹介・あらすじ
自分の実力を確かめるテスト、高める訓練。アメリカ人との聞き方の違いを確かめられる実験。今すぐにはじめられる多彩なソフトを、付属CD‐ROMに収録!音声科学の成果に基づく学習法を、読んで、聞いて、見て体験しよう。
感想・レビュー・書評
-
英語学習を再スタートしようとしている全ての日本人に薦めたい一冊。画期的ですよ。正に、日本人が英語を学ぶ時に知って欲しい近道。
自分が人に英語を教える時には、母音の違いを、この本に出てくる「フォルマント分析」によって教えています。母音が、そもそも音として違うんですね。わかっちゃいるけど、それが科学的に図式化されているのが素晴らしくわかりやすい。
成り立ちも構造も発音、というか音そのものも、何もかも違う言語を学ぶんですから、何がどう日本語と違うのかを教えたいもんです。
私はこのフォルマントの図を見て、音を図式化して異なる場所にあるという概念が、単語の意味の領域というか範囲にも適用されるべきだと考えています。意味の範囲が、異なるんですからそれを丸ごと覚えないといけないんですね。全部の単語で。それは膨大に覚えることがあるって事を意味しますが、つまり同時に、限りある時間の中で一部の単語の意味しか覚える努力をしてはいけない事も教えてくれました。
そんなこんな、もともとアナログな事を図式で理解させてくれた事に感謝します。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全3件中 1 - 3件を表示